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「好き」を大切にすると人生は豊かになる


「好きなものは何ですか?」

そう聞かれたとき、

すぐに答えられますか?

好きな食べ物。

好きな場所。

好きな音楽。

好きな服。

好きな時間。

子どもの頃は、

もっと簡単に答えられた気がします。

「これが好き」

「これがやりたい」

理由なんてなくても、

心が動いたものを素直に選んでいた。

でも大人になるにつれて、

私たちは少しずつ、

「好き」よりも

「ちゃんとしなきゃ」を選ぶようになります。



「好き」よりも、やるべきことを優先していた

毎日の中には、

やらなければならないことがたくさんあります。

仕事。

家事。

買い物。

人との付き合い。

将来のこと。

気づけば、

一日のほとんどが

「やらなければならないこと」で埋まっていく。

そして最後に残った少しの時間まで、

「こんなことしていていいのかな」

と思ってしまう。

好きなことをするには、

時間に余裕ができてから。

お金に余裕ができてから。

やるべきことが全部終わってから。

そう思っていました。

でも、

全部終わる日は、

なかなか来ませんでした。



好きなことは、役に立たなくてもいい

ある日、

ふと思ったんです。

好きなことまで、

「何の役に立つの?」

と考えなくてもいいんじゃないか、と。

好きな音楽を聴いても、

何かが上達するわけではない。

お気に入りのカップでお茶を飲んでも、

人生が劇的に変わるわけではない。

夕焼けを眺めても、

お金が増えるわけでもない。

それでも、

その瞬間、

心が少し嬉しくなる。

それだけで、

十分なんじゃないでしょうか。

私たちはいつの間にか、

何かをする理由を求めすぎているのかもしれません。

でも、

「好きだから」

それも立派な理由です。



人生は、大きな出来事だけでできていない

人生を豊かにするというと、

旅行へ行ったり、

夢を叶えたり、

何か大きなものを手に入れたり。

そんなことを想像していました。

もちろん、

それも素敵です。

でも、

人生のほとんどは、

もっと普通の日でできています。

朝起きて、

仕事をして、

ご飯を食べて、

夜になって眠る。

そんな何でもない一日の中に、

自分の「好き」が少しあるだけで、

景色は変わります。

好きな香りで朝を始める。

お気に入りの服を着る。

帰り道に好きな飲み物を買う。

好きな音楽を聴きながら家事をする。

夜、少しだけ好きなことをする。

たったそれだけでも、

「今日もやることばかりだった」

という一日が、

「今日はちょっといい日だった」

に変わることがあります。



「好き」は、自分を知る手がかりになる

好きなものを選ぶことは、

ただ楽しむことだけではありません。

それは、

「私は、これが好き」

と自分の気持ちを認めることでもあります。

人にどう思われるかではなく、

流行っているかでもなく、

役に立つかでもなく、

自分の心がどう感じるか。

その小さな感覚を大切にしていくと、

少しずつ、

自分が何を心地よいと思うのか、

どんな毎日を送りたいのかが

見えてくる気がします。

人生を自分らしく生きることは、

大きな決断から始まるとは限りません。

「私は、こっちが好き」

そんな小さな選択から

始まるのかもしれません。



好きなものを、後回しにしなくていい

いつか時間ができたら。

いつか余裕ができたら。

いつか人生が落ち着いたら。

そうやって、

自分の楽しみを未来へ送らなくてもいい。

今日の中にも、

小さな「好き」を置いていいんです。

10分でもいい。

一杯のお茶でもいい。

好きな曲を一曲聴くだけでもいい。

人生を楽しむことは、

特別な毎日を手に入れることではなく、

今ある毎日の中に、自分の好きなものを増やしていくこと。

なのかもしれません。



🌙 今日の灯り

今日ひとつだけ、

「好きだから」という理由で

何かを選んでみませんか。

役に立たなくてもいい。

誰かに褒められなくてもいい。

意味なんてなくてもいい。

自分の心が、

ほんの少し嬉しくなるものを選ぶ。

好きなもの。

好きな場所。

好きな時間。

そんな小さな「好き」が増えていくほど、

毎日は少しずつ、

「自分の人生」になっていく。

人生は、

もっと「好き」で満たしていい。

今日という一日の中にも、

あなたの心が喜ぶものを

ひとつ置いてあげてください。🌙

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