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📸vol.144断薬中編【抗うつ剤】を服まない平凡な日々〜我慢発うつ病行き 991

前話

我慢発うつ病行きマガジン
※モラハラ夫編•パワハラ編は別マガジンに収録


10年ぶりにひいた風邪、私にうつされたと逆恨みした修(仮名、長男)と由美(仮名、長女)のコロナ(23日まで休むらしい)のお陰で、我が家にはいつになく緩〜い時間が流れている。
うつ病で休職に追い込まれた当初よりも、確実に怠けるのが上手くなっている。


うつ病診断のときには「やっぱりね」という気持ちと同時に、どこかに「自分の所為で……」という自己嫌悪の気持ちがあった。
風邪やコロナのウイルスに対しては、「だって仕方がないやん」と諦めがつくのに。


ひとりだったら厚着で凌いで、なかなか点けないエアコン。
常に由美がいるから、勿体ないと思わずに使っちゃう。
いつも「リビングに私物を置かないで‼︎」と思っているけれど、「湿度が低いから仕方ないじゃん」と平気で洗濯物を干している。


今までなら「家事が一段落したら次は何をしようか」と考えていたから、隙あらばコロリと横になる由美には冷たい視線を向けていた。
「でもさぁパワーナップも必要よね」と休憩する(できる)ようになった。
どうして今までできなかったんだろう?
こんな簡単なことなのに。
こんなに楽ちんなのに。


一応、私も「病み上がり」。
続け様に修•由美の体調不良。
決して万全ではないはずなのに、自分ではそれほど不調だとは思わない。
何のお陰だか知らないけれど、断薬中の抗うつ剤に手を伸ばしたくなることもない。
ついでながら、秋花粉のシーズンも気づかぬうちに終わっていた。


相変わらず漢方薬を服むときには「これはめまいと吐き気を予防するお薬です」と口に出している、違うけど。
「乾燥を防ぎ顔の皺を伸ばすお薬です」と言うこともあれば、由美も修も側にいなければ「若返って彼氏ができるお薬です」と言ったりもする、絶対に違うけれど。
効き目のほどはご想像通り。


歯科治療の続きに通っているし、ハローワークのセミナーには最前列中央の指定席(ではないけれど)で参加している。
どうせ黒耳号(人力ママちゃり)で出かけるのなら、映えるものはないかと目を凝らしてみる。
マスクをしていても、誰に見られていなくても口角を上げてみたりする。
たまにはフェイスパックでもしちゃおうかなと思ったりもする。


気づいたら、いつの間にか自然とそういう気分になっていた。
こんな気分になる日が戻ってくるなんて、想像することすらできなかった。
凄いな、日にち薬。
やるなぁ、時薬。

ハローワークへの行き帰りに渡る川
密談中の4羽の白いサギ達
向こうに見えるのは滝で有名な○○の山
遅すぎる紅葉🍁
カモ?カルガモ?オシドリ?
こちらの紅葉も遅すぎやしませんか
これは別日に撮影
じーっとしたまま動かない
ペンギンが居るのかと思った
野鳥博士の翆野大地さんが
アオサギとカルガモだと
教えてくださった
ハシビロコウと同じで
餌の魚が近づくまで動かないんですって


ところで、我が家は個人オーナーの小規模賃貸マンション。
オーナーさんから「業者さんが、ベランダの防水工事の下見に行きます」と電話。
入居したときに他の居室は防水工事をしたのに、ウチだけがしてもらえなかった。
当時の管理会社担当者は「入居してからの工事は、荷物が置いてあるから無理」だと断言。
それなら入居前に済ませておいてくれれば良かったのにと思った経緯がある。


下見だというのに工務店からは3人のメンズが訪問、多くね?
ベランダに床置きしているのは、エアコンの室外機(の下のブロック)くらい。
物干しスタンドは、備え付けのと突っ張り式と。
「荷物が少ないので全然問題ないです」だって、マジか。


