お勧めしたいカクヨムコン作品! その1
この年末年始はずーっとカクヨムコンに入り浸っており、色んな作品を読んだり書いたりしております。その引きこもりのような生活の中、ふと思いました。
こんな面白い作品、無料で読めてしまって良いのだろうか?
こんな面白いのに、なんでこんなに読まれていないのだろう?
カクヨムで作品が「埋もれる」という現象は、調べるといくらでも出てきます。面白ければ必ず読まれるというわけではない。プロが書いても埋もれることがある、と。
web小説のプラットフォームとしてそれで良いのか?という議論はさておき、面白い作品を推して、多くの方に読んで頂きたい、この作品はもっと読まれるべきだ!って思いがとても強くなっております。
・・・なので、私なんぞにどこまで発信力があるかわかりませんが、推したい作品を紹介させて頂こうと思います。
お勧めその1:『終焉の探偵』 カクナ ノゾム様
以下のようなあらすじのお話です。
東京で暮らす女子高生・虚木真弓は、世界が溶けていく夢を繰り返し幻視していた。街も人も輪郭を失い、赤黒い肉の塊となってひとつに融け合い、劫火の果てに消える終焉の光景――
ある日、真弓の前に黒いコートと鎖を身にまとう謎の男が現れる。
男は自らを「探偵」と名乗り、こう告げる。
「世界は終焉を迎えようとしている。ぼくはそれをもたらすものを追っている」
同じ頃、東京では不可解な人体融解事件が続発する。溶けた人々の残骸は赤黒く脈打ち、都市は少しずつ胎内のような変質を始めていた。
現代の東京を舞台に、終焉の探偵の物語が幕を開ける。
とても魅力的な作品でして、ずっと追わせて頂いています。僭越ながら、以下のようなお勧めレビューも書かせていただきました。
カクヨムのジャンル定義によると、ミステリーとは「謎の提示とその解決をテーマとした小説作品」だという。
だとすれば、本作は紛れもない「ミステリー」作品であろう。
本作は所謂"本格ミステリー"の体をなしていない。魅力的なキャラクターたち。軽快なアクションとコメディ。一方で随所に見え隠れする、背筋がゾワゾワするような不穏な気配。様々な魅力が渾然一体となって、読者を鷲掴みにして離さない。
それでもやはり、本作は「ミステリー」だ。冒頭で提示される、悍ましい終焉のイメージ。それを追う、謎めいた探偵。その他のキャラクターも、ミステリアスな背景を持つ者ばかり。
終焉とは何か? 探偵とは何者なのか? あの人は敵か、味方か?
読み進めるうちに、次々と謎が提示されるのだ。軽快な文体のあちこちに謎が散りばめられ、その答えが知りたくて仕方がなくなる。
本作の謎について答えが提示される「解決編」が、遠くない将来に始まるのだろう。
その答えを早く知りたい一方で、ずっとこの謎に浸り、味わっていたい気もする。
もし気になったら、読んでみて頂ければ幸いです。
他にも推したい作品はいっぱいあるので、ご紹介させて頂こうと思います!
あ、最後に一応私の作品も載せておきますね。こちらも良かったらお読み下さい。
