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眉間のシワは口以上に物を言う

気がつけば、眉間に深いシワが二本。
おでこには、うっすら横にシワ三本。

これ、昔マンガで見た「タコ八シワ」だぁ。
……なんて笑っている場合ではない。

いつの間に、こんなものが刻まれたのだろう。

思い当たるのは、子どもたちが小学生の頃。
「勉強しなさい!」
「片付けなさい!」
あの頃、私はしかめっ面で眉間に力を込めていた気がします。

やがて子どもたちは成長し
気づけば、私よりずっと落ち着いた大人になっていました。

――あの頃、あんなにガミガミ言わなくてもよかったのかもしれない。

そう思ったときには、もう遅い。
眉間のシワは、刻まれておりました。

今は穏やかに過ごしているつもりでも、
このシワが、なにやら不満げな雰囲気をかもし出してしまうようなのです。

「なにか苛立ってます?」
「なにか悩みでも?」
「なにか文句ありますか?」
「なにか困ってます?」

そんなふうに思われている気がして。

実のところ、なにも考えていないことのほうが多いのに。

目は口ほどに物を言う、というけれど。
どうやら眉間のシワは、口以上に物を言うらしい。

困ったものです。

目尻の“からすの足跡”なら、まだいい。
年齢を重ねた証のようで、どこか愛らしいんだけどな。

でも、眉間のシワはどうだろう。
正直なところ、愛おしさとは少し遠い。

だからせめて、面白さを感じてみることはできないだろうか。

これは、いつの間にやらできてしまったクセのたまものなのだ、と。

どんな顔で、どんな日々を過ごしてきたのか。
その結果が、ここにくっきり刻まれている。

マッサージを試したこともあります。
今もときどき、思い出したようにやってみるのですが、
このシワはなかなか手強い。

それならいっそ、
「口以上に物を言う眉間のシワ」も、ご愛嬌と思うようにしてみようかな。

そう思えたら、少しだけ気が楽になるように思えてくるから不思議です。

#身体についてのひとりごと

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