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キャップ野球名試合実況① (第5回東西統一蓋祭本選 慶応義塾大学A vs. 城東シャークス)

 こんばんは、凱風京畿の西川です。2025年はもう師走に突入し本格的な冬将軍が到来しましたが、キャッパーの皆様はお変わりありませんか? インフルエンザの流行なども重なり、体調不良を訴える方をちらほら見かけます。身体をいたわりながら、残りの半月も頑張っていきましょう。

 さて、挨拶もほどほどに本題に移らせていただきます。今回アドカレに寄稿させていただく内容は「キャップ野球の試合実況」になります。仰々しい題名になってしまいましたが、キャップ野球TVのライブアーカイブで残されている過去の試合動画を見て、感じたこと・考えたこと・もし自分が試合するならどうするべきか?、等を書き連ねていこうという試みになります。ですので、このnoteを読んでくださるキャッパーの方は、ぜひ該当試合の動画を一緒に見ながら、内容を追っていってくださるとより楽しめるのではないかと思います。キャッパーの皆様!年末こそキャップ野球の動画を見ましょう!

 今回取り上げさせていただく試合は、「第5回東西統一蓋祭本戦 慶応義塾大学A vs. 城東シャークス」になります(キャップ野球TV様の動画リンク:https://www.youtube.com/live/2Cv3iv_6F7w?si=B5_XfK0M8EjqTG0O)。
普段自分が試合動画を見ながら考えていることをそのまま文字起こししていこうと思うので、読みにくい箇所など出てくると思いますが、最後までお付き合いくださると幸いです。また、選手の敬称は省略させていただきます、ご容赦ください。それでは、早速。


 

1回表(三河ー中島、若林~)

1.若林

〇最初に思うこと
・ノーステップでスイングしてくる印象。
・このスタンスなら速球に強いスイングをかけたときにアウトローにバットが届くか見たい。
・打つなら低めよりも腰より上? シンカーは横よりも高さが低く決まるのが大事そう。
・インハイの速い真っすぐに対してスイングの始動が遅ければ流しのファールでカウント稼げそう。
・アベレージヒッターという印象なので、たとえば外角のスラの出し入れでスイングが取れるとアツいが、甘く入った時に合わせられるリスクの方が大きい?緩急使うよりも速球+シンカーで押したい。

①スラ(見逃し)
・コース甘いのに見送っちゃった!みたいな反応。意識になかったor緊張で反応鈍くなった、なので張っていなかったという情報しかない。
→スラ外出すの振ってもらうor真っすぐインコースに投げて何に合わせているかのチェック?(アウトコースだとかち合って残れば怖いのでイン際のほうがいいと思う) 自分なら前者。

②スラ(スイング)
・バッテリー的にはもう少し横に出した方が嬉しかった?というコース。バッターのタイミングは少し早いくらいで、こういうコースに前傾姿勢になって追っ付けて打ってくる?タイプではないことが判明。たぶん曲がる(落ちる)前に打つタイミングなので、外に出すスラは3ストライク目とかに効きそう。ミートポイントがベースの前辺~ちょい前くらいなので、インローのシンカーは効きそう。
→安全そうなのはインコースにシンカー? 多分まだ速球のつり球は効かないので、ストレートだとストライクゾーンで勝負しないといけない。

③スラ(ボール)
・強気でえぐい!! 捕手の座る位置が少しずつ外にずれていってるので、外スラでスイングを狙ったと思われる。
・これでスラが択から消えそうなので、真っすぐorシンカーの2択(チェは多分役割的にここでは中途半端)。
→スタンス的に打てそうなのはストレートの方だから、堅実にシンカー?

④シンカー(空振り三振)
・コースが良すぎる、よほど得意じゃないと当たらないところ。打者の初動が悪くないので、アウトコースから入る感じだとわんちゃんあったかも。

2.山口

〇最初に思うこと
・1番同様右足をバッターボックスの横中央に置いている、足のスタンス狭め、背筋立ってるけどバットが地面と水平に近くないので右手押し込みで低め得意な可能性もあり。なので低めのシンカー投げるときにどのコースまでならついてきそうか早めに判断したい。
・右手押し込みならアウトコース真ん中から高めのライズストに下振るか確認したい。
・もし立ち位置がシンカーを警戒してのことなら、ストレートをインのボール気味に投げて振ってくれるか見たい(引っ張って打ってもおそらくファールにしかならないコース)。
・仮にインステップ気味の打者ならアウトコースのスラは逆効果になるので、初球はシンカーをインローに決める、とかの方が安全。

①シンカー(ボール)
・情報なし。

②シンカー(スイング)
・インに決められれば怖くないスイング、右手で押し込む形に見えるので、インハイのストレートとかで3ストライク目とる選択肢がうかびそう。
→シンカー続けない理由がないのでシンカー連投。

③シンカー(スイング)
・このシンカー、横変化大きいのに縦に少し沈むのが厄介そう。浮けば打てそうなスイングをされた。
→1番打者のスラ連投を見るとここでもシンカーで押し切るリードする可能性あり。あとはストレート投げてないのでここで一球入れるのもアリ。自分なら後者。

④シンカー(ファール)
・2球目よりも3球目に近いコースのシンカー。バッターがうますぎる。他に特段情報なし。
→見逃しとるならインから入れるスライダーだけど、ここまでこすればインコースに行きさえすればシンカーでスイングが取れると思うので、シンカーで押してもいい場面な気がする。自分なら後者。

⑤??(空振り三振)
・ラグで見えないですね…。チェンジ系統??

