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『紙の盾』 (ID-P2-07ex2)現像ノート

『紙の盾』(ID-P2-07ex2)のメイキング記録です.

本編を先にご覧くださると、より楽しんでいただけると思います.

このシリーズの記事は、ポートレート集として随時、
こちらのマガジン『Abeyance』に収録しています.

基本的には、上のマガジン(無料)から
ポートレイト本編を楽しんでいただければ
嬉しいです.

ぜひ他のシーンもご覧になってください.

表面的には忘れているけれど、
胸の奥に密かに留め置かれている(Abeyance)
されている記憶.
それをたぐるきっかけにしていただけたら、
と願いながら書き続けています.

***

ここから先は私的な「暗室」です.

一枚のAIポートレイトを現像・定着するまでの
プロセスを、ご関心をもっていただけた方にだけ
向けてお話しします.

- 前後のストーリーの、作者本人による解説
- 実際に使ったプロンプトそのもの
- 表には出なかった幻のボツカットたち

などをアーカイブしています.

たとえばこのようなボツカット.
本編に掲載した画像と競っていたものです.

背後の「モブ君」たちがやや暗く、逆にヒロインの表情に光があたっているため、自然に視線が集まります.右の女生徒たちもいかにも噂好きそうな「三羽ガラス」感がよく出ている、と感じました.

今回はこの画像がダメだったというわけではなくて、本編の画像がイメージによくハマったということで、こちらは次点となりました.

本編はアングルが傾いていて、状況の不安定さ・不穏さがよく出ていると感じました.

***

純粋に作品だけを味わっていただけるよう、ここから先の制作過程は、有料エリアに置かせていただくことにしました.本編の最終的なプロンプトも完全に公開しているため、私の創作の裏側にさらに深く触れてみたい方に手にとっていただければと思います.


ID-P2-07ex2 のストーリー・イメージ(前編)

このシーンを作るにあたり、思い描いていたシーンは次のようなものです.

先に教室に着いて、ヒロインの登校をまちわびている少年・僕

すると、いつもの喧騒とは質のちがう大声や笑い声が、
廊下から近づいてきます.

何事だろう、と思って廊下に出ると、
驚いたことにその喧騒の中心に意中の人が.

二、三人の男子が、なにやら雑誌を開きながら凛に声をかけている.

その瞬間、少年・僕の脳内に、
いろいろな思考と感情が巡ります.

何が起きた? 彼らはなぜ騒いでいる?
絶対に声をかけられない彼女に、気安く踏み込むな!
あの雑誌は何なんだ??

(後編につづきます)

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5,954字 / 3画像
この記事のみ ¥ 500

ポートレイト集『Abeyance』のそれぞれのシーンのストーリー解説、採用しなかったカットたち、プロンプト、制作時に悩んだ点などアーカイブしています.作業の裏側や考え方など、表側から一歩踏み込んで、よりディープな情報を得たいと思ってくださる方向けの内容です.

ポートレイト集『Abeyance』のそれぞれのシーンのストーリー解説、採用しなかったカットたち、プロンプト、制作時に悩んだ点などアーカイブ…

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