シークレットウインドウ公開以前に憧れたモデルたち

ジョニーデップ氏がシークレットウインドウでアーネルを顔に乗せる前後では眼鏡の世界的な波は大きく動いたイメージですが
実はそれ以前、国内での動きを回想すると実はレトロシェイプを仕掛けようとする動きは各所で見られていました。

金子眼鏡の職人シリーズ、ロイドのセルロイドシリーズなど00年代前半から起きていた想い出があります。

ロイドのセルロイドシリーズはもちろん購入しましたし
泰八郎謹製、佐々木與市謹製など思い出深いです。

泰八郎謹製のT-104は当時品切れが多く初めて手にしレンズを入れていただき完成した時の感動は今でも忘れられません。
縦幅は今見るとかなり狭い感じですが、当時はレトロに向いていた方々の心を掴んだであろう銘品だったと思います。

白山のテンダーロインとのコラボレーションも忘れられません。
IN THE WIND   
 T-JERRY
こちらはシークレットウインドウ公開以降ですが、購入したものです。

あのころは白山でもメイフェアは永久欠番のような扱いとなっていたと思います。

当時復刻された江口寿史氏のコミックにメイフェアを購入した日記漫画があり、そこにはすごいテンションでワクワクで購入したものの
当時のメガネは縦幅狭めが主流だったこともあるせいか、でかすぎてあえなくお蔵入りとなったとの内容でした。
他にも501xxを買った話で、加工物に関しての氏の意見が面白可笑しく書かれていたものです。

話が逸れてしまいましたが、とにかく、スタートは80年代を向いていたところからスタートしたレトロアイウエアの遍歴は
無意識に50年代も向いていたようで、それがシークレットウインドウ公開により、自分の中であるターニングポイントになったともいえそうです。

シークレットウインドウ公開でアーネルを知りそこから始まった方も多くいらっしゃるとおもいます。
自分は少し数年早かったせいで、爆発的に高騰するギリギリのタイミングでヴィンテージのアーネルに触れることができたのは
とても幸福なことだったと思います。

アーネルの復刻が乱立し始めるのはもう少し数年後でしたが、まさかこんなに続くものになるとは全く思いませんでした。
せいぜい好事家によるマニアックな世界で静かに終わるものと思っていたのですが、現状を見るとすっかり怪物のようになってしまったと
過ぎしあの頃を懐かしく思います。

もしアーネルが高価な復刻ではなく、安価な、タイメックスのキャンパーやレギュラー501のような
基本的に品切れの心配をせず同じものがずっと安価に手に入る形で復刻されていたら、現状のアーネルを取り巻く感じも少し変わっていて
真の意味での定番になったかもしれないなど思ったりもします。
犬の散歩のおばさんから、お子さんまでフツーにそのへんで目にするような、そんなタートアイウエアの未来もあったかもしれないと
復刻の中古ですら当時のヴィンテージと同じ値段になってしまったことに、これは始まりなのか

それとも

という感じでなかなか先が読みにくいアイウエアトレンドです。

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