3.小杉

〇最初に思うこと
・1,2番と同様の立ち位置。構えとしては若干の前傾があって右膝も屈曲している+バット長く持つタイプなので、インハイの真っすぐは得意じゃなさそう。
・1番同様、アウトコースのスライダーについてくるタイプでなければ同様の打ち取り方ができそう、ここは速球に対する反応の良さによるところ。シンカーへの対応が悪そうな構えには見ないので、下手にインローシンカーこするよりはアウトコースでカウント稼いでイン真ん中~高めの真っすぐ下振らせて三振、の流れの方が安全そう。
・真っすぐの調整をするならここかな?と思う。変化球くらいの速度帯の方が得意そう。

①スラ(ボール)
・かなり解釈一致な配球。もう一球スラでも、一旦真っすぐでもよい。

②ストレート(空振り)
・捕手が外寄りに構えなおしているのをみると、やはり立ち位置が気になっている? スイングのタイミングは少し遅く、高さ的にはこれより上に投げ込めれば安全にスイングが取れそうに見える。まだ打者の速度感があっていないので、このままストレートの高さを上げて釣り球に移行してもよさそう。ミートポイントは少し後ろ気味なので、インコースのシンカーが流される可能性あり、それなら外のスライダーの方がよさそう。
→もう一球ストレート、インコース少し高めに対するスイングを見るorスライダーに対するスイングをチェックする。自分なら後者。

③シンカー(空振り)
・個人的にはかなり嫌なスイング。やっぱり速球で押したくなる。スイング時にスタンスを開きながらスイングをする癖があるので、変化球投げるなら外スラかな?
→外真っすぐorスラ。

④チェンジ?(ボール)
・たぶん、シンカーよりちょっと遅いくらいの速さ、出だしの軌道は似てて、曲がらずに減速してぬるっと落ちる、みたいな見え方しそう。
・いまのところこの球種が3ストライク目のためのみに2度使われているので、以降もあるかも。この軌道ならシンカー張ってる打者に対する1ストライク目としても運用できそう。
→ストレート真ん中~高めで良い気がする、多分反応で打つタイプで球種決め打ち型ではないので、速度で勝負できそう。

⑤ストレート(空振り三振)
・タイミング少し遅めなのは同じだが、しっかり上を振られているのがバッテリー目線若干いやかも、やっぱりもう少し高めに真っすぐ浮かせた方が(2球目に近い高さ)安全な気がした。

1回裏(山口ー五島、菊池~)

1.菊池

〇最初に思うこと
・基本どこでも打っているイメージがあるので、安全択はない。
・真っすぐは真ん中~アウトコースは得意、とくにアウトコースは少しボール気味でも構わず打ってくるし、多少の高めくらいなら伸びあがるようにして打ってくるので、他の球種に気を逸らせる必要あり。投げ込むならインロー?
・左打者なのにフック・逆回転スラ系が効かないタイプ。
・シンカー系に関しては打っているシーンがパッとは思い浮かばないので試合で確認するしかない。

①ストレート?(ボール)
・投げるならインローだと思うので情報量なし。

②ストレート(空振り)
・コースとしては打たれてもおかしくないが、下を振らせたので、3ストライク目に高め釣りは検討してもよさそう。
→スラ系orシンカー系を試すポイント。タイミング的に、真っすぐを続けるとベストなタイミングでスイングされるリスクが高い。

③カット?(ボール)
・かなり丁寧なリード。インローに速球を決めたいのがとても分かるので、特に情報量なし。
→バッテリー目線、おそらくストもカットもインローに速球を決めたいという同じ意識で投げているので、そろそろ趣向を変えそう。変化球だが、シンカーの対応を見てもいいタイミング?

④シンカー(空振り)
・ラグでコースは見えないが、バッターがスイングをかけているのは確認できる。やはり見逃しとるなら速球しかないか?と思う。捕球位置的にバットが届く範囲ではあると思うので、シンカーをこすりすぎるとあとから手詰まりになりそう。
→速球インローに戻るか、スラ系を外から中に入れる形で投げるか、投球割合の低い球種を登場させるか。一番安全そうなのは1番目な気がする。

⑤ストレート(空振り)
・3ストライク目にインハイストで下を振らせる形。上を振られるまではこの高さのストレートをたまに、特に3ストライク目には使えそう。

2.中島

〇最初に思うこと
・基本どこでも打っているイメージがあるので、安全択はない。
・3ストライク目の取り方に細心の注意を払う必要がある、3ストライク目のスイング率が異常に高い打者であり、ストライクゾーンに入れる方向での三振の取り方は思わぬ事故につながりかねない。
・インコースのライズ質の真っすぐは下を振ってくれても、アウトコースになると高さ合わせてくる
・左打者なのにフック・逆回転スラ系が効かないタイプ
・右手一本で合わせてくるパターン、両手でフルスイングしてくるパターンどちらもあり。
・シンカー系は投げすぎるとべスピな位置でもHRにされる可能性あり、投球割合を調整して合いすぎている球種を作らないことが肝要。

①カット?(空振り)
・怖すぎる、ヒットにされかねないコースでタイミングもあっている。
→この高さでタイミングを合わされたスイングをとったなら、定石は同じ高さにライズストを投げて下を振らせること(インコースだし」)だと思う。シンカー系がどれほど効くのかを確認しておきたいが、これは3ストライク目に外に出ていくボール球を投げる形で確認するのが一番安全択だと思うので、自分ならスト。

②スラ(見逃し)
・速度・キレともに完璧すぎて逆に情報量がない、今まで投げてないので、そりゃ振れないよなあ、という感じ。
→外だしシンカーorインハイストが安全択。

③スラ(空振り三振)
・個人的に一番怖い三振の取り方、ボール気味に浮いたのが逆に良かったのでは?と思う。ここまできれいに真横に曲がるならスト張りの右打者に対するアウトコースでの空振り+インコースでの見逃しにも十分使えそうなので、かなりバッテリー的には楽そう(ストレートの強度が十分高いことでかなり戦いやすくなっている印象を受ける)。

3.加藤

〇最初に思うこと
・スイングがかなり強烈で、肩より少し低いくらいの高さまでの速球ならインコースでもヒットにしてくる、高め釣りがしたいならライズ必須で終点が顔の高さにくるくらいでないと意味がなさそう
・インコースのシンカー系をヒットにしてくるイメージが強いので、シンカー投げるよりはスライダーがどれだけ効くかみたい、特に初球にアウトコースのスライダーから入ればスイング取れそう
・アウトローの真っすぐにどういうスイングしてくるか見たい、背筋がたち気味なので、低めどこまでついてくるのか確認したい。
・緩急が効くかどうかはやってみないと分からないので、張ってる球を確認したあとの2ストライク目で緩急使いたいパターンか?

