感染、伝染、ワクチンの基本を確認しようよ
この記事は、ニュースサイト等の翻訳ではなく、様々なニュースサイトなどを翻訳してきた立場から、今一度基本に戻って、皆が冷静に考えるということをするべきではないかという気持ちになった為、私見として書かせていただきます。
感染って何?
感染という状況は何を指すのか。まずこの点について考えてみたい。
ウィルスなどが付着していることを感染とは基本的には呼ばない。
感染とは、ウィルスなどが細胞内に取り込んで、自らの仲間を増殖することを基本的に感染と呼ぶようである。
つまりは、鼻などの粘膜にウィルスが付着していても、そのウィルスが活動をしていなかったり、細胞内に取り込んで増殖していない場合は感染とは言えない状況のようです。
感染すると何が起こる?
感染すると、つまり細胞内で増殖が始まると、増殖したウィルスが血液にのって、体内を移動する。
次なる細胞に取り込んで増殖する為に体内を移動するようになる。
血液に乗って体内を移動する際、血液の中には警察の役割をしている物質があり、体外からの敵(ウィルスや細菌など)が入ってきていないかを監視している。その警察の役割をしている物質に見つかることで、体は自己免役という防衛措置を取ることになる。
伝染っていつから起こるの?
自らが感染し、他人にうつす事を伝染と言う。
では、自らが感染した時点で、伝染させる能力を持つのかについてですが、感染つまり体内で増殖を始め、血管に乗って体内を移動し始めた段階から、伝染が可能となります。
自己免役の役割って何?
自己免役は、血管の中を流れるウィルス等を発見した際に、それまで経験した事のあるウィルスであれば、そのウィルスを特定し、ウィルスが細胞内に取り入る機能を停止させるなどの抗体を作り出し、ウィルスが細胞に取り付く前にウィルスと抗体が結びつき、それ以上の細胞内での増殖が出来ないようにすることが自己免役の役割となります。
これに対し、初めて経験するウィルスの場合は、過去の経験から抗体をすぐさま作り出すことが出来ません。そこでウィルスがどのように細胞内に取り付くのかを観察し、その機能を学習します。学習した後、それ以上ウィルスが細胞内に入り込まないよう、上記と同じように抗体を作成することになるのです。
発症とは?
自己免役機能が抗体を作り出し、これ以上の増殖をさせまいと機能している際、血液内を移動続けるウィルスや、抗体が取り付いたウィルスをそのままにすること、つまり体内に留まらせることは得策ではありません。
ウィルスの変異などが起きた場合、抗体が効かない状況となれば、再度体内での増殖を許してしまうためです。
そこで、発熱や咳などといった症状を出すことによって、ウィルスを死滅させたり、体外に出したりなどを行う症状を発症と呼ぶようです。
ワクチンの役割って何?
ワクチンの基本的な役割とは、まだ経験のした事のない病気に対し、事前にウィルスの情報を体内に入れることで、そのウィルスがどのように細胞に取り付くのかを学び、ウィルスが細胞に取り付くことが出来ないよう、抗体を作る為の設計図を記憶させることがワクチンの役割となります。
子供の頃に接種した麻疹や水疱瘡など、様々なワクチンについては、子供の頃に接種して以降、大人になって接種をする人は居ないと思います。つまり、ワクチンとしての機能である、抗体を作る為の設計図が体内に残っている為、大人になっての接種が必要ないと考えられます。
これに対し、毎年のように接種するインフルエンザや今回のワクチンなど、何度も必要となるワクチンは、ワクチン本来の、『体内に抗体を作る為の設計図を残せない』か『ウィルスの変異が早すぎて、抗体を作る機能は残っているがその抗体が意味をなさない』という状況であることが疑われます。
ワクチンの基本は抗体を作る設計図を残すこと。
これにより、初めてのウィルスが体内に入り、細胞に取り付き、増殖をし、体内を血液に乗って移動をし、警察役に見つかり、抗体を作るという自己免役機能が働くという経過をスムーズに行うことを目的としているのです。
初めてのウィルスの場合は、
体内に入り、細胞に取り付き、増殖をし、体内を血液に乗って移動をし、警察役に見つかり、(ウィルスがどのように細胞内に取り入るのか観察をし、細胞にこれ以上取り付けないようにする為に抗体を試行錯誤して作り効果を見極め)効果のある抗体を作る。つまり()内の行程を省く為にワクチンによって、あらかじめウィルス情報を体内に入れることが目的とされています。
ワクチンは、感染を止める為にあるのではなく、感染した際に、抗体を作るまでの試行錯誤や、ウィルスが細胞に取り付く様を観察研究する時間を短縮する為にあるのです。抗体が出来るまでの時間短縮を目的としているので、ウィルスが体内で増殖する量が減ることに繋がり、重症化を抑えることに繋がると考えられています。
この世にあるすべてのワクチンは感染することを前提として、抗体を素早く体内で作ることを目的としていますので、ワクチンによって感染しないということはありません。
血液にのって増殖したウィルスが体内を移動し、警察役に見つかるまでは、自己免役機能が抗体を作ることはありませんので、他人に伝染させることはあり、ワクチンによって他人に伝染させないという事もありません。
感染、伝染、ワクチンの基本
これらを理解していれば、政治家や、専門家や、研究者や、医師がマスメディアなどでどんな発言をしていようとも、基本にのっとった発言であるのかが理解できると思います。
余談
風邪薬を作ることが出来れば、ノーベル賞物である。
と言われています。
風邪を引き起こすウィルスは様々ありますが、コロナウィルスもその一つです。
新型コロナウィルスも、風邪を引き起こすコロナウィルスの新型ですから同様で、ウィルスの変異スピードが速い為、そのウィルスそのものを死滅させたり、細胞に取り付く機能を停止させるような、風邪を引き起こすウィルスを止めることは出来ないのです。
風邪の症状を止める為の薬しかこの世には存在していないのです。
この世界共通の事実を知れば、コロナウィルス用のワクチンがどれだけ有効なのかについては、想像が出来るかもしれませんね。
おことわり
私は医学を目指したこともありませんし、医学的知識はありません。
数ある文献などを読んでいく中で、感染、伝染、ワクチンの基本について、それまでのぼんやりしたものから、より明確にそれらの基本について見えてきたという程度です。もしかしたら、私の説明の中に、少し違う所があるかもしれません。ご了承ください。
しかし、仕事にしても、医療にしても、全てには基本があり、その基本を逸脱しては成立しない話があります。
どんなに大きなプロパガンダによって宣伝されていたとしても、ワクチンがバリアを作り、感染を防いだり、伝染を防いだりすることはありません。それは基本から外れてしまっている話だからです。
最新技術などを理解する必要は無いと思います。
基本さえきっちり理解しておけば、この先にある、新たな伝染病であったり、医薬品であったり、目くらましのようにちらつかせる話題があっても、ネットの中のどの情報に価値があり、どの情報に価値が無いのかが見極められるのではないでしょうか。
