【ollama】Gemma4 E4Bを使ってみた話②【Google】
はじめに
前回のつづきです。
Ollamaのバージョンが上がり(0.20.0)、Gemma4が利用可能になりました。
筆者環境では、パフォーマンスは同じサイズのLM Studio版26B A4Bと大きく変わらないので、本記事ではE4B版を利用してみます。
※ Gemma4は、
✅ Dense(通常)版
従来型のもので、全パラメータを毎回利用する
今回リリースでは最も賢いが、家庭ゲーミングPCでは実用的に動かない
例:Gemma4 31B
✅ MoE版
一部のExpertだけを選んで利用するので、全体の規模に対して高速に処理できる
大きなパラメータを保ったまま高速動作できる
例:Gemma4 26B A4Bなら、転送等のオーバーヘッドを考えなければ4Bサイズの演算量になる。つよつよCPUなら、GPUが無くともそれなりに実用的な速度で動作
✅ Dense + PLE版
演算効率を上げたもの。E4Bなら通常の4Bよりも賢い(ただし余分なデータを持つのでサイズも大きくなる)
Denseの安定・賢さと扱いやすさがある。対応小型デバイスで効率が上がる
が、筆者のような環境では、8Bや12Bと同等の速度とファイルサイズになるので4Bという利点はない。例:Gemma4 E2B・E4B
でリリースされています。
導入と設定
ollamaを最新版にしたあと、ollamaコマンドを利用します。
# ダウンロード
ollama pull gemma4
# 情報表示
ollama show gemma4
Model
architecture gemma4
parameters 8.0B
context length 131072
embedding length 2560
quantization Q4_K_M
requires 0.20.0
Capabilities
completion
vision
audio
tools
thinking
Parameters
top_k 64
top_p 0.95
temperature 1E2B/E4B版の最大コンテキストは128k、26B/31B版は256kという事です。
【!注意!】Gemma3nもそうでしたが、パフォーマンスを上げるには、次の環境変数に注意が必要です。ollamaデフォルトはoffですが、利用している場合は次の値にするか、削除する必要があります。半分以下のパフォーマンスになります。
OLLAMA_FLASH_ATTENTION=0
OLLAMA_KV_CACHE_TYPE=f16
パフォーマンスと性能
※ ollama + OpenWebUIです
Windows環境のollamaで確認します。
Ryzen5 3600 64GB DDR-3200
RTX 5060ti 16GB


ただし、リアルにコンテキストを填めた(約100k)場合は大きくパフォーマンスが下がります





悪くはありませんが、少し考察が足りません
※ 参考:26B版の場合

まとめ
Qwen3.5と比較するなら、
Gemma4 26B vs Qwen3.5 35B
Gemma4 E4B vs Qwen3.5 9B
の性能が同等、または少しGemma4が良いぐらいだと思います。ただし現状では、メモリ利用量がGemma4の方が圧倒的に大きいので、総合ではQwen3.5の方が強いかもしれません。
また、本記事では記載していませんが、リーズニングなしであればGemma4の圧勝だと思います。(Qwen3.5のリーズニング無し動作は、どんなにパラメータを調整してもQwen3 instruct版以下で性能が悪いです)
※ ③へつづく
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