①シンカー(ボール)
・情報量なし。

②ストレート(ボール)
・釣り球としては完璧な高さだが、おそらくここはストレート級の速球に対して一度きれいなスイングをしてもらってからじゃないと反応してくれないと思う、3ストライク目とかなら完璧な一球。
→ここ振ってくれないのたぶんバッテリーとしては苦しい、次カウント球にストライク入れたいときにメイン球種二つともバッターの情報がない中で要求しなければならない。一発で合わせてこなさそうなのはシンカー?

③シンカー(ボール)
・この高さ、入ってくれば打たれそうなコースなので怖い一球。
・2アウトなので、ここから無理にストライク入れに行く必要がバッテリー目線ではないので、フォアで出すのがよさそう。スライダーの確認をここでするのは、フォアでいいのにHR打たれて1点献上してしまった、というリスクの塩梅を考えると不要だと思う。

④ストレート(フォアボール)
・かなりいい高さ、バッターに打ち気があった時にこのストレートに対して下を振ってくれるならバッテリー目線かなり楽になる(アウトコースのストスラ、決め球でインシンカー、怖ければ顔前のストレートというようなリードが可能になるため)。

4.三河

〇最初に思うこと
・真っすぐはアウトコースよりはインコースに投げたい、背筋は立ち気味なので初っ端は低めから入ってよさそう。ストレート高め釣りが効くかどうかは試した方が良い。
・シンカーはゾーンの中に入れて確認する、くらいのモチベでいい。変にボールカウントかさむことだけ避けたい。
・インコースのスラに対して無理やり引っ張ってくるようなスイング(インコースの真っすぐを打つようなスイング)をしてくるなら決め球としてスライダーの運用はあり。

①シンカー(見逃し)
・かなり危ない球。1,2番ならHRがあり得るコース。この一球で、おそらく真っすぐ張りであることが確定? この後は2,3ストライク目のどちらかに高めストレートで釣れば打者の試行回数を安全に減らせるので、かなりバッテリー目線楽そう。
→インシンカー低めor真っすぐ高め釣り(多分顔に近い方が振ってくれる)。

②カット?スト?(空振り)
・ベストな一球、ここに決め続けられるなら全てこれでも大丈夫そう。
→なんでも可、スト釣りでもシンカー外出しでも。カウント的に入ってきそうな蓋は全部振ってしまうと思うので、捕手が止められるのであれば身体にあたるくらいのスライダーとかもあり。

③シンカー(空振り三振)
・シンカーにタイミングとスイングが合っていないことが確認できたので、バッテリー目線ではとても楽な展開。

2回表(三河ー中島、松本~)

4.松本

〇最初に思うこと
・今までの右打者に徹底されていた、内に空間を持たせる?(右足がバッターボックス横幅の真ん中あたりに来る)立ち方を踏襲していない。
・上半身をのけぞりながら高めの蓋を中心に打っている印象が強いので、インローのシンカーでバチバチ攻めるのが安全か?
・背筋が立っているので、ストレート決めるならインロー~イン真ん中、スラを外からインローに入れる軌道にどう対応するか見たい(外に出す感じで投げると、ワンチャンついてきて屈みながら先端で流しに転がす、があり得そう)。
・緩急が効くタイプか確認したい、効くならシンカーとチェンジで安全にカウントを取りに行ける。

①シンカー(空振り)
・最高の入り。スイング的にも、同じコースに決め続けられれば問題なくカウントをとれそう。
→シンカー同じコースに決めたい。

②シンカー(ボール)
・かなり解釈一致。バッテリーが良すぎる。
→シンカー同じコースに決めたい。

③スラ(空振り)
・スイング的にやはり軸足後ろ目に体重を乗せているのでスイングと同時に身体を開く癖がある、これなら外角のスラの出し入れについてきてくれれば安全にそっちでもカウントが取れそう。
→シンカーインローorスラアウトローorチェンジ低めどこでもorストレートアウトロー

④ストレート(空振り三振)
・たぶんそこは本調子なら打ててたコース? タイミングとれてなくて後から対応したみたいなスイングなので、変化球の意識がかなり強くあった?

5.五島

〇最初に思うこと
・ストレートは真ん中~ちょい高め、シンカーはインローにも対応できる印象がある。タイミングだけ合わせて真ん中を振りぬく、みたいなバッティングができるタイプなので、緩急を使いたい。ストレート決めるならインローでカウントを取りたい。高め釣りはストレートスイングさせてからならアリなので、どこか早い段階でストレートでカウントを取りたい。
・スラアウトコースはあり、インコースから入るような軌道にどう対応するかを見たいが、スイングが強烈なので、外に出すようなコースから入って反応を見るのが安全か。

①ストレート(ホームラン)
・捕手の出すコースはかなり解釈一致、おそらくここなら大丈夫だが、ライズで真ん中近くに行ってしまった。
・初球からタイミングを外さないのが役者すぎる、バッテリーが初球に真っすぐを選択したのはこれが最初なのでリードに癖があったわけでもなく、ただ打者がすごかった、という情報量しかない。

1.若林(ここから2巡目)

〇何から入る?
・アウトロースラ→アウトロースラ→インローシンカー
・インローシンカー→インローシンカー→アウトロースラ
・インローシンカー→インハイスト→インハイスト

①スラ(見逃し)
・多分スラにしてもコース的にインから際に入ってくる形は頭になかったと思うので、この一球ではそこまで情報量がない。ここまで低く構えてくれるならおそらく上半身が動かしにくいはずなので速度で押す手もありになると思う。
→外スラ投げたい

②シンカー(見逃し)
・これが入ってるなら無理すぎる、多分左足の膝を低く構えすぎているせいでストライクゾーンが普段よりも低めに広がっていることから打者のストライクゾーンの感覚と本来のストライクゾーンの認識にぶれができている。
→ここの高さを突く変化球(真っすぐはライズする分低めの広さをうまく使えないので良くない?)で攻めればよい。

