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マッチングアプリで2人目の外人部隊編

数年前、私は師匠(初代特戦群長)に預けられ稽古に励んでいた頃。

ある日師匠から「今日フランス外人部隊にいたやつらと飲み会あるからおいで」と連絡が。
誘われたらホイホイ行く私にしたら、稽古で使用したトレーニングナイフを二本バッグにいれたまま飲み会に参加。

そこには師匠と片目を亡くした恐ろしい強さを持つYさんと、外人部隊上がりが6名ほどいた。

相も変わらず私は飄々と、師匠とYさんの間にぴょこんと座って話してたら、同じ門人が

「はちおちゃん、すごい席に座ってるね」

と言ってきた。のちに彼はナイジェリアで傭兵をやることになる。

「いや、関係ないやろそんなん。私にとって大体の事なんて関係ないんやから」

と返し、「ねー!師匠?」って師匠の顔を見ると非常に気まずそうな顔をしていたのを今でも覚えている。

そして私は飲み会の中で、トレーニングナイフを出し、稽古の話をしたらYさんがいきなり私をディザームしてきたので思わず

「いきなり何するんよ!!!!痛いやろ!!!」

というと

「この俺にそんな口をきくなんて・・」

とYさんは呆然とした。無理もない、彼は米軍などにも格闘指導する程の腕の持ち主であり、彼もまたいろいろな伝説を持っている

のに

こんなポッと出で謎に師匠に気に入られ、挙句に彼に一般的な態度を向けもしない私は異質に見えたそう。彼は始終私に向けて「お前はわからない」と言っていた。

それが数年前の話。

その後、その飲み会にいた外人部隊の人とFBでつながり、展示会などで顔をたまに合わせたりしたことがあった。Nさんとしよう。

Nさんは、あの時の飲み会で唯一まともに見えた外人部隊上がりだった。

彼はメディックとしてアフガニスタンにも行ったそうで、色んな話をしたりするうちに誠実そうだったので人を紹介したりなんかもした。

ここまでがバックグラウンド。

去年、私は自分の事を全く知らない人に会ってみたいと思い所謂マッチングアプリをインストールし友達を探し始めた。

そのアプリでは私のアメリカ時代の彼氏(パイロット)の生徒だった人が飛行教官になって、その教官から教えてもらって免許取った大金持ちの医者とか、また色んな出会いがあるんだけど、今回は外人部隊のお話。

ある日マッチした人のプロフを読んでると、

仕事でアフリカにもいました。フランス語も話せます。今まで職業を当てられた事がないので当ててみてください。

とあった。

なんとなく直観と彼の写真を見て、もしかしてと思い、数回の挨拶をメッセージで交わした後、

「もしかして、コルシカ島ですか?」

とだけ送ると

「なんでわかったんですか!!!???マジで初めて当てられたんですが、何者ですか?」

非常に驚いた返事が返ってきた。

(やっぱり外人部隊か、つか何で私の世界はこうなるの?狭すぎない?)

と思いながら、念のため

「Nさんってご存じですか?」

と聞くと、同期?だったか同隊だったか私がもう忘れてしまったけど、いずれにしても旧知の仲との事だった。

やっぱりこうなるのーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

と当時は頭を抱えた。

それで実際に会ってご飯をすることになるけど、彼も非常にユニークな男だった。

マリ国に対しての支援と称してクラシックスタイルの空挺降下から地上へ侵入したそう。

師匠もそう、特戦もそう、この彼もそう、私の周りはみーんなマジで空から降ってくる奴ばっかだな。

そんなことを思いながら焼きとんをむしゃむしゃ食っていた。

もしかしたら、私の縁も引き寄せ染みたこの人生も、天からの降下物として私という地上に降ってきているのかもしれない。

今これを書きながらそう思った。

だからこそよく思うのは、出会いがないという言葉はまるっきりウソ。

行動すれば指先だけでも世界は変わる。

楽しくしたけりゃ行動しな。

私はいつもそう思う。

そして私がその壮大な実験対象なんだとも

思っている。


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