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子どものストレスは、「なくす」だけじゃない

Q.教員志望の大学3年男子です。
ストレスで子どもの心が弱っている時に、教員としてできる方法は、何かありますか?

A.まずは子どもの表情や言動を観察して、子どもの様子に気づくことです。
そこで「何かいつもと違うな」と気になる場合は、何かあったのか話を聞きます。

子どもが話してくれた場合は、一緒に解決法を考えます。
子どもが話さない場合は、今はまだ話さず、自分の力で何とかしたいのかもしれません。

その場合は深追いせず、「じゃあ、何かあったら言ってね。いつでも話を聞くから」と伝えます。
ただ、その場合も行動観察は続け、他の教員にも様子を見てもらいます。
以上が基本的な対応です。

では、子どもを取り巻くストレスには、どのようなものがあるのでしょうか?

①友人・異性関係
②いじめ
③教員との関係・部活動等の、学校生活全般
④習い事
⑤勉強・進路
⑥家族との関係
⑦虐待・貧困・ヤングケアラー等の、家庭生活全般
⑧性的マイノリティ等を含む、自分自身の性質・性格
⑨健康状態
⑩発達関係・精神疾患等、精神医学に関わること⑪非行

…枚挙に暇がありません。
それぞれについて記事が書けそうです。

項目が多かったのでまとめましたが、「これとこれを一緒にすな!」というお叱りを受けそうです。
その際はご容赦ください。

さて、これらのストレスには、程度や種類によりますが、「減らしたほうが良いもの」「減らすのが難しいもの」「無理に減らす必要がないもの」「捉え方によって減るもの」があります。

これらが重なっている項目もあります。
オリンピックのマークのような、ベン図をイメージすると良いでしょう。

・減らしたほうが良いもの…いじめ、虐待等
・減らすのが難しいもの…貧困、発達関係、治療が難しい健康状態等
・無理に減らす必要がないもの…友人・異性(デートDVを除く)関係、自分自身の性質・性格等
・捉え方によって減るもの…多くの項目

個々のストレスはケースバイケースなので、上記に当てはまらないこともたくさんあります。
それが前提ですが、上記を参考に、

1.減らしたほうが良いものは、減らす方法を考えます。
2.減らすのが難しいものは、対策を考えながらも、どう付き合って行くのかを考えます。
3.無理に減らす必要がないものは、ストレスはあるものとして、乗り越える方法を考えます。
4.捉え方によって減るものは、付き合い方、乗り越え方を考えます。2.3.を含みます。

2.3.4.のキーワードは、「リフレーミング」です。
私が毎晩記事にしているのは、実はほとんどがこれです。

リフレーミングは、「なんか辛いなー」という状況を、「おー、そんな捉え方があるんだね。そう捉えれば、ちょっとはラクだわ」という心境にします。
これは子どもに限らず、大人もそうです。

リフレーミングに慣れると、自分なりのリフレーミングを思いつくことができます。
まずはあなたがリフレーミングを参考にして、子どもと一緒に考えてみてください。

ただし、ストレスが身体症状になって生活に支障をきたす場合は、医療機関の受診も検討してください。

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