【初めてのnote】臨床工学技士10年目【自己紹介】
初めまして。臨床工学技士として働いているTa-fulです。
2026年で臨床工学技士として10年目になります。
これまで大学病院と透析クリニックの両方で勤務してきました。
このnoteでは、臨床工学技士の仕事、透析や呼吸療法、医療機器管理、医療現場での業務改善、そして医療ニュースを現場目線でどう読むか、ということを中心に書いていこうと思っています。医療や仕事の話が中心になると思いますが、肩の力を抜いて読めるような趣味の話なども、時々書いていけたらと思っています。
初投稿なので、まずは自分がどのような経験をしてきたのかを簡単にまとめます。
業務歴
臨床工学技士としての経験は10年です。
最初の6年間は大学病院で勤務し、その後の4年間は透析クリニックで働いています。
また、大学で医療治療機器学実習の非常勤講師を3年間担当した経験もあります。臨床をまだ見たことのない学生さんに向けて、現場で使う医療機器や臨床工学技士の仕事について伝える機会がありました。
教える中では、単に機器の名前や操作を説明するだけではなく、「実際の現場では何を見て、何を考えるのか」をできるだけ噛み砕いて伝えることを意識してきました。
大学病院とクリニックでは、求められる役割や仕事の進め方がかなり違います。その両方を経験してきたことは、自分の中で大きな財産になっています。
大学病院での経験
大学病院では、幅広い業務を経験しました。
1年目は、心臓カテーテル、植込みデバイス、補助循環(ECMO、IABPなど)、手術室関連の業務に関わりました。
その後の5年間は、主に血液浄化、医療機器管理、人工呼吸器管理を担当しました。血液浄化では、急性期や周術期の透析、アフェレーシス、CRRTなどにも関わっています。
高気圧酸素療法にも3年間関わりました。ほかにも、国際展開事業の一環として、タイの臨床工学分野の大学と交流する機会もありました。
教育面では、学生指導を300人以上経験しています。臨床をまだ見たことのない学生さん、臨床実習に来た学生さん、新人スタッフなど、相手の段階に合わせて説明する機会がありました。
専門用語をそのまま並べるだけでは伝わらないことも多いので、「なぜその確認が必要なのか」「現場ではどこで迷いやすいのか」「安全のために何を外してはいけないのか」といった部分まで、できるだけ具体的に伝えるようにしてきました。
人に説明する中で、自分自身の知識を整理し直すことも多く、教育は自分にとっても学びの多い時間でした。
一方で、人工心肺については主担当としての経験はありません。見学や準備補助の経験はありますが、専門的に語るときには慎重に扱う分野です。内視鏡についても未経験です。
自分が経験してきたことと、経験していないことを分けて発信することは大切にしたいと思っています。
透析クリニックでの経験
現在は透析クリニックで勤務しています。
透析クリニックでは、慢性維持透析を中心に、災害対策、腎リハ、糖尿病、フットケアなど、患者さんの生活に近い領域に関わる機会が増えました。
大学病院では急性期の対応や医療機器の安全管理を強く意識していましたが、透析クリニックでは「継続して通院する患者さんをどう支えるか」という視点がより重要になると感じています。
また、Excelを使った表・資料作成などのPC業務や、最近はAIを使った議事録作成など業務効率化にも取り組んでいます。
医療現場では、忙しさの中で小さな非効率が積み重なりやすいです。だからこそ、現場で無理なく続けられる改善についても発信していきたいと思っています。
所持資格
現在所持している主な資格は、透析技術認定士と3学会合同呼吸療法認定士です。
透析と呼吸療法は、どちらも臨床工学技士として関わる機会の多い分野です。資格を取って終わりではなく、日々の業務や新しい情報に触れながら、継続して学んでいきたいと考えています。
心がけること
このnoteでは、医療ニュースや臨床工学技士に関わる話題を、自分の経験と照らし合わせながら書いていく予定です。
特に、透析、呼吸療法、医療機器管理に関するニュースでは、単に「新しい情報」として読むだけでなく、実際の業務導線、教育、保守、安全管理にどう関わるのかを考えていきたいです。
非常勤講師や学生指導、新人教育の経験も、この発信の土台になっています。知識を並べるだけではなく、初めてその分野に触れる人にも、すでに現場で働いている人にも伝わる形に整理していきたいです。
大学病院と透析クリニックの両方を経験しているので、急性期と慢性期で何が違うのか、同じ臨床工学技士の仕事でも現場によってどのように見え方が変わるのかも、自分なりに整理していきたいと思っています。
AIや業務効率化についても、便利そうな話だけで終わらせず、「現場で本当に使えるのか」「導入したあとに負担が増えないか」という視点を大切にしたいです。
一方で、人工心肺や内視鏡のように、自分が主担当として深く経験していない分野については、必要以上に解釈を広げず、一次情報に忠実に扱うつもりです。
このnoteが、臨床工学技士の方、医療現場で働く方、医療ニュースを現場目線で読みたい方にとって、少しでも役立つ場所になればうれしいです。
まずは自己紹介でした。これから少しずつ、自分の言葉で発信していきます。