③シンカー(振り逃げ)
・解釈一致な配球とコース、シンカーはアウトコースだと沈みメインになる?
・ここの振り逃げはかなり痛い、1打席目に2番がシンカーに対応しているので他の球種で攻めたいが、バッテリー間でストレートを出したくない気持ちが少なからず生まれていると思うので、初球がスラになる可能性がかなり高い。

2.山口

〇何から入る?
・アウトローチェンジ→インローシンカー→アウトロースラ(ボール)→アウトロー真っすぐ
・インロー真っすぐ→インハイ真っすぐ→アウトロースラ
・アウトロースラ→インローシンカー→アウトロースラ

①スラ(ボール)
・立ち位置的にここは入れに行く感じでもよかったかも?
→この次がバッテリー目線どうするか悩む気がする、シンカーをインに決めきる選択の方が楽そう。

②シンカー(空振り)
・ベストなコース、今のところクイックはシンカーのみ。
→久しぶりに気持ちよくカウントが取れているので、もう一回シンカーを要求しそうなので、逆を突くならアウトロースラorインコース真っすぐ

③シンカー(空振り)
・解釈一致、バッテリーとしては一番楽な選択。バッターのスイングの反応はいいが、コース的に打つのは困難で強すぎる。
・多分ここの逸らしは偶然。どんな捕手にでも一定の確率でとり逃しは発生するので、たまたまそれがこのタイミングで来ただけに見える。
→自分なら真っすぐインハイを下振らせて終わりたい、シンカーを逸らしていることと、この打者に対するシンカー要求率が異様に高いことから、そろそろスライダーを投げそうなタイミングでもある。自分ならストレート。

④シンカー(空振り三振)
・バッテリー強気すぎて大好き。1番打者の1打席目を見ても、こういうときに球種変えずに押し切る系のバッテリーなんだなあと思う。

3.小杉

〇何から入る?
・イン真ん中スト→イン真ん中スト→アウトハイスト
・アウトロースラ→アウト真ん中スト→アウトハイスト
・アウト真ん中スト→インローチェンジ→アウト真ん中スト

①スラ(空振り)
・アウトコースで攻めたいのがとても解釈一致、スイング的にも同じコースに決め続ければ安全そう。
→一番打者に対しても思ったが、初球の入りが1打席目と同じなので、流れを踏襲するならアウト真ん中ストレート、ただ振ってくれるならスライダー続けてもいい気がする、自分なら後者。

②スラ(ボール)
・すごい解釈一致。ここでスイングしているとかなりバッテリーの気持ちが楽になると思う。
→アウト真ん中真っすぐ、できるだけライズ幅よりも速度を重視したものが欲しい。

③スト(ボール)
・狙いが完璧な一球。多分もう少し高ければ、1打席目同様少し高めをおっつけて振る感じで対応を試みると思われる。
→アウト真ん中ストで問題なさそう。

④シンカー(空振り)
・やっぱりインに決めきらない限りいつか当ててはきそうなスイングでそこまでバッテリー目線嬉しくないと思う。立ち位置的に、もっとインのボール球にぬかすような感じでもスイング取れないかは試してみたい。
→速球で攻めたい。

⑤シンカー(空振り三振)
・ピッチャーがストレートを嫌がってシンカーを投げた形なので、何を嫌ったのかとても知りたい。
・ギリイン際外れるコース?(主審がスイング確認をしていたためおそらくコースは入っていない)でバットを止めるしぐさをしていたため、シンカーどんどん内に外していくリードよりもアウトコース主体の方が戦いやすそうだと再確認できた。

2回裏(山口ー五島、富澤~)

5.富澤

〇最初に思うこと
・コンタクト力があり、粘られるとバッテリー目線いやなバッター。
・高め釣りに対してバットに当ててファールで粘ってくる印象があるので、決めるならできるだけ顔から離れたところで決めたい、例えばアウトローのストレート。
・シンカーに対して、引っ張ろうとしてくるのか流そうとしてくるのかの確認は早めにしておきたい、インローに落ちるのが得意って感じのスタンスには見えない。
・現状、横スラがキレと速度を両立している球種なので、3ストライク目にゾーン内で勝負するならスラはアリ。ただ、投げすぎると先端だけ合わせに行くようなバッティングで流しに運ばれるリスクはあるので、極力ここぞの場面だけにしたい。入りは真っすぐorシンカーでよさそう。

①シンカー(ボール)
・かなり打ちごろな高さなので捕手目線は嬉しくないと思う。ただ流しに打つ意識があるならこの球はスイングしないともったいない気がするので、これならインのシンカーばちばち投げる方針で良さそう。仮に真っすぐをはっていると仮定するなら、ファールにしてきそうだけどヒットにはならなそうなコース(アウトハイとか?)に真っすぐを投げてもいい。
→真っすぐでタイミング合っているかを確認。

②真っすぐ(見逃し)
・ベストコースすぎて大好きな一球。多分打者目線では、少しタイミングが遅れて間に合わないので、バットを止めてボールならラッキー、くらいの感覚だと思うので、ストに合わせようとしたがまだストレートの速さに合っていないことが確認。
→速さで押すならストレートインコース。ただ、張ってる球を投げるくらいならシンカーを投げ切る方がよさそう、自分なら後者。

③真っすぐ(空振り)
・タイミングを合わせた上でスイングを止める、特有の見送り方だがスイングを取られているのでバッテリー目線かなりラッキー。高さ的には打たれはしないが、何度も同じことができる釣り方ではなさそう。
→打者的には嫌なカウントの取られ方をしたと思うので、ストレートをインローにズバッと決めるのもありだし、シンカーをインコースに投げ切るのもあり。自分なら前者。

④真っすぐ(振り逃げ)
・かなり解釈一致な配球、構えるところもインローだが、若干アウトコース気味にいってしまって振り逃げ。先頭打者かつ5番打者なので、バッテリー的にはかなりシンドイ。
・捕手目線では、インコースに構えているときにアウトコースに来られるのは、右投手だとアウトコースに来る時の方が右腕の真っすぐは速い+ライズ成分が消えてカット成分になるなどして若干捕球のタイミングがずれるので、仕方ない後逸だと思う、普段アウトコースに構えてビタ止めできる蓋でも、インコースに構えているときに同じように止められるとは限らない。

