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AI絵巻物、三度目の挑戦! - 四季を巡る「平安四季絵巻」完成…そして美術館建設計画発動!? (エイプリルフール)

以前、AIを使って水墨画風の風景絵巻物や、源氏物語風の絵巻物生成に挑戦した記事を公開しました。

前回の記事はこちら:

前回の源氏物語風絵巻では、LoRAの導入やアウトペイントの効率化で大きな進歩がありましたが、「同じような場面が繰り返される」という課題が残っていました。物語性豊かな絵巻物を作るには、アウトペイントの過程で場面を変化させていく必要がある…!

そこで今回は、AIアシスタントのGeminiと再びタッグを組み、アウトペイントのステップごとにプロンプトを少しずつ変化させる、という新たな挑戦を行いました。テーマは「平安時代の四季の移ろい」。試行錯誤の末、ついに長大な絵巻物が完成いたしました!

四季を巡る「平安四季絵巻」

今回完成した作品には「平安四季絵巻」と名付けました。平安の宮廷を舞台に、春から始まり、夏、秋、冬へと季節が巡りゆく中で繰り広げられる貴族たちの雅な営みを描いています。

各場面のタイトルは以下の通りです。

  1. 第一場面:宮中の春光 - 春の訪れ、桜咲く宮殿の様子。

  2. 第二場面:月下の管弦 - 夏の夜、庭園での音楽の宴と月見。

  3. 第三場面:春日の蹴鞠 - 再び春、若者たちが蹴鞠に興じる。

  4. 第四場面:紅葉狩りの宴 - 秋、野山での紅葉狩りと和歌の会。

  5. 第五場面:雪の宮廷 - 冬、雪景色に包まれた宮中での静かな時間。

1. 宮中の春光
2. 月下の管弦
3. 春日の蹴鞠
4. 紅葉狩りの宴
5. 雪の宮廷

スマホ用の画像は最後に掲載しています。また、私のサイトでも閲覧できます。こちらのサイトでは全画面表示も対応しています。

制作の舞台裏 - 物語を紡ぐAI技術

今回の「平安四季絵巻」制作にあたっては、前回同様 Stable Diffusion 1.5 をベースにしつつ、以下の工夫を凝らしました。

  • 専用LoRA: 前回に引き続き、源氏物語図帖などを学習させた自作LoRAを使用し、絵巻特有の画風再現を目指しました。

  • プロンプトの段階的変化: これが今回の最大のキモです!アウトペイントで画像を拡張していく際、各ステップでプロンプトの内容を微妙に変化させました。例えば、「庭を眺める」→「和歌を詠む」→「楽器を奏でる」のように、季節や場面の展開に合わせてAIへの指示を変えていくことで、単調な繰り返しを防ぎ、物語の流れを生み出すことを試みました。プロンプトのアイデア出しや調整は、今回もGeminiが大活躍してくれました。

  • アウトペイント手法: 基本的な手法は前回を踏襲しつつ、プロンプト変更を組み込むことで、より意図した場面展開に近づけました。

【特報】リアル美術館、建てます! (エイプリルフール)

さて、この「平安四季絵巻」の完成を記念して…そして、本日が4月1日であることを祝して…皆様に超重大発表がございます!

なんと!

この度、私 chakkun1121 は、AI生成アートを専門に展示するリアル美術館「chakkun1121 雅美術館(仮称)」の建設プロジェクトを始動させることを(夢の中で)決定いたしました!

※上記はあくまでイメージであり、実際の計画とは異なる可能性があります(というか計画自体が…)

この美術館では、「平安四季絵巻」をはじめ、これまで制作してきたAI絵巻物や、今後生まれるであろう様々なAIアート作品を、物理空間で皆様にご鑑賞いただけるようにする計画です!

コンセプトは「古典と未来、デジタルとリアルの融合」を検討しています。

建設予定地は…そうですね、「サイバー空間と物理次元が交差する特異点、京都あたり(希望的観測)」を目指しております!最新鋭の量子転送技術によるアクセスも将来的に可能になる…かもしれません!

開館予定は…「全ての技術的課題と資金調達の問題がクリアされ、AIが真の自意識を獲得する日…」と言いたいところですが、まずは!

こちらのオンライン美術館でお楽しみください! (これは現実)

いつか、本当にリアルでお会いできる日が来ることを夢見て…(夢は大きく!)

AIと紡ぐ、千年の物語 - 考察再び

…と、エイプリルフールの茶番はさておき。

今回のプロンプト変更を取り入れた絵巻物制作を通して、AIが単なる画像生成ツールに留まらず、物語を語るパートナーとなり得る可能性を強く感じました。ステップごとに指示を変えることで、AIはまるで脚本に応える役者のように、場面を紡ぎ出してくれます。

もちろん、完全に意図通りに制御するのはまだ難しく、予期せぬ展開や破綻が起こることもあります。しかし、その偶然性すらも、新たなインスピレーションの源泉となり得ます。

平安時代の美意識、四季の移ろい、そして「もののあはれ」といった感覚を、現代のテクノロジーであるAIで表現しようと試みる中で、改めて日本の文化の奥深さと、それを解釈し再構築するAIの潜在能力に驚かされました。

創造の未来へ

AI技術は日進月歩で進化しており、私たちクリエイターに新たな表現の地平を切り開いてくれています。「平安四季絵巻」は、その可能性の一端を示す試みの一つです。

今後は、さらに複雑な物語構造を持つ絵巻や、特定の登場人物の生涯を追うような作品、あるいは全く異なる時代や文化をテーマにした絵巻物制作にも挑戦していきたいと考えています。

今回の試みが、皆様にとってAIと創造性、そして古典文化の新たな可能性について考えるきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。(美術館の件は、話半分…いや、4月1日分ということで!)

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。


今回の記事はGemini 2.5 Pro Experimental 03-25を使用しました。

1. 宮中の春光
2. 月下の管弦
3. 春日の蹴鞠
4. 紅葉狩りの宴
5. 雪の宮廷


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