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【連句】半歌仙|琉球藷の巻|満尾

参加者募集に、たくさんの皆さまから関心をお寄せいただき、ありがとうございました。急遽、締め切りを早めることになって申し訳ありませんでした。

今回の半歌仙はんかせんでは、9名の皆さまに、お一人2句ずつ参加していただきます。
よろしくお願いいたします。

連衆れんじゅう

蛤無洗(teiQrei さん)
碧蘭(風の歌のナウシカさん)
青鈴(歩行者bさん)
春江(ひなさん)
露腸(露腸亭主人さん)
黄金兎(秋月  めぐみさん)
蓬幻(大橋ちよさん)
汁粉(すうぷさん)
藤袴(藤家秋さん)

参加表明いただいた順番で、下記の進行表に沿って進めます。

発句は蛤無洗さんから既にいただいております。ありがとうございました。

琉球藷くひに食いけり妹ら   蛤無洗


【進行表】

半歌仙【琉球藷の巻】

表六句
発句 琉球藷くひに食いけり妹ら    蛤無洗
脇句  煙たゆたふ月の舟唄       碧蘭
第三 浴室の窓を伝ひて尾花咲き     青鈴
オ4  風に手ぬぐい流されて追う    春江
オ5 紫陽花も枯れる暑さに水をやり   露腸
オ6  静かな庭に宵蛍舞う      黄金兎

裏十二句
ウ1 進もうか待とうか君を明けの星   蓬幻
ウ2  痛み知りてぞ愛の輝く      汁粉
ウ3 闇払うゴッホの炎ともに観て    藤袴
ウ4  あるあるけふもこの敷石の   蛤無洗
ウ5 堀川に八雲揺らるる耳も聴く    碧蘭
ウ6  はるか源流に遭難の声      青鈴
ウ7 雪の月包み隠さずなにものも    春江
ウ8  凍れる朝に薪を取りに出る    露腸
ウ9 二人して甘い湯気たてココア飲み 黄金兎
ウ10  命の泡に溶けこむ季節      蓬幻
ウ11 花衣いまを盛りと舞ひ匂ふ     汁粉
挙句  朗々響け春の潮風        藤袴

【秋・夏・冬・春】…それぞれの季語を入れて句を付けます
【雑】…季語のない句を付けます
【秋の月】…月を詠んだ句を付けます
【恋】…恋を詠んだ句を付けます
【冬の月】冬の月を詠んだ句を付けます
【花】花を詠んだ句を付けます。花という字を必ず使います。


それでは、脇句の碧蘭さんから、コメント欄へ付句(月の句)をお願いします。
発句と並べて掲示してください。

◇ 脇句の心得

⚫︎脇句は発句と同季(できたら同場所・同時刻)を詠む。今回の発句は琉球藷が仲秋、脇句は月が三秋となる。
⚫︎発句を立て、その余意・余情を述べる
⚫︎韻字留め(名詞・代名詞など)がよい(発句と合わせて座りがよいからで、必ずというわけではない)

同条件のもとで発句に詠まれていないものを付けて、発句の世界の焦点を絞り、より具体的にして余情豊かな効果を導き出すのが脇句の役所である。

連句辞典

今回は脇句であると同時に月の句なので、やや高度かもしれませんが、碧蘭さん、よろしくお願いします ^_^ .。.:*☆

【参考】脇句が月の句の例

荻吹くや崩れ初めたる雲の峯 子規
 かげたる月の出づる川上  虚子

押て来る汐にもあるや秋の声 壺公
 月の出前に先ッはるる空  素朗

秣場や十丁あまり秋の水   見外
 落る日あしにむかふ月の出 見左

連句辞典

◇ 表六句で注意すること

神祇・釈教・恋・無常・述懐・病体・地名・人名など強い印象を与えるものは出さない。かしこまって穏やかに。


◇ 全体を通して注意すること

⚫︎打越うちこし(二句前)の内容から転じること
⚫︎同字三句去どうじさんくさり(同じ漢字は間3句隔てること)

◇ できれば頭の片隅に……

⚫︎人情自他場にんじょうじたばが打越と被らないこと

【人情自他場

連句の転じ方に人情自他場というものがあります。

連句に於いては、山川草木など景色の句ばかり続くと俳諧味が薄れてしまうことから、人間の姿・感情などを詠んだ句(人情の句)が多くなります。
そこで人情の句が続く場合にも変化をつけるために、人情自の句、人情他の句、人情無し(場)の句という区別があります。

人情自の句……作者が作中人物としての視点に立ち、他人を含んだり匂わせたりしない自分だけを表現したもの

人情他の句……作中人物の自分(作者の視点)から見た他人に関わるもの

人情無し(場)の句……人物の存在を匂わさない表現の句(付所は、其場・時節・時分・天相を主とする。情景を見ている作中人物としての自分の姿は見せない)

⚫︎人情の句は二句以上続けなくてはならない(何句続けてもよい)
⚫︎人情無し(場)の句は一句で捨ててよく、二句までは続けてもよいが、それ以上は続けない
⚫︎人情自他場は打越と被ってはいけない

努力目標ということで……


挙句までずっとこの記事のコメント欄で進行します。タイムラインからは流れてしまうので、見失わないよう私の固定記事にします。
ご自身の順番を気にしていただいて、時々覗いてくださいますようお願いいたします。

コメント欄への投稿は全て、返信を使用せずに、新規コメントとしてUPしてください。(返信にするとコメントが埋もれてしまうため)

投句は、打越うちこし(2句前)、前句まえく(1句前)、付句つけく(ご自身の句)と3句並べて掲示してください。
順番が来てから3日以内程度を目安に投句してください。

ご質問等ありましたらお気軽にコメント欄へどうぞ。
よろしくお願いいたします。


参考文献:
東明雅/杉内徒司/大畑健治 編「連句辞典」東京堂出版
東明雅/丹下博之/佛渕健悟 編著「連句・俳句季語辞典 十七季」三省堂
角川書店 編「新版 角川季寄せ」

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