1.菊池(ここから2巡目)

〇何から入る?
・インロースト→インロースト→アウト真ん中シンカー
・インスラ→インスラ→インハイスト
・インスラ→インハイスト(ボール)→インスラ→インロースト

①スラ(見逃し)
・この球種やばすぎる、完璧な一球。ランナーが出てもスラが消えなさそうなのが左打者が続く上位打線からすると厄介だと思う。
→スラ続けるorインコースの真っすぐ

②スト(ボール)
・解釈一致な配球、このコースは床にべたつけする意識付けを身体にしておかないと安定して止めるのは難しそう。
→スラor真っすぐでインコースを突き続けるしかない、シンカーを外角に入れにいったら反応でしばかれそう。

③スト(空振り)
・1打席目の5球目と同じようなスイングのされ方なので、おそらくこのコースは安定してカウントをとれるところだと判明。おそらくコースが外目に行かない限りは大丈夫。
→スラor真っすぐでインコースを突く。スト高め要求も3球目を振らせた後なので可能。

④スト(空振り)
・完璧すぎる、ここでシンカーに逃げずにインを攻め切れているのがこのバッテリーの強いところだと思う。

2.中島

〇何から入る?
・インスラ(張ってマン振りしてきそうだけど)→インローシンカー→インハイスト
・インハイスト→インローシンカー→アウトコースシンカー(ボール)
・ハイスト→ハイスト→インスラ

①スト(空振り)
・高めに投げ切って振らせているのでとてもいい入り。この高さのストレートで3ストライク目を安全にとりたい。
→インローシンカーで見逃しとりたい、またはインスラで上を振らせたい。自分なら前者。

②シンカー(ボール)
・この打者に限った話、ここでアウトコースにシンカーが決まっていれば打たれた可能性が十分にあると思う、結果的にボールで済んだ形だと思う。
→現状、安全なカウント取りが高めストorインスラ。たぶん、ここで高めストを選択すると3球目も高めストで攻め切るしかなくなるが、マン振りでスラをかち込まれると逆転されてしまうのでとても悩ましい。自分ならもう一球シンカー要求するかも。

③スト(空振り)
・強気の勝負に出た形。
→高めスト一択。

④スト(空振り三振)
・ちょっとストライク気味に入ったのが怖いがここを乗り切ったのはかなり大きい。今のところシンカーを外に出して振らせる、というリードは観測されないので打者目線はシンカーが来たら思いっきり振りに行っていいという判断になるかな?

3.加藤

〇何から入る?
・スラ→アウトロースト→ハイスト
・アウトロースト→インローシンカー→インローシンカー
・アウトロースト→インハイスト→インローシンカー

①スト(見逃し)
・最高のコース。ここで見逃しが取れたのはかなり大きい。ストレートに照準を合わせるのが上手いバッターなので、おそらくここでストレートのタイミングを合わせなおしてくると思う。ここでカウントを安全にとるには、インハイ要求で振らせるの意識するよりは変化球で見逃しをとるのがベストな選択だと思う(インハイ要求だと、アウトコースに制球ミスで行ったときにかち合うリスクが高いので)。
→シンカー一択。

②シンカー(見逃し)
・最高のコース。ここまでくれば後はどうにでもなる。
→スト高めで釣れるか確認できる余裕があるのでいったんストでよさそうだし、多分ことごとく張っているタイミングを外されている状態(1巡目4番打者に状況が類似)なので、シンカーを続けてもいいと思う。自分なら前者。

③シンカー(見逃し三振)
・最高のコースに決まるシンカーでこの試合最高の一打席が終わった…。このバッテリーの強さがこの打席に詰まっていると思う。

3回表(三河ー中島、松本~)

4.松本

〇何から入る?
・アウトロースラ→アウトロースラ→アウトロースラ
・インローシンカー→インローシンカー→アウトロースラ

①スラ(ボール)
・解釈一致な配球。別に高さが甘くなければスラでもシンカーでもいったんは大丈夫だと思う。

②シンカー(ボール)
・最高のコース。これを続けたい。

③スト(空振り)
・まだ速度感に合っていないが、いつもよりものけぞりが少ない感じで振っているのでおそらくタイミング合わないと思って腕で振りに行った感じ?おそらくあと2球くらいは似たような形でカウントが取れるが、あわされると面倒なのでシンカー攻めにもどって、ボールならストレートもっかい投げる、くらいのテンションでよさそう。
→インローシンカー

④スト(ボール)
・この高さ、もう少し蓋が真ん中よりであれば打たれてもおかしくないと思う、おそらくバッテリー的にはカウントを整えるのを優先した形。
→インローシンカー

⑤シンカー(見逃し)
・ここで決められるのが強すぎる…。
→インローシンカー

⑥スラ(フォアボール)
・ここでシンカー嫌がるのか…と正直思った、多分捕手目線では打たれなさよりもストライク率がいいシンカーの方を要求したのでは?

5.五島

〇何から入る?
・チェ→ハイスト→ハイスト
・インローシンカー→アウトロースラ→ハイスト
・インロースト→インローシンカー→インローシンカー

①スラ(空振り)
・コースが良すぎる、打ち気のバッターに対する最高の答え。
→このスイングをされるならもう一回同じところにスラ投げたくなる。

②スラ(空振り)
・めっちゃバッテリー気持ちよさそうやけど、打者目線はタイミングをこれぐらい早めのタイミングでとらないと多分真っすぐに合わないのを理解しているからこうなっているので、ここで真っすぐとか要求すると怖い。
→チェンジorインローシンカー

③ナックル(ボール)
・めっちゃ楽しそうでここ好きです(捕手目線ランナーいるときに決め蓋ナックルは怖すぎるけれど)。多分打者的にはいったんこの球で意識がリセットすると思うので、初球の入り方と同様に攻めればいいはず。
→チェorアウトロースラorインロースト。自分ならスラ。

