変わりゆくものたちに
主人と息子と三人で
ポピーの花畑を見に行った
ここは、昨年7月にも来たラベンダーの丘
その時に、春には「ポピーフェスタ」があることを知った
それ以来、私の心の中に
「春になったらポピーフェスタ」と言う言葉が
しっかりとロックオンされていた
なだらかな丘に広がるポピーの花畑
風に揺られて
まるでフワフワと笑ってるみたい

こんなにたくさんのお花に出会えたのは
久しぶりで
嬉しくて
主人と息子、そっちのけで
写真を撮り続けた


空が近くて、空気が澄んでいる
心もフワフワと軽くなって
まるで羽が生えたみたい
こんなに楽しい時間は久しぶり
好きなことをするって
本当に楽しい
久しぶりだからこそ楽しいのかな
ふと見上げると
ひこうき雲が伸びていた

写真に夢中になっている間
主人は
花を飛び回っている蜜蜂の写真を撮っていた
蜜蜂のことが好きなのだそうだ
息子は
ラベンダーソフトを食べていた
一口食べると
ラベンダーの香りが広がった
小さな一瞬
このひと時に出会えたことは
きっと
小さな奇跡

たぶん私は
おばあさんになっても
頬を紅潮させて
変わりゆくものたちにカメラを向けている


ただ好きなことを
これからも楽しんでいけたらいいな
と思う
誰とも比べない
好きを楽しんだ日
今日は
心に優しい風が吹いた
