「不思議な鏡」制作日記 Day13|再び現れた人
どうもサラリーマンAI絵本作家の本郷ジェイピーです。
今日は13ページ目。
ユウの前に
あの不思議な訪問者が再び姿を現します。
■ 思いがけない再会

ある夕方。
仕事を終えたユウは
静かな部屋で一息ついていた。
そのとき
玄関の扉をノックする音が響く。
扉を開けると
そこには見覚えのある人が立っていた。
あの日
不思議な鏡を渡してくれた人だった。
少し雰囲気が違って見える。
けれど
その穏やかな笑顔は間違いなく同じだった。
■ 鏡は役に立っていますか?
驚いて言葉を失うユウに
その人は静かに微笑んだ。
「鏡は役に立っていますか?」
その問いに
ユウは少し考えてから答える。
「はい。」
その一言には
感謝の気持ちが込められていた。
けれど
そのあとに続く言葉は
胸の奥から自然にあふれ出た。
■ 正直な気持ち
「でも……怖いんです。」
その人は何も言わず
静かに耳を傾けている。
ユウは続けた。
「見えた未来に進みたいのに。」
「あの未来は本当に望んでいた未来でした。」
「でも進もうとすると足が止まるんです。」
自分でも不思議だった。
進みたい。
それなのに動けない。
心は前を向いているのに
身体だけがその場に残ってしまうような感覚だった。
■ 分かっていたように
その人は
ゆっくりとうなずいた。
驚く様子もない。
励ますわけでもない。
まるで
最初からその答えを知っていたかのように。
その穏やかな表情を見ていると
ユウの心も少しずつ落ち着いていく。
その人は静かに椅子へ腰を下ろした。
そして
ユウの目をまっすぐ見つめながら言った。
「では今日は私があなたに質問しましょう。」
その一言で
部屋の空気が少し変わった。
今度はユウが
答えを探す番だった。
13ページ目は、
「再び導き手と出会う瞬間」を描いています。
人生には
答えを教えてくれる人よりも
自分の中にある答えへ導いてくれる人との出会いがあります。
次回もお楽しみに。
