素敵な印象を抱くアイウエアをかけている著名人で思いつく何人か
あからさまにお洒落だな というより
素敵だな
という印象を抱くほうが芯がある方のような気がします。
初めて買った眼鏡特集の雑誌の中に山田五郎氏が自身のアイウエアを何本か並べているインタビュー記事があるのですが、多感な時期にあれらを見て
潔いほどシンプルで 終わりのない追及が
結果的に深みを生むのだろうと素敵と感じたものです。
00年代初頭であっても並べられているのはいずれもセル、メタルの
ウェリントン、ラウンドでした。
あのころの若者の感覚からすれば、かなり年配の愛用する非常にトラッドな印象を受けるもののみしか並べられていなかったったのです。
その後メディアで氏を拝見することが多々ありますが
必ずあの手のフレームで大きく印象が変わることはありません。
山田さんは大人なんだと改めて感じさせられます。
有名なところで所ジョージ氏
どんなにこってりウェリントンやまんまるラウンドが
トレンドに回帰しようが
やや横に長いシャープなウェリントンをレンズカラー違いなどいくつかかけ替えているものの
大きく印象が変わることはありません
一時期メタルのオーバルになったことがあるのですが(今もごくたまに見るかもしれません)
あれがさりげなくてすごくかっこよかったです。
全然大げさじゃなくて、さらっとしてて、ちゃんとかっこいい。
たまたま今日はこれつけてきたんだよくらいのノリに見えるのが最高です。
いくらこってりウェリントンやまん丸ラウンドがトレンドで過熱しようと
ちゃんとご自身の骨格に似合う形を顔に乗せられているのは見事の一言です。
ベースはあくまで伝統的なアメリカンシェイプですが、形状はちゃんと顔に合うデザインのものを選択しているのが本当に素敵です。
氏は50年代などのアメリカンカルチャーなど十分熟知していて
わかりすぎるほどもう絶対わかっていて
でもそこでコスプレにはならずちゃんと自分に合う形状
サイズをつけているのは、とても素敵です。
所さんは大人なんだと感じる見本の一つに感じます。
イラストレーターの安西水丸さんなど
村上春樹氏との共著や独特のイラストで有名ですが
水丸氏のファッションもそうですが
眼鏡もだいたいブラックのウェリントンで大きくイメージが変わることがありませんでした。
やはりキーワードは大人であることな気がします。
さんざんこだわったものの、だいたいこのへんに落ち着いているといった感じで、とはいえ追及はゆるやかにやめていない感じ。
このかんじは、定年になってから始めては遅すぎて出せない雰囲気だと思います。
所さんに似ていると感じるのが
みうらじゅん氏のアイウエアです。
氏のボブデュランビジュアルなサングラスはいつもだいたい横に長い
縦幅のないシェイプを選んでいます。
普通ならもっとコスプレよろしく縦幅のあるものをいくひとが多い中
氏のアイウエア姿はどこかさりげなくイメージはしっかり固定されます。
氏も80年代、お茶を濁すようにテクノカットにするしかなかったりデカいボストンも経験しているはずなのでいまさらいきっておおげさなサイズのボストンやウェリントンに無理していくこともない感じなのかもしれませんが
そこがまた大人という感じで素敵です。
よく最近、といっても少し前くらいから
売り出し中のような若手タレントの方ないしは
アイドル系統の方など
いかにもスタイリストに当日にさせられたような
クラシック系がトレンドだからというように
こってりシェイプのウェリントンやひょうきんなメタルラウンドなどを
無理やりかけさせられた感じで
カラーレンズ入れて
はい一丁上がり
のような感じのコーディネートを頻繁に目にするようになりました。
広告やCMでもまったく同じようなものを見ることが多くなりました。
夫婦が出ているCMや広告もお父さんは大体決まって気が弱そうに設定されており、判で押したようなラウンドやボストンが顔に鎮座している画を
毎日のように目にします。
先にここに挙げた方々は判で押したようなインスタントなようなアイウエア者とは格が違う円熟を感じます。
ほかにももっともっと素敵なアイウエアな著名人の方はたくさん見つかる気もしますので気が向いた際にまた書いてみたいと思っています。
