ため息390:アノマリーを有効活用して、次はうまくやろう
最近ふと子供の頃のできごとを思い出します。何の脈絡もないのですが、突然昔の古傷が痛むような感じです。普段はまったく気にならないことがそのときだけ、妙に気になります。そしてすぐ忘れていつもの日常生活にもどります。
記憶というのは変化するそうで、自分が経験したことでも時間が経つとその内容が変わっていくと脳の専門家がいっています。中学の同窓会で見覚えのない人(すっかり忘れてしまっているので)から、当時のことをいわれ、自分の記憶と違うことに気がつくことがあります。これはどちらが事実だったのかというよりお互いの記憶が変化してしまったと考えたほうがよさそうです。過去の世界はパラレルワールドということです。
そこで、記憶が経年変化することを実証するため、思い出したことをその都度、電磁的記録に残していくことにしました。検索や並べ替えで類似の出来事を抽出して比較することができます。これから先、記憶の変化を実感できるものと期待しています。
次に思ったのは、なぜ昔のことを突然思い出すのかということです。
思い出すことが楽しいことや成功体験など昔はよかったということではなくて、後悔したことや失敗したことなど不完全燃焼の出来事ばかりです。そこでまたふと思いました。これは生存本能に関わることではないかということです。時々、体内のDNA(生存本能)が警告を発し、軌道修正をはかっているような気がします。
失敗は成功の元ですから、次に同じ場面が来たら、または同じ場面がまもなく来るから、そのときは過去の失敗経験を生かし少しはましに対応するようにメッセージを発しているのではないでしょうか。環境に適応するため変化する生き物だけが生き残るというダーウィンの説があてはまります。前回は失敗したから、今度は失敗しないようにしようということです。環境は前回と同じではないので、同じ手法の繰り返しでは成功しないかもしれませんが、参考になると考えます。
株屋さんは、時々アノマリーといいます。統計的に、人は同じような場面では同じような行動を繰り返す確率が高いことをいいます。したがって、過去の経験が役にたつ確率も高いと思います。すべて勝つ(成功する)ことは現実的ではないので12勝8敗ぐらいを目指します。プロ野球では大きく負けなければ3割で殿堂入りです。
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