SNS政治広報の制作と拡散はどう違うのか?公開データとネット動画から読み解く広報戦略の謎(事例研究)
政治家の広報活動において、近年もっとも重視されているのが「SNS動画」の活用のようです。
しかし、広報戦略には大きく分けて2つのフェーズが存在します。
1つ目は「動画という素材を作ること(制作)」。
2つ目は「それをいかに多くの人に届けるか(拡散・動員)」です。
公開されている過去の収支報告書等を見ると、高市事務所側が特定の映像制作企業へまとまった広報費を支出していた事実が確認できます。これは主に「制作」のフェーズにあたる活動と考えられます。
一方で、近年話題となった「Japan is back プロジェクト」や関連するネット上の動きについては、提出された秘書の陳述書によると「提案を受けたり、勝手連的な応援の枠組みとして接点があった」といった説明がなされています。
ここで一つの疑問が浮かびます。
自前や通常の委託業者で動画を「制作」することと、SNS上で爆発的な拡散力を生み出す「ネットワーク構造」を作ることの間には、どのような違いや課題があったのでしょうか。
映像の制作ノウハウと、SNSのアルゴリズムや支持層を巻き込んだ拡散ノウハウ。この2つの役割分担や変化の背景について、興味深い考察を行っている動画があります。
▼参考動画(YouTube)
高市陣営の資金疑惑を徹底解説!宗教法人の4000万献金と「ポリラボ」3300万発注の謎
添付の動画内では、過去の支出データや関係者の動きをもとに、当時の広報施策の流れが詳しく解説されています。
公表されている陳述書の内容と照らし合わせながら、政治広報の裏側でどのような構造が存在していたのか、一度チェックしてみると新しい視点が見えてくるかもしれません。
▼参考記事
