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易占で銘柄分析をやっていいものか? ―― 投資家のための「卜占」実験記録:第1回

はじめまして。本日から、易占(えきせん)を用いた銘柄分析の連載をスタートします。

巷にはチャート分析やファンダメンタルズ分析が溢れていますが、どれほど調査しても、最後は不確実な未来との対峙になります。人知の限界を感じた私は、論理的な投資判断のプロセスに、あえて「易占」を取り入れてみることにしました。

私と易占の距離感

  • 私は、タロット占いよりも、なぜか易占に深い馴染みを感じています。以前、本格的な通信講座を受けようと思ったこともあったのですが、諸々の事情で結局受講には至りませんでした。そのあたりのことについては、連載のネタが尽きた頃に書くかもしれません。

なぜ「易」で銘柄を占うのか

正直なところ、なぜ銘柄分析に易を使おうと思い立ったのか、その明確なきっかけは忘れてしまいました。

ただ、転機となったのはAIアシスタントとの対話です。試しにタロットの展開法をAIに尋ねてみたところ、思いのほか本格的かつ緻密な手法・解釈を提示されました。その時、「手法が確立された『卜占(ぼくせん)』であれば、AIを壁打ち相手にすることで、極めて精度の高い解釈が可能になるのではないか」という確かな手応えを感じたのです。

卜占(ぼくせん)とは? 亀甲や獣骨、あるいは筮竹(ぜいちく)などを用い、偶然現れた象徴から物事の吉凶を判断する占術のこと。生年月日など不変の情報を使う「命占(めいせん)」とは異なり、**「今、この瞬間の変化」**を捉えるのに適しています。ほかには、おみくじ、タロット等々。

「問い」の立て方が、すべてを決める

卜占において最も重要なのは、テクニック以前に「適切な問いを立てること」です。

私の手法では、まずAIに「〇〇について占いたいが、どのような問いを立てるべきか」を相談することから始めます。これは、知恵袋などで見かける「〇〇という卦が出たのですが、どういう意味ですか?」という、結果だけを丸投げする質問とは根本的に異なります。

もちろん、占いを信じない方からすれば「どちらも的外れ」に見えるでしょうが、AIアシスタントによる文脈を精査し、問いから卓越した金融市場等々用いて導き出される解釈は、もはや人間を介した占いを超えています。

この連載の進め方

具体的な記事の構成は、以下のようなステップで行います。

  1. 問いの策定: 冒頭で「何を問うか」を明示します。

  2. 銘柄の提示: AIに銘柄名を伏せて問いを立てた後、具体的な銘柄を伝えます。

  3. AIによる解釈: 銘柄の背景を理解した上での、易の深い解釈を導き出します。

  4. 対話と考察: その回答に対する私の感想や、追加の質問を続けます。

実はこの連載を始める前に、既に数銘柄をこの手法で鑑定してみました。その結果、「生身の人間がまだ到達していない次元の回答」が返ってきたことに、正直驚いています。投資家としてのメタ認知(自分の思考の癖を客観視するプロセス)の一助になれば幸いです。

易経占いの手順

今回私が行う作業の紹介です。
儀式にあまり興味がないのでアプリを使います。
ウエブサイトがあれば、そちらの方が便利でしたが、陰陽の組み合わせである本卦(ほんか)変爻(へんこう)の全て出るものが見つかりませんでした。

  • アプリ:「易占い」ってやつをダウンロードします。(左から1番目)

  • アプリを開いて、「占い」ってところを押す。(左から2番目)

  • 問いを書く(書かなくても占い実行できるが、カレンダーで記録できるため何を問いたかわかるようにすると便利)(左から3番目)

  • 問いを書いた後、火鍋みたいなマークを押す。(左から3番目)

  • 結果が出力される。本卦のふりがなを検索して検索にかかった漢字をコピペする(左から4番目上)。漢字をどこかに残さないのであれば、不要。

  • 老陽・老陰を確認する。図では老陽のみ。(左から4番目上)

  • 老陽・老陰に対応するところが上、二~五、初爻になる。(左から4番目下)

  • 変爻(へんこう)を確認する。(一番右)

それでは、次回の記事から具体的な銘柄分析に入ります。お楽しみに。

注意喚起:
本記事で扱う「易占」は、投資判断の補助として“思考の幅を広げるための一手段”にすぎません。 占断の結果が将来の株価や企業業績を保証するものではなく、特定の投資行動を推奨する意図もありません。この易占は、あくまで私と対象銘柄との動的な相互関係を写し出したものであるので、誰にでも当てはまるものではありません。
株やETFへの投資では、企業の財務状況、競争環境、経営方針、規制リスク、そして市場全体のサイクルなど、多角的な分析が不可欠です。易占はあくまで、論理的な検討では掬いきれない「自分自身の価値観」や「その企業との相性」を見つめ直すための補助線として扱っています。
最終的な投資判断は、読者ご自身の責任と理解に基づいて行ってください。投資は、資産状況やリスク許容度によって適否が大きく異なります。必要に応じて、金融機関や専門家への相談も検討してください。

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