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スマホ脳の処方箋

スマホ依存が原因不明の体調不良を引き起こす

①スマホは確かに便利だが、負の側面もある。スマホ依存によって、原因不明の体調不良を抱えている人が急増している。このスマホによる健康問題は、日に日に深刻化しており、最近では、スマホを原因とした認知症のような物忘れを発症した、30代~50代の患者さんが急増している。

②スマホによって様々な体調不良が引き起こされているということはなかなか気づきにくく、この現状は世間ではあまり知られてないため、自分の体調不良が、まさかスマホのせいだとは気付かない人が多い。

③現在は、誰も彼もがスマホを活用しているので、スマホ依存による体調不良は誰にでも起こり得る。スマホ=悪とみなすのではなく、スマホの利便性も享受しながら同時にスマホの負の側面を避けるような、正しい付き合い方をする必要がある。

スマホで脳疲労が蓄積し、鬱や認知症になる

①人間関係のストレスによって脳は大きく疲労する。なぜ人間関係が最大のストレス源になるのかと言うと、それは脳の進化が関係している。
 実は、昔の人が命を落とす最大の理由は、人に殺されることだったため人を生かすも殺すも人間次第という記憶が他人の顔色を伺うことに、膨大な脳のエネルギーを使う宿命を負わせた。こういった生物学的な理由から人間関係は脳を疲れさせる主な原因となっている。

②人間関係のストレスなどによって脳が疲れている人は、依存症になりやすい。スマホは使いすぎても誰にも迷惑をかけないし危険性を理解してる人も少ないので、簡単に依存してしまう。スマホ依存では、本人が依存症になっている自覚が乏しく、自覚しないと対策もしないため脳の疲れがどんどん悪化して、脳疲労となる。

③スマホで脳疲労が蓄積し、うつ病や認知症になるリスクが高まる。「スマホ不眠症」「スマホうつ」「スマホ認知症」にならないために、誰もが、スマホと適切に付き合っていく術を身につける必要がある。

スマホ脳から抜け出し、脳疲労を取り除く処方箋

1 「ぼんやりタイム」で、デフォルトモード・ネットワークを起動させる
頭をボーっとさせ、ぼんやりすることで脳を省エネモードに切り替えさせることができ、脳疲労の改善につながる働きをする。
 例えば、仕事の休憩時間に5分間ぼんやりするなど。

2 ネット上の情報と程よい距離感を保つ
脳を疲れさせる原因の一つは、情報過多である。ネット上に形成される情報の海は無限に広がっているため、目の前の情報の海を泳ぎ切ることを諦めてください。私たちが世の中の全ての情報を手に入れるのは無理です。そのため、情報の海で溺れそうになったら必死にもがくのではなく、力を抜いてぼんやりと波に身を任せましょう。そして、自分がコントロールできない情報で悩んだり心配したりしないでください。今自分が持っている悩みは、自分にコントロールできることなのかを考えることが超重要になります。

3 「自然」を感じてセロトニンの分泌を促す
キャンプしたり、近場の公園でぼんやりしたりと、自然に触れ合うことが重要である。

4 動物や植物と触れ合う
動物や植物には脳の疲れを癒す力がある。癒やされた感じが脳の疲れが解消されている証拠になります。ペットを飼うのはハードルが高いと思う人は、ベランダで植物を育てることがおすすめです。

5 街に出てセレンディピティを楽しむこと
セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり予想外のものを発見したりすること。脳は新しい情報が欲しいため、セレンディピティが大好き。
例えば、本をWebサイトで買う人は、購入履歴をデータベースに同じような本が目につきやすいので実際の本屋に行って購入したほうが、セレンディピティの確率が高まり、思わぬ掘り出し物が見つかれば脳が喜びます。

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