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◆ホルムズ海峡は放置で戦争終結を図るトランプ氏「あとは勝手にやってくれ」◆

(MCレポート260401-a)

 「イランの体制転換は容易だ」とネタニヤフ・イスラエル首相におそらくそそのかされて対イラン軍事作戦を開始したとみられるトランプ米大統領が、この戦争が泥沼化するリスクを強く感じ、いわば「足抜け」したがっていることが、3月31日の米紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)による報道から、強く印象付けられました。
 この問題についてコメントします。

イランの国旗(日本の外務省ホームページから)

自らが引き起こした戦争から、早く抜け出したいトランプ氏

 WSJの記事(日本語版)「トランプ氏、ホルムズ海峡封鎖でも軍事作戦終了の意向」の最初の部分は、以下の通り。
 「ドナルド・トランプ米大統領は側近らに対し、ホルムズ海峡の大部分が封鎖されたままでも、イランに対する米軍の軍事作戦を終了させる意向を示した。複数の政権当局者が明らかにした。イランがホルムズ海峡を掌握し続ける可能性が高く、再開に向けた複雑な作戦は当面先延ばしされる可能性がある」
 「トランプ氏と側近らはここ数日間、ホルムズ海峡を強制的に再開させる作戦を分析したが、想定する4~6週間という期間を超え、戦争が長引くと判断した。同氏はイランの海軍と弾道ミサイル戦力を弱体化させる主要目標を達成した上で、現在の敵対行為を終息させ、イラン政府に対して外交的圧力をかけて自由な貿易を再開させるべきだと考えている」

 そして、トランプ政権の高官らは、イランに対する外交的圧力でホルムズ海峡の開放を受け入れさせることができない場合には、欧州やペルシャ湾岸の同盟国に圧力をかけて、同海峡の再開に向けた交渉を主導させる考えも示していると、WSJは伝えた。

 2月28日の開戦から、すでに4週間以上が経過した。トランプ大統領が言及していた最大6週間の最終日を米軍事作戦展開のリミットとするなら、4月11日になる。

 トランプ大統領はその後、米紙ニューヨークポストに対し、「われわれが撤退すれば(ホルムズ)海峡は自動的に開くだろう」「私はイランを壊滅させた。彼らにはもはや力は残っていない」「海峡を利用している国々に開通させればよい。石油をコントロールしている者は海峡の開放に向けて喜んで動くはずだ」と述べた。

対イラン15項目のうち「ホルムズ海峡の開放」は棚上げ?

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