実は入居時にカクカクシカジカで、と伝えると「オーナーさんは良い人でそんなことは仰らないですけどね?」「私達、実はオーナーさんのご自宅の改装を担当させてもらってるんで、付き合いが長いんですよ」ですって。


「管理会社の担当者が『オーナーさんは矢面に立つのが苦手だから僕が一任されている』と仰ったので、そのときはオーナーさんと直にお話ししていないんです」と答えたはいいけれど、お腹の中では「あの野郎めっ‼︎」。


……と思ってしまっては、めまい•嘔気に襲われるのは学習済み。
モヤモヤは怒り、怒りはめまいの原因。
成長したなぁ、私。
偉いなぁ、私。
工務店の方々が誠実そうで良かったわ。
年明けの防水工事を心穏やかに待つわ。

ドイツからやって来たシュトーレン
工務店さんがいらした日に買った
判りにくいけれどレーズン以外に
フルーツもマジパンも沢山入っている
重いと思ったら525g
我が家で食べるのは修と私だけ
クリスマスまでに食べきれそうにない
来年はもっと早く買おう……


母に面会に行く日を12/22(日)と決めた。
コロナ陽性の由美には控えてもらう。
9月に鰻屋さんで10年ぶりに再会したのは、同じ職場にいらしたIさん。
「また鰻屋さんで会いましょう」「行く日が決まったらLINEください」と言われていた。


10月は母の大腿骨頸基部骨折、11月は母の退院後受診で会えなかった。
そして今回は……


いいわねぇ、ご一緒にお出かけしてくださる息子様がいらして。
私は寂しくワタル(友人間のニックネーム、妹)とふたりで(母の年金で)鰻を食らう。
面会の帰りに鰻を食べることを、Xで「様式美」と言ってくださった方がいらした。
この表現をとっても気に入っている。
だって「様式美」って「洗練された手順や形式に存在する美しさ」ですよ。
母のおごりで鰻を食べるのに‼︎
ワタルと私の行いは「タカリ」ではなく「様式美」、美しい……


クリスマス前とお彼岸のお花屋さんには要注意。
激混みだし、手頃なアレンジは「もう売れちゃったんです」。
それでも、クリスマスに歯科受診しか予定がない私の目は幸せ。
クリスマスの雰囲気を味わえるだけで充分に楽しい。

キレッキレのK-POPダンスを見せる
小学生(かな?)
デカ過ぎるバラ
美し過ぎる色のバラ
名前に「マンゴー」が付いているバラ
どこがスプレーバラやねん?
と思うほどデカい
クリスマスらしくポインセチア
クリスマス仕様
毒々しいほどの真紅のガーベラ


母は10月の骨折、救搬、入退院で、かなり意欲•体力が減退し認知症が進行。
「老化もあるし仕方ないよね」と思っていたけれど、食欲旺盛、意欲が戻り疎通も良好。


私達の訪問を大歓迎し、帰りはニコニコと「また来てね〜」と言う母。
何故だか今回は「私ひとりだけ置いて帰るの?」「どうしてひとりでいないといけないの?」。
あらまぁ珍しい、一体どうしちゃったんだろう?
何のスイッチが入っちゃったんだろう?


それでも置いて帰っちゃうもんね。
薄情?そうかもね。
でもね、そんな母をお任せしても「絶対に安心、絶対に大丈夫‼︎」って思えるホームだし職員さん達なんだもんね。


様式美を追求する為に鰻を食し、スタバでお喋りに興じる。
帰りのバスでは、ワイパーがフロントガラスをゆっくりと往復していた。
降りたら地面はしっとりと濡れていた。
見上げると、雲間に星々が煌めいていた。
ふふふふふ、私は嵐を呼ばない女なんだよ。


12月はとっくに終盤。
どうやら抗うつ剤のお世話にならないまま、年が越せそうな予感。
いつか睡眠薬を手放せる日も訪れるといいなと思っている。    (12/22)

手前のケーキがとっても美味しかった
カリカリザクザクが楽しい





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