なかったことにしなかった私と、心の自由
久しぶりの大噴火
会社で、久しぶりに心が大噴火しました。
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社内の人が「自分の持ち物がなくなった」と困っていました。
私も関わる内容だったので、話を聞きながら対応していたら、
同僚のおじさんが、的外れな返答をして話をややこしくしてしまったのです。
状況はさらに悪化し、空気がピリピリ。
私はおじさんに代わって話を引き取り、丁寧に説明して、ようやく落ち着いた──はずでした。
その直後、おじさんが言ったんです。
「ちひろさんは関係ないのにね~。怒られてかわいそうに……ごめんなさいね」
え? 私、最初から関係者だったよね?
思わず、「関係ないってどういうこと? 私は関係者だよね」と返しました。
でも、おじさんは同じことを繰り返すだけ。
まるで私を“巻き込まれたかわいそうな人”にして、自分は“気の毒な人に寄り添う優しい立場”を演じているかのよう。
その瞬間、頭の中がぐつぐつと沸騰しました。
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自分の対応ミスは棚に上げて、私の立場を下げて、自分だけを引き上げようとする。
そういう“薄っぺらな演出”を、私は鋭く察知してしまうのです。
はっきり言って、ミエミエなのです。
言い返して、社内で喧嘩になっても、なんなので、
黙って「ふん!」としていましたが、どうにもこうにも怒りは収まらず
咄嗟に、手元のメモをビリビリに破って、くしゃくしゃっ!と丸めて、ゴミ箱に投げ込みました。
ものすごく久しぶりに、自分の中で怒りが火山のように噴き出しました。
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次の日、そのおじさんは機嫌を取るように話しかけてきたけど、仕事中なので相手にしませんでした。
そのおじさんは、その日は早番で夕方には帰っていき、社内では昨日の件が笑い話になりました。
「まったくねぇ、何を言ってるんかね〜」と。
周りの人たちは、私が怒ったことをおかしくないと言ってくれたのでした。
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後になってふと思いました。
私は今回、自分の感情をなかったことにしなかった。
でも、怒りをぶつけたり、相手を傷つけることもしなかった。
そして周りの人たちは、私の感情をちゃんと受け止めてくれた。
そんなの怒って当然だよねって。
1年前の上司だったら、こうはいかなかったと思うのです。
どんなに心をすり減らしても「気にしすぎ」と言われて、私は自分の感情を押し込めることしかできませんでした。
今、こうして感じられる「心の自由」。
それは、静かな幸せなんだと思いました。
これからも「心の自由」を感じていられますように。