④スト(空振り三振)
・ゾーンに入れるならアウトローよりもインローだと思うので、コースはベスト。かなり強気の選択だと思う。

1.若林(ここから3巡目)

①シンカー(ボール)
・これハーフスイング取られないのは、仮にこれが3ストライク目とかやとバッテリー目線かなりしんどそう。これまでのシンカーに対する反応で一番良かったのは高さによるもの?
→低めシンカー、浮くのが怖ければスラ。自分なら前者。

②シンカー(空振り)
・やっぱり前膝の屈曲が原因かシンカーの高さの把握がしんどそう、この高さにシンカーとチェンジを投げ分けられると対応が面倒になり、そうなると3ストライク目にゾーン内に来た真っすぐを見逃して三振、みたいなケースになりかねない。
→低めシンカーorアウトロースラ

③チェンジ?(ボール)
・高さ的には少し怖い? 多分決まればカウントは取れるが、投球割合がいかんせん少ないのでぱっとベストコースに投げるのはすごく難しそう。
→シンカー質とインコースが続いているので、そろそろスラ?

④スラ(見逃し)
・解釈一致のリードに完璧なコースで答える投手、最高のバッテリーすぎますね。
→インローシンカーorアウトロースラ。自分なら後者。

⑤スラ(ボール)
・情報量なし。
→アウトロースラ。若干浮いてもいいので横幅重視でアウトコースに入れたい。

⑥スト(ファール)
・スイングの始動が遅いことでファールになっているので、バッテリー目線そこまで怖いファールではない。立ち位置を若干外目にしているところが試行錯誤してきててこわい。
→インローシンカーでいい気がする、ベストな高さに決まった時のスイングの反応はまだ良くないし、低めを十分に生かせるため。

⑦スラ(ボール)
・情報量なし。

2.山口

①スラ(ボール)
・2打席目と同じような雰囲気のボール。
→たぶん2打席目と同じ感じでシンカーを要求。

②シンカー(ボール)
・ベストコースなので、これがボール判定のはバッテリー目線かなり嫌だと思う、スイングしてこない打者が良すぎる。この打者を出すとランナー満塁の状況なので、ここでスラをボール球に出す、みたいな配球は考えにくい。→このバッテリーがここぞのカウント球で使っているのは真っすぐなので、真っすぐがきそう。ただ、4番打者の5球目みたいにシンカーを決めきる制球力は持ち合わせているのでシンカーも可能性としてはあり得る。バッテリーのこれまでの傾向を見ると、この打者に対してはしつこくシンカー攻めを徹底しているので、おそらくシンカー? 自分ならストレート。

③シンカー(見逃し)
・やばぁ~、としか言えない、ここで決められるのが強すぎる。
→インローシンカー

④スラ(見逃し)
・完全に張っていなかったと思う、ベストなコースに決まっているのでこれはバッテリーが良すぎるだけ。この一球で次に何が来るのかの予測が立ちづらくなったが、2ストライクを取った球種をそのまま続ける傾向があるので、おそらく張るならスラ。
→アウトロースラ。

⑤チェンジ(空振り三振)
・ここでスラを嫌がったのはかなり戦略的だと思う、バッテリーの癖と言えるポイントなので張られてもおかしくない。

3.小杉

①シンカー(ボール)
・これまではスラを擦っていたので意外なリード。反応がほぼないのでもう一球投げてもいいかもしれない。
→立ち位置が2打席目までとは違ってインに少し近づく形になっているのでシンカー連投で効くか試したい。

②スト(空振り)
・これ以上ないコース。
→インコース攻めが続くのでスラ挟むならここ?インコースの方が気持ちの良いスイングができていない印象があるので、スラを外に出すくらいに投げるとスイングしてくれそう。

③スラ(見逃し)
・これ以上ないコース、見送ったのは高さの問題か?
→何が来るか分からないバッター不利な状況。これまでのバッテリーのセオリーで行くとアウトコースのスラ、ただしインローのシンカーに対する反応がなかったのでそっちにいってもよさそう。自分なら後者。

④スラ(空振り三振)
・インコースに行ったが、スイングのアプローチがあっていないことが確認できたので、スラはやはり擦れる球種っぽい。インコースの変化球は打っているイメージがあるので、軌道が合わない?

3回裏(山口ー五島、三河~)

4.三河

〇何から入る?
・インロースト→インハイスト→アウトローシンカー
・ハイスト→ハイスト→アウトローシンカー
・スラ→インロースト→インハイスト

①スト?(見逃し)
・これ以上ないコース、ここで見逃しを奪ったのはバッテリー目線とても楽で、一打席目の傾向から二球目に高めつり球ストレートでスイングをとろうとしてくることはほぼ確実。
→ハイスト

②スト(空振り)
・これ以上ないコース、とても解釈一致なリード。あとはハイストでも外シンカーでもいいので、このバッテリーの精度ならたくさんきわどい球を投げて1球ストライク判定になるのを待つだけ。

③スト(空振り三振)
・最高のコース、ストレートの質が全く落ちないのが強すぎる。今のところすべての左バッターに対してインハイのストのライズ質で押せてるのでかなりバッテリーとしては楽だと思う。

5.富澤

〇何から入る?
・インローシンカー→アウトロースト→ハイスト(ボール)→スラ
・アウトロースト→ハイスト(ボール)→シンカー→アウトロースト
・スラ→アウトロースト→アウトコーススラ(ボール)

①スラ(空振り)
・かなり怖い、たぶん今まで投げているスライダーよりもキレと速度が少し落ちていて、手首を返すようなバッティングでHRになっていた可能性がある。
→インローシンカー、ストは速度感的に流しに残されそうなのでまだ変化球で攻めて、最後にストで抑えたい。

②シンカー(ファール)
・これができる右打者なのがとても嫌なところ、ただこれでカウントがとても有利になったのでバッテリーは楽になってしまった。決め球としては1打席目に見逃しを奪っているアウトローのストレートが堅実であり、ファールにされている球種を続ける必要もない(というか、変化球体の速度を投げ続けるほうが怖い)ので、おそらく速球勝負で来る。
→ストレート、アウトローが理想。

