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🍷 WINEニュース 注目3選(2026年5月9日)

🗞️ ニュース①:ボルドー2025年アン・プリムール — グラーヴとボルドー白ワインが輝く

2025年のボルドー・アン・プリムール(先物取引)週間では、グラーヴ・ペサック-レオニャン地区が赤・白・甘口の三拍子揃った傑出した年となりました。

赤ワインではシャトー・オー・ブリオンとシャトー・スミス・オー・ラフィットがトップを争い、白ワインではスミス・オー・ラフィット・ブランが鮮烈なミネラルと熱帯果実で首位に。また、ソーテルヌ・バルサックの甘口ワインも豊かな熟度と酸のバランスが見事で、シャトー・リューセックが今年最高の甘口として高い評価を受けました。

さらに注目すべきは、メドック地区でも本格的な白ワイン造りが広がりつつある点。コス・デストゥルネル・ブランやパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーなど、右岸・メドックの白ワインが年々質を高めており、ブルゴーニュ白の代替としても世界的な再評価が進んでいます。

📎 出典: Wine-Searcher(David Allen MW著) https://www.wine-searcher.com/m/2026/05/bordeaux-2025-shades-of-graves-and-white

🗞️ ニュース②:ボルドー2025年アン・プリムール — サン・テステフが"奇跡のヴィンテージ"に

2025年は多くのアペラシオンで収量が落ち込むなか、サン・テステフだけが例外的に平均35hl/haを超える収量を維持。他アペラシオンが約25〜30%減となったのに対し、サン・テステフの減少幅は約17%にとどまりました。

これは同地区の粘土質・ミネラル豊富な土壌が、晩夏の乾燥ストレスを和らげる少雨の恩恵を受けたためです。その結果、シャトー・コス・デストゥルネルとシャトー・モンローズがそれぞれ98〜100点という完璧なスコアに近い評価を獲得。シャトー・フェラン・セギュールは「過去30ヴィンテージで最高の出来」と評され、アペラシオン最大の発見となりました。

ボルドー全体が難しい年だった中で、サン・テステフはむしろこのヴィンテージの輝きを最も色濃く体現した産地となりました。

📎 出典: The Drinks Business(Colin Hay著) https://www.thedrinksbusiness.com/2026/05/bordeaux-2025-en-primeur-saint-estephe-wines-thrill-in-this-vintage/

🗞️ ニュース③:ペリエ・ジュエが再生農業で未来のシャンパーニュを守る

シャンパーニュの名門メゾン、ペリエ・ジュエが気候変動対策として"リジェネラティブ(再生)農業"への本格転換を進めています。過去15年でシャンパーニュ全体の収量が25%減少するなか、同メゾンは2021年に再生農業の試験プログラムを開始。現在66ヘクタールの畑のうち50%(33ヘクタール)が再生農業に移行しており、2030年までに100%達成を目指しています。

2020年に除草剤を全廃し、電気ロボット「バクス」による機械的な土壌管理へ切り替え。植生被覆(カバークロップ)やビティフォレストリー(ぶどう畑への樹木導入)、生物多様性アイランドの設置など、土壌の健康を根本から再構築する取り組みが実を結びつつあります。

ワインへの影響も確認されており、再生農業区画からは「緊張感とフレッシュさ」が加わったシャルドネが生まれるなど、テロワール表現の深化も期待されています。

📎 出典: The Drinks Business(Sophie Arundel著) https://www.thedrinksbusiness.com/2026/05/inside-perrier-jouets-regenerative-push/

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