トマトは「今」ではなく「3段先」で管理する作物である
ミニトマトの苗を植えたので
以前勉強した時のノートを棚から引っ張り出し。
メモを箇条書きして、
今までに貸し農園で撮った写真を載せました。
トマトは
「葉→葉→葉→花→葉→葉→葉→花→…」
の順に、茎から出てきます。
花(花房=花のかたまり)がついたところを
下から「1段、2段…」と数えます。
1段咲くたびに10歳ずつ年を重ねる
トマトは 次のように
人間年齢でイメージすると分かりやすい
1段咲くたびに およそ10歳ずつ年を重ねる
1段目(10歳)は根もまだ若く
環境の変化に敏感な時期
水と肥料のバランスを
ていねいに管理することが必要
この若い時期に
栄養を与えすぎたり
水を切らしたり与えすぎたりすると
体調を崩しやすい

2〜3段目の開花がターニングポイント
特に2段目(20歳)の頃には
苗がどのくらいの体力を持っているか
その見極めを
判断の目安は茎の太さ
2段目の花が咲いたタイミングで
茎の太さの確認を
小指程度なら 適正
鉛筆程度(細い) 草勢不足
親指程度(太い) 過栄養の可能性あり

1段目で花が咲くころ、先端ではすでに4段目を準備中
花は7〜10日おきに咲いていく
ある段の花が開花する頃
枝の先端ではすでに
3段先の花が作られている
つまり 1段目が咲く頃には
先端では4段目が形成されている
いま与えた肥料や水の
効果が現れるのは 3〜4段先のこと
先を読みながら管理する意識が
健やかな生育への第一歩
4〜6段目はもともと着果しにくい
4〜6段目の花が咲く頃
1段目の果実は
すでにふくらみ始めている
株は その果実づくりに
多くのエネルギーを注ぐ
そのため先端の4〜6段目には
栄養が届きにくくなり
着果しにくい状態になりやすい
この時期を乗り越えるには
1段目の果実を適切に摘果し
追肥でエネルギーの回復を図る

寿命のボーダーラインは8段目
1本仕立てで育てたトマトは
およそ8段目で生育の限界を迎える
そういわれている
(人間でいうと「80歳」)
ここでいう「限界」とは
根が新たに伸びる力や
若い芽を吹く力が衰えてくる境目のこと
家庭菜園や露地栽培の
1本仕立てでは
8段前後が管理の目安となる
ただし
栽培環境や品種によっては
10段以上(100歳超え)の収穫も
十分に可能

【参考】タキイ種苗「トマトの話」(だったかな…)
