「がんばらなきゃ」の糸が切れてしまう前に。心とお金をすり減らさないための、小さな休息のすすめ(再編集記事)
日々、X(旧Twitter)やInstagramを見ていると、現代社会のスピード感の早さに、知らず知らずのうちに心が圧倒されてしまうことがあります。特に、日々の生活のやりくり、将来への漠然とした不安、人間関係の悩みなどが重なると、頭の中がパンパンになってしまいますよね。
真面目で、責任感が強い人ほど、周りに迷惑をかけまいと「自分がもっと頑張ればいいんだ」「我慢すればなんとかなる」と、一人で抱え込んでしまいがちです。
しかし、心や体のエネルギーは無限ではありません。
ある日突然、ピンと張り詰めていた糸がプツンと切れてしまうような感覚に陥ったり、「もうどうしていいか分からない」と、暗いトンネルの中に迷い込んだような気持ちになってしまうことは、誰にでも起こり得るのです。
今回は、そんな風に心が限界を迎えてしまう前に、少しだけ立ち止まって自分を労わるためのヒントをお届けします。
■ 心の乱れとお金、そして体はつながっています
私たちの健康な暮らしは、「心」「体」「お金(家計)」の3つのバランスがうまく保たれていることで成り立っています 。
不調のサイン:強いストレスや心の疲れを感じると、私たちは無意識のうちに「まあいいか」と、衝動的な買い物(浪費)に走ってしまったり 、自炊をする元気がなくなって外食や出来合いのお惣菜への依存度が高まり、家計を圧迫してしまうことがあります 。
負のスパイラル:家計が苦しくなると、今度はその焦りや不安から、さらに心身の不調を引き起こし、負のスパイラルに陥ってしまうケースが少なくありません 。
「部屋の乱れは心の乱れ、そして家計の乱れ」という言葉もあるように 、もし今、あなたの周りの環境や暮らしが少しギクシャクしていると感じたら、それはあなたの心と体が「これ以上、無理をしないで」と発している、大切なSOSのサインです 。
■ 今すぐできる、心を緩めるための3つのこと
もし「もうダメかもしれない」と心が折れそうになったら、一度すべての問題の解決を後回しにして、次のシンプルなことだけを試してみてください。
1. 「休むこと」を最優先のスケジュールにする
「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」というタスクを一度全部横に置いて、まずはゆっくりと体を休め、眠る時間を確保してください 。健康を維持すること、そして体を休めることは、あなたが未来を守る上で最も大切な資産です 。
2. 完璧な合格点を自分に求めない
家計のやりくりも、日々の仕事や家事も、100点満点をキープし続けるのは不可能です。少し予算をオーバーしてしまったり、思い通りにいかない日があっても、自分を責めないでください 。「今日を乗り切れただけで100点満点!」と、自分に優しい合格点を出してあげましょう。
3. 「助けて」と言うのは、当然の権利です
お金や暮らし、これからの人生に対する深い悩みは、一人で抱え込んでいると、どんどん出口がないように見えてきてしまいます。ですが、それは決してあなた一人の責任ではありません 。
世の中には、あなたの声を受け止め、一緒に解決の糸口を探すためのさまざまな専門家や、公的なセーフティネットが存在します 。声を上げることは恥ずかしいことでも、負けでもありません 。あなたの未来と生活を守るための、大切な一歩です 。
■ おわりに
私たちは、日々さまざまな相談をお受けする中で、「もっと早く話してくれたら、一緒に別の道を探せたのに」と感じることがたくさんあります 。
もし、今夜のタイムラインを見ながら、心がすーっと冷たくなっていくような不安を感じているなら、どうか「自分は一人じゃない」ということを忘れないでください。
少しだけ深呼吸をして、温かい飲み物を飲んで、まずは今日をゆっくり休むことから始めましょう 。あなたの暮らしに、明日また穏やかな光が差し込むことを、私たちはいつでも応援しています。
● 免責事項 本記事は、日々のメンタルケアや生活習慣、家計管理に関する一般的なヒントの提供を目的とした読み物です。個別の精神的な疾患の治療や、法的なトラブルの具体的な解決策を保証・提示するものではありません。現在、心身の強い不調が続いて日常の生活が困難な場合や、お一人で思い詰めてしまっている場合は、ご自身の判断で抱え込まず、速やかに精神科・心療内科等の専門医療機関へのご受診をおすすめいたします 。また、厚生労働省の各種相談窓口(「こころの健康相談統一ダイヤル」や「まもろうよ こころ」など)といった、24時間無料で専門家とつながる公的な専門相談先へのご連絡をご検討ください 。
信用生協では岩手県にお住まいの方を対象にLINEでのチャット相談も行っています。ぜひご利用ください。
