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玲。展。その2 作品解説

2024年12月20日~22日の3日間、
イロリムラで行われた「玲。展。その2」に
なんと人生初のカメラで参加しました。

テーマは「オズの魔法使い」

つらつらと解説を書いていきます。


1、オズの魔法使いって?

そもそもオズの魔法使いの物語を最後まで知っている人ってどれくらいいるでしょうか。

今回の展示で約50名くらいの方に作品の解説をさせていただきましたが、「知ってます!」と答えてくださったのは10%満たないくらいだったかなと思います。

実際私もあんまり知らなかったので、今回の展示のためにかなり読み込みました。

以下、すご~~くざっくりした私的あらすじ。

異世界転生っていうだけで全て通じたので
異世界転生ってすごいなって思いました。

興味を持たれたらぜひ読んでみてください。
個人的推しは臆病なライオンです🦁

2、展示作品の話

あらすじの次は展示作品のお話。

構成は真ん中にメイン写真と、
それを囲むように4枚の写真にしました。

もっと全面使ったり小さなお写真を色々散りばめる案もありましたがシンプルにしてみました。

台の上の絵本は写っているのと同じもの。
銀の靴はドロシーをイメージして置きました。

なんとなく勘のいい方はあらすじと配置で「あ!」となってくださっていましたが、今回の展示は真ん中はドロシー、上下左右は東西南北4人の魔女をそれぞれイメージして組んでいます。

↓イメージとそれに合わせて施した加工をそれぞれ↓

魔女

倒される東の悪い魔女。
古い価値観、衰退をイメージして
額と写真を燃やしてみました。
西の悪い魔女。
頭がよく狡猾。試練を与える存在。
緑の肌を持つ魔女なので現像は緑寄りにして、
装飾はシンプルにしました。
北の良い魔女。道標のような存在。
華やかさを出すため額はネイルで塗装、
写真にはストーンを貼りました。
心優しい南の良い魔女。
大地のような広い心。許しを与える存在。
静かな写真に映えるシンプルなお花を添えました。

そしてメインのドロシー。

可愛いドロシー。これは6年前のお写真。
2つの額をくっつけて取っ手で
額を開けるようにしました。↓↓
美しいドロシー。第二のメイン写真。
こちらは今年のお写真。
蝶番が売っていることを初めて知りました。

感想を聞かせていただいた限り、皆さんの目を引いたのは焼いてる東の魔女とメインのドロシーかな。

でも写真的に好きと言っていただけたのは西の魔女。
ここの写真全部玲ちゃんの表情よくて、私も1枚に絞るのかなり難しかったです。

全部組むのに掛かったのは大体20時間くらい。
西と南は刺したり入れるだけだったので一瞬でしたが
他がなにかと時間かかりました。

やりたいことが多すぎた。

3、4人の魔女とドロシー

では次は、何故この形式で4人の魔女とドロシーを展示したのかという解説です。

私と玲ちゃんが出会って約6年。
その間にお互い色々なことがありました。

特に女性は、それまで耳にすることのなかった、嫌な言葉がどんどん聞こえてくる時期です。

SNSの世界ではそれが正しい意見のように感じられ、自分を好きでいられないこともありました。

でも、そんな理不尽に一緒に悲しんだり時々怒ったりしつつも私たちは折れることなく、玲ちゃんはずっと玲ちゃんのままで、私もずっと私のままでした。

結局、嫌な言葉を鵜吞みにして自分の限界を決めたり「もうだめだ」と心に蓋をしてしまうのも、反対に心地の良い人達と関わりを持ったり、心を整えて自分自身を救うのも、全て自分自身にしかできないことなんだと思います。

物語の中でドロシーと4人の魔女は別々の存在として登場し、魔女はドロシーに倒されたり試練を与えたり、助言をしてくれたりと様々な役割を果たします。

でも本当はドロシーと4人の魔女は別々の存在ではなく、魔女はドロシーの心の中に存在する個々の感情で、彼女は物語の最後、他人の力ではなく自分で試練を乗り越え、自分を救い、お家に帰れたのではないかな。そうだったらいいな。

という意味を込めてドロシーを囲うように4人の玲ちゃんを配置し、タイトルを「心に宿る4つの魔法」にしました。

4、ドロシーを見開きにした理由

上記のようなテーマはすぐ浮かんだものの考えるのはそれだけではなく、今回の展示で一番大切なのは「新旧の対比」でした(展示全体のメインテーマ)

なので、昔の写真をドロシーに見立てて、周りを新しい写真にすればテーマに添いつつしたいことも出来るなと思いつつ、構想を練る日々。

でも考えれば考えるほど、昔の写真だけをドロシーとして飾るのは私の感情に合わないなと悩み始めました。

だってなんかそれだと昔の玲ちゃんだけが少女って言ってるみたいじゃない?玲ちゃんは今も昔も赤ちゃんなのに???

こんな感じです(ちょっと意訳)

見開きの上部分のお写真。
昔の写真で魔女を表すならこれだったかもな集と、
メインにするか迷ったドロシー。

そこから色んな人に相談したり構想を練り直すことで、昔のドロシーを開くと今の成長したドロシーが現れるようにしたい!しよう!と奔走した結果が、この形でした。

私にとって、玲ちゃんは何歳になっても自分の感情に向き合える、美しくて儚くて、強くて可愛い最高の女の子なんだよ。

そんな気持ちが伝わればなと思います。

ドロシーの見開きは私から玲ちゃんへの特大のラブレターでした。恥ずかしい。(観に来てくださった方に結構からかわれました)

最終日の搬出前ギリギリ。
近年稀に見るくらい玲ちゃん頑張ってた👏

5、最後に

というわけで初めての展示は沢山の方のご協力のもと、なんとか形になって終えることができました。

東の魔女を燃やしすぎた時と、北の魔女のモチーフがくっつかなくて額をダメにした時と、搬入日に1人で真っ白の壁の前に立った時は「あ、これは詰んだな」と絶望しましたが(多い)色んな人に褒めていただけて嬉しかったです。

カメラマンとして参加することは今後ほとんどないかと思いますが、自分が経験することで普段展示してくださっているカメラマンさん方の苦労や愛が分かって良い勉強になりました。

長々と読んでくださってありがとうございました🌸

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