③スト(ボール)
・攻めた結果のミスなので何も悪くない。打者目線でも即ボールだという判定で意識切ってると思うので、攻め方を変える必要はなく、もう一回ストレート勝負でよい。

④スト(振り逃げ)
・こういう場面で振り逃げ出すと、一気に雰囲気が暗くなるチームって少なくないと思うんですけど、ここでチームの明るさが消えないというか、無駄に暗くなりすぎないのが慶応のチームのいいところだなあと思います、特にこういう雰囲気つくりには、視野狭窄に陥る可能性が高いバッテリーはとても助けられると思います。リードとしては完璧で、ストがまだまだ通用しそうなのを確認できたのはバッテリーにとって収穫だと思います。

1.菊池(ここから3巡目)

①スラ(見逃し)
・ここでスラを要求できる捕手の胆力がすごい…、ここで見逃しをとれたのは精神的にはかなり大きく、2打席目と同じ雰囲気でリードが展開さっると思われる。
→おそらくインローストが安全、シンカーを変に混ぜる理由はないと思う。

②スラ(空振り)
・2番打者の第一打席以来のスラ連投、左打者と被るようなスラは正面に入るのが難しいので逸らすのもやむなし、といったところ。低め~真ん中に決まる軌道に的確なスイングをしてきたのは5番打者のみなので、まだスラは効きそう。
→インハイストを下振らせて終わりたい。

③シンカー(ボール)
・おそらく打撃姿勢に入っていないのに投球動作に入るのはおかしい、といった指摘が打者から入ったように見える。ここで、キャップ野球の規則に立ち返ってみると、

(1)バッターは自分の打順がきたら、速やかにバッターズボックスに入って打撃姿勢をとらなければならない。
(3)バッターは、ピッチャーが投球動作を始めた場合には、バッターズボックス外に出る ことや、打撃姿勢をやめることは許されない。バッターが本項に違反した際、ピッチャーが 投球すれば主審はその投球によってボールまたはストライクを宣告する。

キャップ野球規則 2025年1月版 改正案

とある。この場合、まずバッターボックスに入っている時点でバッテリーのサイン交換の間に打撃姿勢を取っていない打者側に落ち度があると見なされるのが普通だと自分は思う(ただ、このときはルール改正前のはずで、ピッチャーが打撃姿勢をとるのを待つべきだとする意見も理解できるため、ルールとしてはかなり曖昧)。また、ここでバッテリーは投球を最後まで完了しているが、仮にこの投球を途中で中断してしまった場合は、ボークとなるはずである(審判がタイム等を宣告していない、またそもそもピッチャーが投球姿勢に入ってから投げ終わるまではインプレー扱いなので、タイムを宣告することは出来ない)。このあたりのルールはおそらく今でもたまに問題になるところだと思うので、確認しておいた方がよさそうですね(例えば、ピッチャーが投球動作を始めたときに場内に外から蓋が入ってきたときにピッチャーが投球動作を止めるとどうなるか?みたいな)。

④スト(見逃し三振)
・これ以上ないコースにしっかり決まっており、バッテリーのメンタルの強さがうかがえる。

2.中島

①スラ(空振り)
・タイミングを合わされており、おそらく意識の中にスライダーがあったと思われるが、それ以上に速度とキレが良すぎて圧倒出来ている状態。こういう投球をされると、バッター側は同じように張ってスイングをするしかなくなるので、バッテリー側に分がありそう。
→おそらく次も振ってくるので高めのストレートで下を振らせたい。

②スト(空振り)
・完璧な一球。あとはカウントに余裕が生まれたので、ボール球をスイングさせる意識で攻めれば事故が起きない。
→もう一度高めにまっすぐでよい。

③スト(ボール)
・ここをスイング耐えてくるのが怖い、今までの打席なら振ってきてたところなので、何かしら意識の変化があった?高め釣りを警戒した?可能性がある。
→カウントに余裕があるので、もう一度高め釣りでいいと思う。何度も意識的に見逃せる強度の真っすぐではないので手を出してくるはず。

④シンカー(ファール)
・これは甘えた配球になってしまう、3ストライク目にストライクゾーンの変化球で勝負できるほど甘い打者ではないと思う。
→シンカーを投げるならボールゾーンに出したい、ここでスイングしてもらえたので、高めorインロービタの真っすぐで攻めるべき。

⑤スラ(空振り三振)
・速度・キレともに完璧で投手がすごすぎるとしか言えない…。この回に得点できなかったのはかなり痛そう。

4回表(三河ー中島、松本~)

4.松本

①スラ(空振り)
・第2打席と同じ入り。そのまま同じ傾向が続くならシンカーとなるが、前回と異なりボール球をスイングしに来てくれたので、バッテリー目線では釣れるだけ釣ろうという意識でスライダーを要求すると思われる。
→アウトロースラ

②スラ(ボール)
・やはり決まる変化球は2度擦るのがこのバッテリー、今回はインに抜ける?形でボールになったので、シンカーに変えそう?
→シンカー

③シンカー(空振り)
・これまでの定石通りの配球。多分シンカーももう一度擦って空振りを狙うと思われる。
→シンカー

④シンカー(空振り)
・これ以上ないコース、このバッテリーが気持ちよくアウトを重ねるときのお手本のような打席となった。

5.五島

①シンカー(見逃し)
・打ち気がなかったので、ボール球に出すと打者は思っていた? その点スラを嫌ってシンカーを入れに行った投手の判断が功を奏したか。おそらく、インローのシンカーを引っ張る能力はあるので、何度も通用するコースではない。
→アウトロースラ、もしくはインローのストレート。自分なら前者。

②スラ(空振り)
・ベストなコース。一球目に意識を外したことでスラに対する空振りが2打席目と同様のものになっており、カウントの良さもあいまってバッテリー有利な状況。
→低めにチェンジを落とすのが一番安全そう、ただ投球割合的には安全択はシンカーになる? 自分なら前者。

