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〈地平線の果てに〉


遠くの遠くの地平線の向こうが見たくて
写真を眺めては
音楽を聴いて
そこにいつか辿り着けるんじゃないかと
心を這わせてみる.

その一瞬だけ
心が鳥のように羽ばたいて、白く白く
青白い雲の向こうまで飛んでいく.

ほんの一瞬だけれど.
その一瞬が必要で
何よりもこころが自由になれるの.

青い空と白い雲のように
光線のように身体に突き刺さる程の瞬い
太陽の光に
照らされたときは
私の薄汚れた羽が少しだけ濡れる.
そっと白くなって、まるで葉桜が散るように
静かに最後の一枚残らず散っていったの.


'あっけなく、まるでなかったかのように'
でもね、次の季節が待っているの。



ひとつ心を散らすことが出来たなら。
次は濡れたままの月桃のような
淡いピンクと白色に、
優しさの心を持てるよう
今日を精一杯励みます。


心の奥底に沈む、月桃を抱きしめるように。
甘く清らかな香りが、
心を洗い流してくれたように.
月桃の露に濡れた花弁が、
光を受けてきらめくように.


そう花弁を濡らしたまま揺れる花のように
悲しみを乗り越えた喜びを、
歌えたら幸せなのにね.




おわり.


心が羽ばたく瞬間、遠い地平へ。写真と音楽がくれる自由とは。 #note












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