【無料】叡智学園の三者懇談──わが子の「学校での顔」を知ることができる特別な時間

はじめに

「うちの子、学校でちゃんとやれてるのかな」

寮に送り出してから、この問いが頭をよぎったことがある保護者の方は多いと思います。週末に帰省してきても、「楽しかった」「疲れた」くらいの言葉しか出てこない。学校での様子を細かく話してくれるわけでもない。

それが叡智学園の三者懇談では、一気に解消されます。この記事では、叡智学園の三者懇談がどのような場で、何が分かるのかをお伝えします。受験を検討中の方にも、入学後の生活をイメージしていただく参考になれば幸いです。

年3回、学期末に行われる三者懇談

三者懇談は1学期・2学期・学年末の学期末に1回ずつ、年間3回実施されます。1回あたりの時間は30分です。

原則として対面での実施ですが、遠方の方などの事情に応じてZoomでの参加も可能とのことです。ただし、次の項でご説明するように、多くの方にとって長期休暇前の帰省とセットになることもあり、対面参加が多い印象です。

三者懇談の日が「特別な日」になる理由

三者懇談は学期末、つまり寮が閉寮して長期休暇に入る前のタイミングに行われます。そのため多くのご家庭では、懇談が終わったその日にお子さんと一緒に帰省するスケジュールになります。

この日は、保護者にとっていくつもの「まとめてやること」が発生します。

まず、衣替えや成長してサイズが合わなくなった服の入れ替え。そして普段はなかなか丸洗いできない布団カバーやシーツなどの寝具類も、このタイミングでまとめて持ち帰ります。加えて、お子さんの部屋を掃除してあげることも、この日ならではの光景です。

県外から参加される方は大きなスーツケースを持参して、洗濯物や荷物をまるごと持ち帰るという方も少なくないとのこと。受験前から「三者懇談の日はこういう日なんだ」と知っておくと、入学後の生活がより具体的にイメージしやすくなるかと思います。

予約は早い者勝ち──希望の時間帯がある方はご注意を

懇談の予約はGoogleフォームで希望時間を申し込む形式です。ちょうど帰省のスケジュールと重なることが多いため、早い時間帯から順に埋まっていく傾向があります。「新幹線の時間に合わせてこの時間帯がいい」という希望がある方は、予約開始と同時にアクセスすることをおすすめします。

三者懇談の中身──最初に動くのはお子さん自身

さて、懇談そのものの流れはどのようなものでしょうか。特徴的なのは、最初に子ども自身が今学期を振り返るプレゼンを行うことです。

内容は「頑張ったこと」「気づき」「次の学期への改善点」など。自分の学期を言語化して保護者と担任の先生に伝えるこのプレゼンは、まさにIBプログラムが大切にしている「内省と発信」の実践といえます。子どもがどんな目線で自分の学校生活を捉えているかが、親にも伝わる瞬間です。

その後、お子さんのプレゼンを受けて保護者がコメントし、担任の先生が普段の様子を補足するという流れで進みます。

担任の先生が教えてくれる「日常のわが子」

三者懇談の場で多くの保護者が感動するのは、担任の先生がお子さんのことをどれだけ細かく見ているかを実感するときです。

授業中の何気ない一言から、そのお子さんらしい長所を見つけて言葉にしてくれます。また、睡眠が取れているか、食欲はあるか、体の調子はどうかといった生活面の様子も日頃から観察しており、適切なアドバイスをしてくれます。

週末に帰省しているご家庭であっても、子どもが自分から学校での様子を詳しく話してくれることはあまりないもの。「学校では友達とうまくいってるかな」「授業に苦労していないかな」という親心の疑問が、この30分で一気に解消されます。

学年末の懇談では成績表も手渡しで

1学期・2学期の懇談に加えて、学年末の懇談はひとつ特別な意味を持ちます。

IBプログラムでは各科目に「サマティブ(Summative Assessment)」と呼ばれる課題レポートがあり、学年末にはそれらの評価をまとめた成績表が手渡しで渡されます。各科目のパフォーマンスを振り返る機会として、担任の先生と一緒に確認できるのも、この時間ならではです。

この30分が「叡智学園にしてよかった」と感じる瞬間になる

三者懇談に参加した保護者の方から聞こえてくる言葉として、よくあるのが「叡智学園に入れてよかったと一番実感できる場」というものです。

プレゼンで成長した姿を見せてくれた子ども、それを丁寧な言葉で肉付けしてくれる担任の先生。この場で語られる話は、テストの点数や偏差値とは全く違う次元のものです。「自分でしっかり考えて行動しています」「こういう場面でこんなことを言っていて、驚きました」──そんな言葉が、受験からの積み重ねをすべて肯定してくれるような瞬間になることが多いようです。

おわりに──学校を選ぶということは、関わり方を選ぶということ

三者懇談の在り方は、学校の教育観そのものを映し出していると思います。子ども自身が自分の学期を振り返って発表し、保護者がそれを受けて対話し、担任の先生が日常の観察をもとに補完する。この構造は、「正解を与える場」ではなく「対話と内省を通じて成長する場」というIBの理念と一致しています。

叡智学園への進学を考える際、授業内容やカリキュラムだけでなく、こうした日々の仕組みや保護者との関わり方も、学校選びの大切な視点になるのではないかと思います。

受験に向けた学習情報は、引き続き別の記事でお伝えしていきます。もしこの記事が参考になりましたら、スキやフォローで応援していただけると励みになります。

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