「不思議な鏡」制作日記 Day12|鏡の秘密
どうもサラリーマンAI絵本作家の本郷ジェイピーです。
今日は12ページ目。
ユウは少しずつ、
不思議な鏡の秘密に気づき始めます。
■ 鏡の法則

鏡には秘密があった。
それは
いつ見ても同じ景色を映すわけではないということ。
その日の心。
その瞬間の想い。
心の向きによって
映し出される景色は変わっていく。
ユウは何度も鏡を見つめる中で
その小さな法則に気づき始めていた。
■ 心が委縮しているとき
自分を責めている日。
失敗ばかり思い出している日。
「どうせ無理だ」と
心が怖れに包まれている日。
そんなとき鏡に映るのは、
小さく閉ざされた世界だった。
安全だけれど
どこか息苦しい景色。
そこには
挑戦しようとするユウの姿はなかった。
■ 心が開いているとき
誰かの幸せを心から願えた日。
そして
自分にも少しだけ優しくできた日。
そんな日は
鏡の中の景色が少しだけ明るくなる。
昨日よりも少し先へ進んだ未来。
穏やかな笑顔。
安心ではなく
希望に包まれた世界。
鏡は
心の変化をそのまま映していた。
■ 本当に望む未来
そして──
心が大きく動いたとき。
誰かの言葉に救われたとき。
心から感動したとき。
自分を信じてみようと思えたとき。
鏡は
ユウが本当に望んでいる未来を映し出す。
あの講演会の景色も
きっとそうだったのだ。
ユウは静かに思った。
未来は
遠くにあるものではないのかもしれない。
心の向きが変わった瞬間
未来はすぐそばに現れる。
そう考えると
今まで見ていた世界も少し違って見えてきた。
けれど──
その未来へ向かって歩き出す勇気は
まだ持てずにいた。
鏡は未来を映してくれる。
でも
その一歩だけは
ユウ自身が踏み出さなければならなかった。
12ページ目は、
「未来は心が映し出している」という物語の大切なテーマを描いています。
鏡は未来を教えてくれます。
けれど未来を選ぶのは
いつも自分自身です。
次回もお楽しみに。
