「不思議な鏡」制作日記 Day27|鏡が残したもの
どうもサラリーマンAI絵本作家の本郷ジェイピーです。
今日は27ページ目。
物語はいよいよ最後の答えへ近づいていきます。
■ 古い箱を開く

その日。
ユウは久しぶりに
真実の鏡が入った古い箱を開いた。
長い間手に取ることはなかった。
けれど大切に保管し続けていた。
そっと鏡を取り出し静かにのぞき込む。
銀色の光が穏やかに揺れている。
そこにはもう未来は映らない。
不安も。
迷いも。
希望さえも映らない。
ただ静かな光だけがそこにあった。
まるで「もう私の役目は終わりましたよ」
そう伝えているようだった。
■ 不思議な夢
その夜。
ユウは夢を見た。
あの不思議な人が静かに立っていた。
初めて鏡を受け取った日と同じように。
どこか懐かしく感じる笑顔だった。
穏やかな声で尋ねた。
「鏡は役に立ちましたか?」
ユウは迷うことなく笑顔で答えた。
「はい。人生が変わりました。」
その答えを聞くと
その人は静かにうなずいた。
そして優しく微笑みながら言った。
「鏡は何もしていません。
あなたが自分を信じただけです。」
■ 本当の魔法
その言葉を聞いた瞬間
ユウは胸の奥が温かくなるのを感じた。
そうだった。
鏡は未来を与えたわけではない。
勇気を授けたわけでもない。
人生を変えたわけでもない。
鏡はただ
ユウの心の中にあった可能性を映していただけだった。
未来へ歩き出したのは
いつだってユウ自身だった。
■ 信じる力
夢から覚めても
その言葉は心の中に残っていた。
「あなたが自分を信じただけです。」
その一言は
この物語のすべてを包み込む答えだった。
鏡の力ではない。
誰かの力でもない。
本当の力は
最初から自分の中にあったのだ。
27ページ目は、
「人生を変える力は、自分の中にある」という、この物語の核心を描いています。
鏡は魔法の道具ではありませんでした。
自分を信じる勇気を思い出すための
小さなきっかけだったのです。
次回、いよいよ最終ページです。
