【Kontext】究極の高画質アップスケーラを作る話①【Qwen-Image-Edit】
はじめに
ローカルAIの大きな利点の一つが、アップスケーラや高画質化ツールだと思います。サーバーへデータ提供が必要なクラウドAIと異なり、情報流出の問題や(公開しない私的利用であれば)著作物の問題に悩まされずに自由に扱えます。
アップスケール専用のAIモデルや手法は様々なものがありますが、
(様々な画像処理が可能な)FLUX.1 KontextやQwen-Image-Edit等の画像編集AIモデルでも可能になっています。
この記事では、筆者の試行錯誤で、もっとも良い結果を出した手法を紹介したいと思います。
※ 付録欄に本記事で利用したComfyUIワークフローを添付しています
アップスケール例
アップスケール(というよりも高画質化という方が正確ですが)といっても、何でも高画質化できるわけではなく、画像編集AIが得意とするのは、「汚い画像」を綺麗にする事です。
例えば、綺麗な2K解像度のデジタル写真を編集AIを利用して高画質化しても劣化するだけです。基本的にAIモデルが生成可能な品質までしか対応できないので、1K〜2K程度が上限です。
昔の写真や、低解像度の動画キャプチャなどを2K品質に出来るという程度です。しかし、その性能は凄まじいものがあります。
デメリットは、正確に形状を一致させる事ができない事です。ControlNetのような制約縛りを課せば課すほど品質が低下してしまいました。
※ フリー素材や、レトロなパブリックドメイン画像のアップスケール例です








手法
特に大きな工夫はありません。それぞれの工程は標準的なノードを利用した生成です。nunchaku版のモデルを利用しています。
① Qwen-Image-Edit 2509でアップスケール
高品質なものが生成されますが、AI感(のっぺり)が出やすい
大きく変更するため、形状が変わってしまう。
② FLUX.1 Kontextでアップスケール
Qwenよりも、よりオリジナルに近く、写実的なものになりやすい
③ (1)と(2)をQwen-Image-Edit 2509で混ぜる
モーフィング画像を作成するというプロンプトを利用して、二枚の画像のいいとこ取りをする
④ アップスケーラモデルでアプスケールする
のっぺり感の低減

付録
支援者様(メンバーシップ)向けに、ワークフローを添付しています。参考程度にご利用ください。
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