ねこはスキですか? 詩集『きみと しろねこと ―四季のうた ―』#音声作品紹介#詩と絵で綴るやさしい時間#創作大賞2025応募
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ちがうまなざしで綴った四季のうた。
日常のそばにある静かな時間を、ひとつひとつ、言葉にしました。
あなたの心にも、そっと寄り添えますように。

春 ― 出会いとやさしさ ―

🌼「陽だまりのはじまり」
カーテン越しの
光の粒に
小さな影が寄り添っていた
おはようも
言わない朝に
ただ “そこにいる” だけで
満たされた
🐾「ここが、ぼくの春」
初めて きみと 出会ったあの日
指先の ぬくもりに
ぼくは 答えた
それからずっと
春になると
“ここが ぼくの居場所”だと
思えるんだ

夏 ― 音とひかり ―

🌼「陽ざしのなかで」
麦茶の氷が
ころんと鳴る午後
足元には
白い毛玉が ごろりと寝そべる
ベランダの風も
本のページも
夏の午後の 一部になっていく
🐾「風の音、きみのそばで」
風の通り道を
見つけるのは 得意なんだ
きみのそばにいると
音も光も やさしくて
“夏って、こういうものだ”って
ぼくの中に しずかにしみこんでいく

秋 ― 静けさと余白 ―

🌼「深まる空気のなかで」
かさかさと葉が落ちて
空の色も少しやわらぐ季節
しろねこは
陽だまりの番人みたいに
静かに時を見守っている
🐾「かさこその午後」
きみの動きも
空気のにおいも
どこか深くなってゆく
ぼくはただ
それに身をゆだね
秋をまるごと 感じているだけ

冬 ― 寄り添う 時間 ―

🌼「白いぬくもり」
外は灰色の空
風は すこし刺すようで
けれど ひざの上のぬくもりが
「おはよう」を 教えてくれる
白い毛に 顔をうずめて
眠る横顔に そっと触れる
寄り添うだけで
あたたかくなる心
🐾「しずかな火」
ストーブの音
きみの足音
それだけで 心が落ち着くんだ
ぬくもりを 分け合う季節
ぼくは きみのひざの上で
そのすべてを 感じながら 目を閉じる

あとがきにかえて ― 「365日のなかで」
四季はめぐって 日々は流れても
しろねことわたしのあいだにある時間は
とても静かで、確かなもの。
春の出会い 夏の音
秋の余白 冬のぬくもり
すべての季節が
ただ そばにいることで やさしくなった。
それは、きっと
一冊の詩集のような日々…
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
よかったら、夏の朗読記事ものぞいてみてくださいね。
〜追記〜
マガジンに載せていただきました。
山中サトシさん、ありがとうございます。
水谷れいさん、ありがとうございます。
maki☘️さん、いつもありがとうございます。
ほしの遥華さん、いつもありがとうございます。
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