7.20トリプル世界戦勝敗予想!3試合を分析
7月20日、両国国技館
「U-NEXT BOXING.6」
メインイベント増田陸vs比嘉大吾
寺地拳四朗の3階級制覇挑戦
岩田翔吉の初防衛戦
トリプル世界タイトルマッチ開催
個人的に予想していきます
WBA世界バンタム級王座決定戦
増田陸 vs 比嘉大吾
今大会最大の注目カード
バムがスーパーに昇格したことにより正規王座決定戦。ここは個人的には首を捻る運びでした。しかし一旦忘れて予想します。
増田陸は勢いに乗るサウスポーのハードパンチャー。今年3月にはノニト・ドネアをTKOで下し世界挑戦の座を掴んだ。勢いだけでなく、距離感やカウンター技術も大きく成長している帝拳ジム一推しのボクサー。
対する比嘉大吾は元フライ級世界チャンピオン。世界戦の経験値は圧倒的で、近年も世界トップ相手に互角の戦いを続けてきている。爆発力はいまだ健在で、一発で流れを変えられるパンチ力を持っている。
ただし年齢やダメージの蓄積を考えると、現在の勢いでは増田がやや上回る印象か。比嘉が前半で捕まえられなければ、試合が進むにつれて増田のペースになる可能性が高い。
予想:増田陸の9〜11回TKO勝ち
WBO世界スーパーフライ級王座決定戦
寺地拳四朗 vs イスラエル・ゴンサレス
寺地拳四朗にとっては三階級制覇が懸かる大一番。
ゴンサレスは世界戦経験が豊富で、ジェシー・バム・ロドリゲスやローマン・ゴンサレスらとも拳を交えてきた実力者。簡単に倒される相手ではない。
それでも寺地の最大の武器は、試合中の修正能力と手数。相手を分析しながら徐々に支配していくスタイルは世界トップクラス。
階級アップによるパワー差は多少あるかもしれないが、それ以上に技術差が大きい。
ライトフライの時のようなインファイトは仕掛けず、フェンシングのような細かく鋭いジャブで距離感を支配する選択を取るのではないかと思います。
予想:寺地拳四朗の判定勝ち(3-0)
後半は拳四朗がペースを完全に握り、危なげなく世界三階級制覇を達成すると予想します。
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
岩田翔吉 vs エリック・バディージョ
岩田は今年世界王座を奪還し、今回が初防衛戦。
二度目の世界タイトル奪還なのですが前回は初防衛戦でレネ・サンティアゴに敗れて陥落
今回は鬼門の初防衛を達成できるか
レネ・サンティアゴに関してはその後防衛戦で高見、谷口と戦い勝利。日本人トップクラスに三連戦、三連勝、中々捕まえられない独特のアウトボクシング。実は相当な実力者だったことが判明。岩田が負けた時はフロックかと思ったのですが違いました。
話は戻り
挑戦者バディージョは無敗で勢いのある技巧派。サウスポーでもあり、決して楽な相手ではない。
しかし岩田は近年、試合運びが非常に安定してきた。以前より冷静さが増し、距離の支配も上手くなっている。
序盤はバディージョのスピードに苦戦する場面もありそうだが、中盤以降は岩田のプレッシャーが勝ると見る。
予想:岩田翔吉の後半TKO勝ち(9〜10回)
最終予想
増田陸 ○ TKO 比嘉大吾(9〜11回)
寺地拳四朗 ○ 判定 イスラエル・ゴンサレス(3-0)
岩田翔吉 ○ TKO エリック・バディージョ(9〜10回)
三試合とも日本人選手が勝利すると予想するが、最も勝敗が読みにくいのは増田陸vs比嘉大吾。若さと勢いの増田か、それとも経験と一撃の比嘉か。この一戦は今年の日本ボクシング界を代表する名勝負になる可能性が高い。
