141:料:手作りスープの素教室か・こんな時はどうするの?:完璧編
家計が浮く秘密の料理教室 第5回
〜マドレーヌの市民講座シリーズより〜
生徒A:「先生、前回習った “スープの素作り” でちょっと困ったことがあって……」
生徒の一人が声を上げた。
生徒みんな:「ジップロックだと水が…袋を変えてもダメで、冷蔵庫が水びたしに…」 「そうそう」「うちも」「同じ」
と、共感の声が上がる。
マドレーヌ:「ふ。そこが最初の関門。」
マドレーヌは涼しい顔で、新しいプリントを配った。
【保存と万能活用の知恵】
1. 漏れない保存術中身を中央に寄せ、軽く三つ折りにする。「U字」に曲げ、冷蔵庫の隙間に立てる。
厳禁: タッパーへの「詰め替え」。酸化(腐敗)の原因になる。

2. 万能な「スープの素」活用術: 漬け汁は一番のスープの素。
みじん切り: 野菜を刻めば万能調味料に。
自家製ふりかけ: みじん切りの素とひき肉(鶏でも豚でも)を炒める。
お好みで刻んだ別の野菜も。ご飯が止まらなくなります。お茶漬けにも。
その他: ハンバーグの種に混ぜたり、チャーハンに入れたり。
塩胡椒の代わりに使うが、入れすぎには注意!
赤ちゃんへ: 添加物を気にするお母さんへ。離乳食に薄味で使えば、これ以上安心なものはありません。
3. 「素切れ」の時の対処法発酵の仲間: キムチ(ふた付きタイプ)、市販のお新香の汁。同じ天然の「スープの素」でしょう?
乾物・旨味: 鰹節、昆布茶、塩昆布、とろろ昆布、醤油など。
最終手段: 全てなければ塩、胡椒など。それでも足りなければ市販品で。概念にとらわれず、麺つゆの素なども。焼き魚を入れるという手も。
あなたにもまだまだ無限の才能が眠っています。たかが『スープの素』されど『スープの素』。天然の旨味と乳酸菌で、食卓を塗り替えてみて。」
マドレーヌより
マドレーヌ:「 “ていねいな暮らし” と言われる発酵料理は、手間が多すぎるわ。続かないなら知恵じゃなくてただの趣味。変わらず、どこでもできること、それが大事。このスープのお陰で、世界中どの国に行っても料理は困らなかったわ。
うちには胡椒と七味とガラムマサラくらいしかないしね。慣れてきたら、塩と一緒に麹を入れたり、モリンガティーを入れたりするのもいい。楽しみ方は無数で無限ですよ!」
マドレーヌはふっと笑った。 今日も教室のあちこちで、生徒たちの頭に小さな電気が灯っている。
マドレーヌは、今日も行く。 特別なことをするわけではない。ただ、どこでも誰でも出来るやり方を、その場にあるもので手渡しながら。
明日もまた、あなたの待つ世界中のどこかの公民館へ。
完。
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