『ある雨の日』 (ID-P2-04c)現像ノート
『ある雨の日』(ID-P2-04c)のメイキング記録です.
本編をまだ見ていない、という方はぜひ下記からご覧ください.
このシリーズの記事は、ポートレート集として随時、
こちらのマガジン『Abeyance』に収録しています.
基本的には、上のマガジン(無料)から
ポートレイト本編を楽しんでいただければ
嬉しいです.
ぜひ他のシーンもご覧になってください.
表面的には忘れているけれど、
胸の奥に密かに留め置かれている(Abeyance)
されている記憶.
それをたぐるきっかけにしていただけたら、
と願いながら書き続けています.
***
ここから先は、一枚のAIポートレイトが
現像・定着されるまでの、
私的な「暗室」です.
- 切り取ったシーンの前後にあるストーリー、
- どのようなことば(プロンプト)をAIに投げかけたのか.
- そして、表には出なかった幻のボツカットたち
などをアーカイブしています.
次の画像は、本編に採用しようかと
最後まで迷っていたものです.

本編採用した画像と構図などはほぼ同じですが、
雨垂れがより強く描かれています.
雨垂れ、雨音、雨の匂い.
どのイメージでテキストをまとめようかと迷いに迷って、ご覧いただいた本編画像を選んだのですが、その結果、上の雨垂れ画像は却下となりました.
別な詩にしていたら、こちらを採用していたかも知れません.
***
純粋に作品だけを味わっていただけるよう、ここから先の制作過程は、有料エリアに置かせていただくことにしました.本編の最終的なプロンプトも完全に公開しているため、私の創作の裏側にさらに深く触れてみたい方だけに、手にとっていただければと思います.
ID-P2-04c のストーリー・イメージ(前編)
このシーンを作るにあたり、思い描いていたシーンは次のようなものです.
ある雨の日の休み時間、
湿った空気でよどむ教室の外
ヒロインはひとり、
窓についた雨つぶを見ています.
彼女はいつも、若い学生たちの
喧騒の外側にいて、
少年・僕はそんな彼女を、
これまでずっと見続けてきた.
声をかけるチャンスは、
いくらでもある.
でも彼女への思いが強いほど
その勇気が出せない.
(後編につづきます)
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ポートレイト集『Abeyance』のそれぞれのシーンのストーリー解説、採用しなかったカットたち、プロンプト、制作時に悩んだ点などアーカイブ…
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