読み切り恋愛短編集【れれこい】特集 850
全20話+1話&スピンオフ⤵️
特集
れれ子「いっわさっきさ〜ん♡
こんにちは、お待たせしました」
岩崎「お、れれ子さん、いらっしゃい、お待ちしてましたよ。
今日はお知らせがあるんですけど、それより先に注文してきましょうか?
桃が出てますよ」
れれ子「フラ、フラ、フラ……?」
岩崎「そうそう、フラペチーノです。
新しいドーナツもありましたよ。
ちょっと待っててくださいね」
「何だかね、ナイフとフォークも付けてくれました」

れれ子「ナイフ‼︎
あれですね、一石二鳥一心同体共同作業ケーキ入刀‼︎」
岩崎「それでですね……」
れれ子「無視しましたか?」
岩崎「実は良いお知らせがあるんですよ」
れれ子「それは照れ隠しですか?」
岩崎「特集をやります」
れれ子「岩崎さんってばぁ……」
岩崎「僕もれれ子さんとは伊達に付き合ってないですからね」
れれ子「付き合ってるって……?
やっぱり付き合ってたんですね、私達。
申し込まれてないから、てっきり……」
岩崎「れれ子さん?
作家さんと編集者なんだから、お付き合いがあるに決まってるじゃないですか」
れれ子「それだけ……?」
岩崎「それでですね」
れれ子「岩崎さん、手馴れてきてる……」
岩崎「『クローバー通信』の11月号でれれ子さんの特集をします」
れれ子「遂に公表しちゃうんですね、私達のこと」
岩崎「『れれこい』を書いてるのはこんな人なんですよと紹介して、今まで以上に親しみを持ってもらいます」
れれ子「岩崎さん、聞いてくれてます?」
岩崎「れれ子さんのことを知ってもらうチャンスなんです。
特集では『れれこい』を1ページに拡大します。
れれ子さんにはいつも通りに恋バナを書いていただきます。
カットを多めにするか、お嫌でなければ写真を載せてもいいと思います。
もっとも、カメラマンは編集部員にやらせますけどね。
目玉はれれ子さんへのインタビューか、100の質問なんてどうかなと思ってるんですよ」
れれ子「岩崎さん、そんなに私のことを……」
岩崎「僕、これでも『れれこい』の担当編集者なんですよ」
れれ子「私だけの……」
岩崎「れれ子さん?」
れれ子「岩崎さんの為なら何でも答えます‼︎
あんなことでもこんなことでも喋ります。
岩崎さんになら何を訊かれても平気ですから。
何なら私の全てを知ってもらいたいと思ってるくらいなんです。
どうぞ、訊いてください。
岩崎さん、私の何から知りたいですか?」
岩崎「れれ子さん?」
れれ子「遠慮なんかなさらないでください‼︎
好きなタイプですか?
それともスリーサイ……」

岩崎「ちょ、ちょ、れれ子さん。
知りたいのは僕ではなくてですね、読者だと思うんですよ」
れれ子「い、岩崎さんは知りたくないんですか、私のこと?くすん……」
岩崎「れれ子ちゃ……れれ子さん、誤解ですよ。
泣かないでください。
ああ、困っちゃうなぁ
今は特集の話をしていてですね……」
れれ子「誤解……?
じゃあ、じゃあ、岩崎さんは私のことを知りたくないわけじゃないんですね」
岩崎「え、ええ、まぁ、どちらかと言うと知りたい……というか何というか……」

れれ子「どうぞ訊いてください。
れれ子ちゃんは岩崎さんになら何でも答えちゃいますからね‼︎」
岩崎「フラ、フラ、フラ……」
れれ子「フラペチーノ」
岩崎「そうそう、それそれ。
溶けてしまわないうちに飲んで一旦クールダウンしましょう」
れれ子「あら、私はいつも冷静ですよ。
熱くなってるのは岩崎さんの方じゃないですか。
で、岩崎さんは私の何から知りたいですか?」
岩崎「まいったなぁ……」

#れれ子は自由だ #果たしてこれが小説といえるのだろうか #続くかもしれないし続かないかもしれない #期待しないでください
#コニシ木の子 様 #なんのはなしですか

66日ライラン 40日目
#ヤス_ウエダヤスシ 様⤵️
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