はじめてのお金
私にとっての”はじめてのお金”。
「セカンドキャリアの第一歩になった1000円」です。
それまで、社会人として仕事をして毎月決まった金額を給与として受け取っていました。
もちろん金額は社会人時代の方が圧倒的に多い。
それでも、私にとってこの1000円は金額以上に価値のあるものなのです。
昔の話
今から、振り返ること7年前。
社会人として仕事をしていた私は、長女を出産するタイミングで9年間務めた会社を退職しました。
ちょうど旦那の転職が決まり転居することになったタイミングでもあったので、私のキャリアは一度ここで終了することになったのです。
その後、私は無事に長女を出産。
田舎から大都会に引っ越し、慣れない育児に翻弄されながらも専業主婦として過ごしていました。
セカンドキャリアどうする?
私が自身のセカンドキャリアについて考え始めたのは、娘が1歳になった頃でした。
もともと働くことが好きだったので、いつかは復職したいと考えていたのです。
まだまだ手がかかる娘に時間をかけながら、ある程度自分のペースでできる仕事。
当時の私の理想の働き方はこれでした。
そして選んだのが「Webライター」。
娘がお昼寝している時間や家事の合間にできる仕事…ということで在宅で作業可能なWebライターをすることにしたのです。
とは言っても前職はWebライターとは全く無関係の職種。
果たして自分にライター業が務まるのかという不安がありました。
とは言っても、やってみなけりゃ始まらない。
本来私は「石橋を叩いて渡る」タイプの人間なのですが、このあたりのマインドは母親になって変わった部分なのかもしれません。
「やりたいならやってみなよ」
そう言ってチャレンジを後押ししてくれた主人にも、感謝です。
案件をうけるまで
「Webライターとして仕事をしたい」
決意は固まったものの、ここからは全て手探り状態で進めることになりました。
実際にクライアントからお仕事をいただくまでにやったことはこんな感じ。
クラウドワークスに登録
プロフィールの充実
案件への応募
テストライティング
箇条書きにするとたった4行だけど、慣れない作業で時間はかかるし案件に応募しても返事が来れば良いほう。
スルーされることもたくさんありました。
(やっぱり未経験でいきなり応募するのは無謀なのかな…)
不安に思いながらも、案件に応募し続けること1カ月。
私は、記念すべき最初のクライアントであるEさんと出会ったのです。
Eさんが募集している案件に応募し、テストライティングの依頼をいただきました。
私が応募した案件は「エンタメ関係の記事5本で1000円」というもの。
テストライティングもエンタメ関係のテーマでした。
とても興味がある分野だったので「絶対にやりたい」と思ったんですよね。
それにEさんは初めて交流した時からとても人が良かったんです。
「この人と一緒に働きたい」
そう思ったことを覚えています。
そういった私の気持ちが文章に乗り移ったのかは分かりませんが、テストライティングは無事合格。
初めて契約を結んでライティングすることになったのです。
はじめての案件
Eさんからの初めての依頼「エンタメ関係の記事5本」。
1記事あたりの文字数は1000~2000文字なので、決して多くありません。
それでもWebライターとしてひよっこの私には、丸1日かけてできるかどうかでした。
しかも、家には元気いっぱいの1歳児。
娘が起きている時にパソコンを開くなんて無謀なことはできるはずもなく。
私が作業できるのは、娘のお昼寝の時間と夜眠った後だけでした。
「この文章、変じゃないかな?」
文章ひとつ書くのにとても時間がかかりました。
あーでもない、こーでもない。
パソコンとにらめっこしながらなんとか記事を書きあげる。
正直、文章を書くのがこんなに大変だなんて思っていませんでした。
自分の語彙力のなさにも、文章の構成力のなさも痛感しました。
こうやって、なんとか。
本当になんとか仕上げた5記事。
ドキドキしながら納品して、Eさんに中身を確認してもらう。
Eさんから返信がくるまで、そわそわ、ドキドキ。
修正なしの連絡がきて、報酬の1000円が振り込まれた時。
嬉しいという気持ちと共に、今まで感じたことがないような達成感と、改めてお金を稼ぐことの大変さを感じました。
はじめての1000円
Eさんから振り込まれた1000円は。
私のたくさんの”はじめて”を積み重ねたものです。
はじめてのWebライターとして依頼。
はじめての育児との両立。
こうしてもがきながら手にした1000円は、私にとって唯一無二の1000円となり。
現在はブロガーとして、Webライター時代に得た知識や経験を生かして活動しています。
あの時、Webライターに挑戦しなかったら。
この1000円と出会うこともなく。
今ブロガーとして活動することもなかったかもしれません。
noteも始めず、この文章を書くこともなかったかもしれません。
改めて、自分の過去の全ての行動や経験は今の自分につながっているんだなと感じました。
ここまで長々と私の昔話にお付き合いくださり、ありがとうございます。
最後に、私にこのnoteを書くきっかけを作ってくださったレンタル無職ズボラさん。
今回、このnoteコンテストに参加させていただきました。
素敵な企画をありがとうございました。
