「ウィスキーボトル」制作日記 Day3 | 誤った価値観
どうもサラリーマンAI絵本作家の本郷ジェイピーです。
今日は3ページ目。
セイジの“過去”が明かされる場面です。
あたりまえだった温もり

かつてセイジには家族がいました。
妻と小学生の娘。
休日には三人で公園へ行き、
コンビニで買ったアイスを分け合って食べる。
特別ではないけれど、
たしかにそこにあったやわらかな時間。
笑い声。
小さな手のぬくもり。
他愛のない会話。
それらは、当時のセイジにとって
「いつでも続くもの」だと思っていた日常でした。
変わっていった価値観
けれど次第に、
セイジの中で何かが変わっていきます。
「お金を使うこと」そのものを、
どこかで敵のように感じ始めたのです。
外食は無駄。
旅行は浪費。
プレゼントは不要。
家族が何かを望むたび、
彼の眉はわずかに曇る。
「将来のためだ。今は我慢」
その言葉を何度も何度も繰り返しました。
正しさの裏側
きっとセイジは、
家族を苦しめたかったわけではない。
守りたかった。
不安から遠ざけたかった。
ただ方法を間違えてしまっただけ。
“将来の安心”を優先するあまり
“今の幸せ”を削ってしまった。
次回もお楽しみに。
