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再生医療に賭ける理由「人生を豊かにする予防医療」

2回目のnote記事を執筆します。
大阪再生医療専門クリニック『CELL GRAND CLINIC』の院長、若林雄一です。

医師として日々多くの患者様に接する中で強く感じることがあります。
「病気になってから治療するよりも、病気になる前に予防することの重要性」です。


医師になって実感した『予防』の重要性

私がまだ研修医だった頃、老年内科という高齢者の患者様が多く入院する科で働いていました。そこには認知症を患った患者様が多くいらっしゃいました。

多くの患者様がなぜ自分が病院にいるのかも理解できない状態で、ご家族もほとんど見舞いに来ません。入院したまま最期を迎える方も多く、「病院が終の棲家」となってしまう現実を目の当たりにしました。

私はその現実に強い衝撃を受けました。
「こうなる前に何かできることはなかったのか」と何度も自問自答しました。そしてその頃から「病気が深刻になる前に予防することが何よりも重要だ」と強く思うようになりました。

病気になる前に目を向ける必要性

医師として現場を経験してきて感じることは、病気が進行してからの治療は、患者様本人だけでなく、そのご家族にも大きな精神的・経済的負担を強いるということです。

例えば認知症やがんなどは、初期段階であれば適切な予防や早期治療で進行を抑えることができます。しかしステージが進んでから治療を開始しても、成功率が低く、患者様ご自身も辛い治療に耐えなければなりません。その状況を防ぐためには、病気になる前や初期段階で医療的な介入が必要なのです。

アメリカと日本の予防医療の違い

私は以前、アメリカで認知症研究に携わった経験があります。
そのとき感じたのが、日本とアメリカの医療制度の違いでした。

アメリカでは歯科治療をはじめ、病気になった際の治療費が非常に高額です。そのため、アメリカの人々は「病気にならないための予防」を徹底して行っています。特に歯科では、虫歯になる前の予防ケアが当たり前の文化となっています。

一方、日本は保険診療制度が整い、治療費が安価であるため、病気になった後に治療すれば良いという意識が一般的です。もちろんこの保険制度は素晴らしいものですが、その反面、「予防」という考え方が希薄になりがちです。今後の日本社会に必要なのは、この「予防医療」の意識をしっかり根付かせることだと感じています。

再生医療を通じた新しい予防のかたち

再生医療は「予防医療」の最前線にあると私は考えています。
幹細胞を用いた治療は、病気の症状が現れる前や軽度の段階で行うことによって、病気を未然に防ぎ、身体の自己治癒力を高めることが可能です。

私たちが提供する再生医療は、まさに病気の予防と早期改善を可能にする新しい医療のかたちなのです。

さらに、予防的な医療や先進的な治療は、現在の日本では自由診療として提供されることが多いのですが、自由診療だからこそ患者様一人ひとりに合わせた柔軟で質の高い治療を提供できます。

医師としての葛藤と原点に戻るエピソード

研修医として老年内科で患者様に接していた日々は、医師としての理想と現実のギャップに何度も葛藤する毎日でした。

患者様と心を通わせ、信頼関係を築きたいという想いで毎日病室に通いました。しかし、前日には笑顔で挨拶を交わしたはずの患者様が、翌日には私のことをまったく覚えていないことが続きました。

「おはようございます、担当の若林です」と挨拶するたび、初対面のように不思議そうな表情をされるのです。

その度に、医師としての無力さを感じ、自分は本当に患者様のためになれているのだろうかという迷いを抱えるようになりました。

自分が目指していた医師としての姿とのギャップに悩む中で、改めて「予防医療」という新たな道への思いが強まっていきました。

CELL GRAND CLINICで実現したかった医療

私は大阪再生医療専門クリニック「CELL GRAND CLINIC」を開業するにあたり、患者様一人ひとりに丁寧に向き合う医療を実践したいと考えました。
来院される方々は、短時間で流れ作業のように診察が終わる病院のあり方に疑問を持ち、本気で自身の健康と向き合いたい方が多いのです。

当院では血液検査の結果をいつでも患者様自身が確認できるシステムを導入したり、個々のニーズに合わせたオーダーメイドの予防医療を提供しています。

その結果、多くの患者様から「ここに来て本当に良かった」「先生に出会えて人生が変わった」という感謝の声をいただき、私は医師として大きなやりがいを感じています。

予防医療を広めていくために

私が目指しているのは、病気になってしまう前に防ぐことが当たり前になる社会です。
再生医療という先進的な医療を通じて、患者様が病気に苦しむことなく、健康で豊かな毎日を送れるよう全力で支えていきたいと考えています。

健康についての小さな悩みや不安でも構いません。
「病気になりたくない」「健康を守りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。私たちはいつでも患者様の味方です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

CELL GRAND CLINIC
院長 若林雄一




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