③スラ(ボール)
・二度擦るのを忘れていました…、これ以上ないコースだが少し低いか。打者の張りを回避し続けているので、例えば高めのストを振らせるような選択に変えると空振りを狙ったリードにも変更できそう。
→低めチェンジorシンカー。自分なら後者。

④シンカー
・最高のコースだがわずかに内か…。しかしまだ余裕があるので、同じような攻めを徹底すればよさそう。おそらくこのカウントは打者的には振ってこない(見逃してフルカウントにしたいはず、これまで読みをことごとく外されているor一度もいい反応ができていないため)ので、真っすぐを入れに行く選択肢もありかも。
→インローストorシンカー。自分なら後者。

⑤スト(見逃し三振)
・情報量なし。

1.若林(ここから4巡目)

①スラ(ボール)
・初球の入りはここまでスラ、スラ、シンカーと来ていて4打席目はスラ。低めについてくるような頭の動きがあったのでおそらく見えたうえで見逃しており、スラ連投はあやういか。打席の中でインローにバットを合わせるしぐさをしているので、シンカーを投げるくらいなら一回打者が待っている速度感を確認する意味で真っすぐを投げた方が良いと思う。
→素直にイン真ん中ストレート。

②シンカー(ボール)
・情報量なし。低め真ん中~外が見えているのは一球目で確認済み。
→イン真ん中ストレート。

③シンカー(ヒット)
・これは防げるヒット。やはり真っすぐを一度投げておくべきだったと思う。

2.山口

①シンカー(ボール)
・情報量なし。
→アウトロースラorアウトロー真っすぐ

②真っすぐ(見逃し)
・張っているのは真っすぐではなかったことが確認できる、立ち位置的にシンカーをはっていると仮定すると、インコース真ん中から高めの真っすぐでスイングorアウトロースラで見逃しが取れそう。
→真っすぐから入って3ストライク目にスライダーで見逃し?

③スラ(見逃し)
・これでシンカーに意識が向いていたことが確認できた、最高のコースに決まった一球。
→バッテリー有利なカウントなので打者はゾーンを広げるしかないため、スラをより外に出すリードが生きそう、スイングをさっさと取りたい場合はシンカーで勝負するのもあり。ただ、このバッテリーはいい変化球は二度擦るので、スラを待つべき。

④スラ(空振り三振)
・最高の一球。しっかりボールゾーンに出るようにコントロールされていて、一番の安全策をとることに成功している。

4回裏(山口ー五島、加藤~)

3.加藤

①カット?スト?(ボール)
・2打席目と同じ入りからスタート。前回はここで見逃しでストライクを捕れていたが今回はボールになったので、カウントの取り方に注意しなければならない(速球に合わせるのが上手いが1ストライク目にビタビタのコースだったから見逃してくれた、というだけなので連投は不可)。
→2打席目の流れを踏襲してシンカーから入るのが安全か。スイングのかちあいが怖いので、スラは3ストライクまで取っておきたい気持ちがある。

②スト(ファール)
・怖い投げミス、捕手はインローに構えているが、インコースでも反応は間に合いそうなのでここでストレートは投げない方が安全だったかもしれない。
→高め真っすぐで釣るなら絶好のチャンス。

③スラ(見逃し)
・コースが完璧すぎて情報量がない。
→ハイストorシンカー。自分なら前者。

④シンカー(空振り三振)
・若干つられるようなスイングで腕から動いたことで軌道が合わなくなって三振、のように見える。シンカーを捉えるのに適したスイングではないので、ストレートをはっていた?ことが分かる。

4.三河

①カット?(見逃し)
・2打席目と同じ入り。この時点で次に高めストで釣るのがほぼ確定。

②スト(空振り)
・2打席目と同じ流れ。
→同じ流れでインハイストで空振りorシンカーの見逃し

③シンカー(見逃し三振)
・ベストなコースで見逃し三振、仮にスイングしてきたとしても一打席目の3ストライク目のスイングを見ているのでそこまでバッテリー目線怖くないと思うから最善の判断だと思う。

5.富澤

①スト?(空振り)
・ラグで見えないががおそらく打者は反応してくると思う、低めストで押すのはやめて変化球に切り替えた方が楽そう。
→インローシンカー

②カット?(ボール)
・情報量なし、多分しっかり入ってないと反応してこない。
→インローシンカー

③シンカー(空振り)
・怖いコース、2打席目にファールを打たれたコースと近いがスイングを崩すことで空振りがとれている、多分ストレートにタイミングを合わせていて変化球帯の速度への対応が2打席目と比べて弱くなっているのが原因?
真っすぐに対する反応がいいのなら高め釣りの絶好のチャンス。
→ハイストorインローシンカー。自分なら前者。

④スト(空振り)
・最高の一球でこの大会の優勝バッテリーが壮絶な試合を終わらせた。

おわりに

 この怪文書を最後まで読んでくださった方は果たしていらっしゃるのでしょうか。変に推敲することなく思ったことを羅列していく形式だったので字数もかさんでしまって、約2万字にまで膨れ上がってしまいました。それくらい、この試合はとてもいい試合で私がとても大好きな試合です。

 キャップ野球の試合というのは個人的に、ある一定以上の実力を有したメンバーが集まったあとは、その勝敗は「運」によるものが大きいと思っています。ただ、そのような「運」を手繰り寄せるために、今回一球一球追ってきた中でおそらくこれを読んでくださった方も感じてくださったであろう、選手一人ひとりの論理的な考察とそれに伴いバッテリーが選択した配球、バッテリーを支える守備、ベンチメンバー、そのすべての選手がこの一試合につぎ込んだ努力が何よりも素晴らしいものであることは言うまでもありません。その中で、限りある試合の場で「運」に手が届いた選手がその試合の主役になるのだと、私は思います。

 こういう作業、普段試合動画を見ながらひとりでやっているので、今回公の場でこのようなキャップ野球語りができたこと、非常にうれしく思います。次に私が試合に出るのは、来年の新年大会です。私も主役になれるように、自分の技術を磨いていかなくては。

 読んでくださった方、本当にお疲れさまでした。それでは、また!




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