見出し画像

ようこそ、棗という名のレストランへ。

私のこの場所は
ゆうなれば変わったフレンチレストラン。

現在のオーナーは私、棗。
新米オーナーなので、時々不手際ありますが
ご容赦いただきますようお願いいたします。


私のお店の料理は
コース料理のみとなっております。


お子様はご遠慮ください。
刺激が強すぎるものがございます。


言葉が違う方もお気軽にお越しください。

雨宿りが終われば、
傘ぐらいは念のためお貸しします。

年齢制限はございません。
老若男女だれでもどうぞ。

ドレスコードはございます。
汚い手や口でのご来店はご遠慮ください。

恥や威厳や世間の目のような
不必要なものは入り口にてお預けください。


怒っている人には、
適当な料理でおもてなしさせていただきます。

何故ならば人は怒る時、
料理を楽しむ事はできないからです。

しかし、怒る時は
大体お腹が空いているからです。

食べてみて美味しければ
ぜひまた気分がいい時に
再度お越しください。

迷惑料を頂戴できれば
次回もお料理をご提供します。


呪いや傷や影で、
目の前がうまく見えないかたは
ゆっくり椅子に座って
落ち着くまでいてください。


うちの料理は特別製。
その分出てくるのに時間がかかりますので。


隠しボタンが沢山あります。
押してみたらどうなるか……それはその人次第です。

案内人のレセプションは
既に待機しております。

案内所の説明は
あなたが読みたいところだけ
読んでいただいて結構です。

マニュアルをみるのではなく、
料理を感じ取りましょう。

店内にはオーナーの私が揃えた
数々の宝物を展示しております。

見るのは結構ですが
決して触らないように。

オーナーがものすごい顔で
近づいてきますからご注意を。


料理長はいません。

現在席があいております。
しかし前料理長のレシピはあります。
ご安心を。

料理長がいない代わりに、
スーシェフは数人取り揃えております。

どの人もオーナーの私が選んだ
特別な人たちです。

味のクオリティにバラツキはありますが
それも「うつろぎをたのしむ」侘び寂びと
お思いくださいませ。


ホールスタッフで働く
ウェイターやウェイトレスは
私の家族であるメンバーシップより。

少し私のことが好きすぎる人も何名か。

よければ話しかけてあげてくださいね。


⭐︎


さて、少しだけ
このお店のことについて
ご説明させていただきました。

お分かりいただけた方も
いただけなかった方もいらっしゃるかと。

当店はどなたでも歓迎いたします。
しかしどこまで奥の部屋に進めるかは、
あなた次第であります。

隠し部屋を一人黙々と探すもよし。
出てきた料理を食べて感想を言うもよし。
時には談笑しているオーナーに話しかけるもよし。

この場所をどう使うかは
あなたの自由です。

人ならぬものはいれません。
しかし、人になりたい妖怪は
いつでも大歓迎です。


今を楽しみましょう。
今は今しかないのだから。

いいなと思ったら応援しよう!

棗 ご無理無い範囲でお願いします。貰ったものは還元できるよう尽くします。でも本当に嬉しいのはコメントです。^^

この記事が参加している募集