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【7/28修正】【今月のスポットライト】私の元マスター「壱」さん

先方の都合のより一度削除致しましたが、
色々あって色々になったので、
順番が逆ですが公開しなおします。

せっかくなので情報を一部追加済み。




こんにちは。棗です。

今月から新しい企画である、
「今月のスポットライト」がスタートします。

詳しくはこちらもご覧ください。



せっかく(?)マスターと
主従も終了致しましたので、
プレ企画として
元マスターである、壱さん
スポットライトを当ててみたいと思います。



今月のスポットライト「壱(D)」さん





淳一さんのことを話す前に
少しだけ昔話をしよう。


彼は、私にとって、
ある意味主ではなかった。

こういうと、

もしかしたら彼も傷つく部分も
あるかもしれないし、

昔の私も傷つくのかもしれない。

何故彼は主ではなかったのか。

それは私が心の奥底でもとめていたもの。

一種の救いやタスクや
天国への道に続く未来の誘導や
狂おしいほどの快楽。

それはある意味、
元パートナー改良バージョンのようなもので。

私は多分心の奥底で、それを求めていた。
だって疲れていたから。
だってもう戻れないからと思ったから。

だって誰も助けてなんてくれないから。



でもある意味、彼は私の主でもあった。

主従を結んでいるから、とか
そんなことではない。

私たちは目的主従だった。
ある意味私は、彼の事を理性で主に選んだのだ。

私を救ってくれることへの
最後の希望のようなものだった。


彼は私のなかで、
日向ぼっこをする縁側みたいな場所だ。

この言葉を作ったのは、
当時彼と関わり始めた頃の私だ。

言い得て妙である。

案外昔の私も悪くはない感性だ。

彼の近くにいる時間は
とても幸せであり、そして苦しくもあった。

-----

彼の話をしよう。

彼は何か特徴的なものがあるかと言われると
特に変わったところはない。

それはじゃあ、
ただの普通の人なのか?

と聞かれると
そんなことはない、と答えるだろう。

私が知っている彼の人生は
ほんの一握りであるが、

彼の事を一言で語るならば
「愛に生きるお人好し」だろうか。

いやはたまた、もしかすると、
一番ラベルを求めていた人なのかもしれない。


ドミナント、という役割は
とても複雑であり面倒なものだ。

ここでいうドミナントは、
いわゆる一般的なものや棗語録のものとも
違う意味だと捉えて欲しい。

ドミナントと言っているだけで、
そこには別の言葉が沢山入る。

例えばお人好し。

そして責任感、そして人に価値を与えたいというエゴを含めた存在意義のようなもの、
俺なんてと思う劣等感、今までの沢山の後悔や失敗、そして愛されなかった記憶と、その倍以上立ち上がってきた努力の時間だ。

彼は、私が今まで出会った誰よりも
情熱的で器が大きく、そして愛に溢れていた。

いや正確には
その愛のほぼ全てを私に注いでくれた人だ。


一方で、

時には自分が生み出せる以上の愛を
人に与えてしまうような人だった。

私はそれが時にもどかしく、
そして何度もその優しさに助けられた。


----

彼は、家にある
可愛らしい置物のようなものだ。

時々ふと目に入る。

やあ、今日も元気かい?と
話しかける日もあれば

何見てんだよ!と
八つ当たりする日もある。

彼はいつも、同じ場所に座っている。

時々私の目を盗んで
勝手に動く時はある。

でも私が見ている時は
常にそこに座っている。

そして、
時々エラーが起きて勝手に怒り出す。

なんとなく埃が溜まり
汚らしいような気もする。

故障したかな?
雑に扱ったもんなぁ。


そんな風に思いつつも、
なんだか捨てることはできない。

でも時々
隅に追いやってみる。

だって埃で汚れているんだもん。

掃除でもしてやりゃいいのだけど、
私は掃除が苦手だ。

置物は私が目を離している隙に
自分で自分の身体を綺麗にする。

綺麗になった置物を見て、
私は「あら綺麗ね」とまた定位置に置く。

気がついたら
時々めそめそ泣いてるように見える。

何泣いてるんだい。
また私は彼を抱きしめる。

そうして機嫌を取るように
置物を鞄の奥に入れ、
一緒に新しい旅路へと向かっていく。



----------

彼は私にとって、
常に持っているもの、だ。

それは時に一等地の場所もあれば
資料で埋もれた紙の山の上もあれば
他の置物と同じところもある(だが贅沢なこいつは時々それを嫌がる。可哀想なので座布団ぐらいは置いてやる)

彼は私のことを
「背中合わせ」だという。

私は彼の言葉が分からないふりをする。


彼は私との来世のことを語る。

私は彼の言葉を
ニコニコと聞いている。

-------


彼はきっとそのうち、

置物やお守りや
色んな約束ではなく、

いつか彼自身に戻れる日が来るだろう。

そうなる日までの道のりを
共に歩く探索者でありたいものだ。



補足。

私たちは常に追いかけっこをしている。

いったりきたり。
立場だって上になったり下になったり。

なんだっていいんだ。
楽しければそれで。


あなたに送る曲




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公開記事では書ききれなかった思考の断片や、少し踏み込んだ本音を置いています。 考えすぎる私がつくる、…

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