あの夏に祈りを込めて
8月には、忘れてはならない日が何日かある。
その中の1日、8月12日。
起きてしまった大惨事。
取り返しのつかない出来事。
今だ完全に究明されていない真実。
大きく変わってしまった多くの人たちの運命。
楽しいはずの夏休みを一変させたあの日。
航空史上最悪の事故の一つである日航機墜落事故(S60. 8.12)。
犠牲者520名。生存者4名。
時は流れ、継承されていく事故の記憶。
遺族たちの活動でできたという『日本航空安全啓発センター』。
墜落時刻で止まった時計。
犠牲者が墜落間際に走り書きしたメモ。
破損した座席…
そして、数々の遺留品とともに展示されているという垂直尾翼の残骸。
それらは犠牲者たちの声なき声。
事故の様子を目に見える形で今に伝えるこのセンターの予約は絶えないという。
空の安全に終わりはない。
本日は、犠牲となった人たちに静かに祈りを捧げる日。
