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hoshizoramochi
#せりふ三題噺 カセットコンロの火
今回は
■セリフ
「すきま風かな?」
■三題
・胃カメラ
・かに
・レース
と言うお題目です。
今日も今日とて お仕事から帰って
「ただいま~」と声を出すと、ペットの文鳥が
「おかえり~」
と返事をしてくれる。
京都の冬は底冷えすると聞いていたが、
実家を思うとマシなのかもしれない。
なんせ日本海からの冷たい風があり、それなりに積雪する。
除雪車が縦横無尽に動いているし、
道には融雪の液体が出る設備もある。
京都は積もってもせいぜい1cmあるかどうか。
しかもアスファルト上の雪は半日ともたない。
そんな差を思うと「暖かい」と思う。
そんな実家からかにが仕送りで届いた。
母からの手紙が入っており、
父親が健康診断で胃カメラの検査を受けるも
問題は無かったとの事や、
ゲーム会社が主催のレースゲーム大会の地方予選で、
なんと弟が優勝したので、
西日本ブロックの決勝戦の会場がある大阪に出てくるという。
そんな手紙を読み終えて、
早速にカセットコンロを準備して、土鍋をおき、
かにを煮込んだ。
文鳥は
「か~に かに かに・・・ か~に かに かに」
と囀っている。
オタマやお皿の準備をしようと、こたつから立ち上がるも、
カセットコンロの火が、ブルブルっと揺れて消えてしまった。
慌ててスイッチをオフにして再点火して点いたのを確認して、
シンクに取りに行って戻ると、また火が消えている。
カセットコンロのガスが無いのか確認すると、
やはり少なかったようである。
「すきま風かな? とは思ったけどガス欠だったようね。」
ボンベを交換して加熱を再開して、かにを美味しく食べるも・・・
「やはりこの文鳥 どこで言葉を覚えたのかしら?」
と疑問に思うお姉さんであった。
