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怒りは、二次感情だ。本当の気持ちを見つける話

「ちゃおさんは怒らないでしょ?」とよく言われますが

正直に話しますと…

私、夫に当たってしまうことがあります。

不機嫌になって、ちょっとしたことで刺々しくなって。

でも後から振り返ると、夫は何も悪くないことがほとんど(笑)。

「あ、これ、夫が原因じゃなかった」と気づく。

体調が悪い時。疲れが溜まっている時。ちょっとストレスが重なっている時。——夫の言葉や行動が「トリガー」になっただけで、本当の原因は全然別のところにあるんですよね。

この仕組み、心理学にちゃんと名前がついているんです。

**「怒りは二次感情だ」**という話を、今日はしたいと思います。

怒りは、氷山の一角

よく「怒りは氷山のようなもの」と例えられます。海の上に見えている氷山(怒り)は実は全体のごく一部。海面の下には、もっと巨大な「一次感情」という塊が隠れているんです。

二次感情 = 怒り(爆発、攻撃、不機嫌)
一次感情 = 不安、悲しみ、寂しさ、悔しさ、落胆、心配……

私達が最初に感じる感情を「一次感情」といいます。具体的には「心配・不安・さみしさ・落ち込み・悲しみ・悔しさ・期待・安心・喜び」などの感情のことをいいます。一次感情は早いスピードで二次感情に変わるので、最初に感じた感情は心の奥に押しやられて、自分は怒りしか感じていないと誤解をしている人がとても多いのです。

つまり——怒りは「本当の感情」じゃない。その奥に、本当の気持ちが隠れている。

なぜ「怒り」という形で出てくるのか

一次感情——不安や悲しみや寂しさ——は、本来とても脆くて、傷つきやすい感情です。

それをそのまま出すことは、自分をさらすこと。怖い。だから人は無意識に、その感情を「怒り」という鎧に包んで外に出す。

攻撃的に見える怒りの裏に、実はものすごく繊細な感情が隠れている。

夫に「なんでそんなこと言うの!」と怒る時、その奥に「わかってもらえなくて悲しい」という一次感情が隠れていることがある。子どもの帰りが遅くて怒鳴る時、その奥には「心配で怖かった」という一次感情がある。

一次感情のコップが一杯になっている(精神的に余裕がない)と「怒り」の導火線が短くなります。

コップが溢れた時に、怒りという形で噴き出す。

体調不良が「怒り」のトリガーになる理由

ここで、私が感じてきたことをお伝えしたいんです。

私の観察(あくまで私調べですが)——怒りっぽい人って、こんな状態の時が多い気がする。

  • 便秘が続いている

  • 家が片付いていない

  • 体調がいつも悪い

  • 寝不足

これ、偶然じゃないと思うんです。

体調が悪い時、脳はエネルギーを守るために「防衛モード」に入ります。余裕がない状態になると、些細なことにも過剰に反応しやすくなる。コルチゾール(ストレスホルモン)が高い状態は、感情の調整機能を弱めます。

腸の状態と感情は、腸脳相関でつながっている——先週書いた通り、セロトニンの90%は腸でつくられます。便秘が続くと腸内環境が乱れ、セロトニンが減り、イライラしやすくなる。これは「性格」じゃなくて「体の状態」なんです。

だから、「最近怒りっぽいな」と感じたら——まず体を整えることが、実は一番の解決策だったりする。

でも、体の奥にはもっと深いものがある

ただ、体の状態だけで全部説明できるかというと——そうじゃないこともある。

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