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【GPU並列】ComfyUI MultiGPUノードを試した話【RTX3060×2】


はじめに

最新のComfyUIを利用すると、MultiGPU CFG Splitというネイティブ・ノードを利用できます。名前の通り複数のGPUを利用して(一部だけですが)並列演算できます。

今までComfyUIの複数GPU利用は、ComfyUI-MultiGPUのカスタムノードしかありませんでした。しかしComfy-MultiGPUは並列演算目的ではなく、VRAMスワップのような用途なので高速化はしません。

一方で、MultiGPU CFG Splitは、複数のGPUを利用してもVRAMメモリは増加しませんが、演算速度が向上します。

公式ドキュメントによると、以下のモデルで利用可能との事です。

  • LTX-2.3

  • WAN 2.2

  • FLUX.2 Klein - Base Versions

  • Z-Image

  • Stable Diffusion 3.5 Large

  • Hunyuan Video

  • Qwen-Image-Edit-2511

  • Hunyuan-3D-v2.1

  • SDXL

ただし「CFG」 Splitなので、CFGを利用(1.0以外)するKSamplerしか並列演算できません。

Z-Image-baseで試す

筆者環境はRTX3060 12GB VRAMなので、LTX2.3やWAN2.2は少しVRAM容量不足です。

Z-Image-baseは、フルサイズのものは12GBをオーバーしますが、fp8モデルを利用すると十分VRAMに収まるので、12GB VRAM GPU並列演算テストには丁度良いと思います。

蒸留モデルではないbaseでは、30〜50ステップ程度必要で、cfgを利用すると(Turboと比べて)1ステップあたり2倍近く遅くなるため、並列化の恩恵は大きいと思います。

使い方は簡単で、モデルの後に繋げるだけです。

実行する

※ KSampler以外は変更を受けないので、それ以外は高速化しません。

比較的効率よくGPUを利用しています。

KSampler実行時
Z-Image-baseワークフロー

結果

KSampler処理時間

  • MultiGPU CFG Split ON: 136.41秒

  • MultiGPU CFG Split OFF: 223.71秒

まとめ

さすがに単純2倍とまではいきませんが、なかなか良い並列効率だと思います。

ただし、一般的なゲーミングPC運用の場合は、高速化のためCFG=1.0で利用するモデルが多いので、活用できる幅は狭いかもしれません。

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