10年続けたスマホゲームをやめた。そして1ヶ月でFP3級を取得した話
10年続けたスマホゲームをやめた。
きっかけは、26年の新年イベント。
新キャラが出なかった夜だった。
惰性で続けていて、
何となくスキマ時間を使っていた。
新年イベントに向けて、
ガチャアイテムを貯め込んでいた。
画面を何度もタップして、
結果を待つ。
しかし、何度も回しても新キャラは出なかった。
その瞬間、思っていたよりも
深く落ち込んでいる自分に気づいた。
「なんでこんなことで、こんな気持ちになるんだろう」と。
次の日、ふと考えた。
いっそ、やめてしまおうか。
少しだけ迷って、
えいや、という気持ちでアンインストールした。
そのゲームは、気づけば10年続けていた。
通勤の合間、寝る前、少し手が空いたとき。
ここ数年は特別に楽しいわけでもないのに、
なんとなく開いていた。
ログインして、イベントをこなして、
スタミナを消費する。
それが、いつの間にか「やること」になっていた。
今思うと、惰性だったとしか言えない。
確かなのは、毎日少しずつ時間を使っていたということだった。
1日あたり、約30分〜1時間。
ゲームや情報収集で、そのくらい使っていた。
その時間を、別のことに使ってみようと思った。
選んだのは、FP3級
理由は単純で、身近なお金のことを
ちゃんと知りたかったから。
年金も、保険も、税金も。
ずっと払い続けているのに、
仕組みをほとんど知らない。
それが、どこかに引っかかっていた。
FP3級は難しすぎず、
でも生活に近い。
ちょうどいい距離感だった。
そして、ただ勉強するより、
何か形に残るほうがやる気になる。
勉強に使ったのは、
テキスト2冊と過去問アプリだけ。
書店で手に取って、
いちばん読みやすかったものを選んだ。
ゲームを消した跡地に、
過去問アプリをひとつ入れる。
やることはシンプルだった。
最初の2週間でテキストを1周。
理解できなくても、とりあえず最後まで読む。
3週目は過去問。
間違えたところだけ、テキストに戻る。
最後の1週間で、直近の過去問を時間を測って解く。
スマホゲーム時間を勉強時間に
1日あたり、約30分〜1時間。
ゲームに使っていた時間と、ほぼ同じだった。
ゲームをやめて最初の数日は、少し変な感じがした。
しかし、思っていたより、あっさりしていた。
惰性で続けていたゲームは、そんなものなのだ。
FP3級は試験範囲が広く感じたけれど、
深さはそこまで求められない。
1ヶ月、きちんと向き合えば届く範囲だった。
何より身近なお金について、
驚くほど知らなかったことを痛感した。
やればできる
試験当日、思っていたよりも落ち着いていた。
解答が終わって画面に点数が出る。
どうやら合格点は超えたようだ。
やってみると何だかあっけなかった気がする。
ただ、確実にお金の知識について
整理された感覚が残った。
年金。保険。税金。
なんとなく払っていたものの輪郭が、
少しだけ見えるようになった。
スマホゲーム10年分の後悔は、特にない。
あの時間も、そのときの自分には
必要だったのだと思う。
ただ、時間は使いようであることも事実だ。
積み上がるものが変わるということ。
スマホゲームをしていた1時間と、勉強した1時間。
どちらが良い悪いではないけれど、
あとから手元に残るものは、少し違っていた。
やめることは、失うことではなかった
やめるというのは、何かを失うことだと思っていた。
でも実際は、
別の何かが入る余白をつくることだった。
きっかけは、新キャラが出なかった、あの夜。
たいしたことのない出来事かもしれない。
それでも、あの夜がなければ、
この1ヶ月はなかったと思う。
大きく変わったわけではない。
ただ、少しだけ。
時間の使い方が、変わった。
それだけで、充分だった。
さぁ、次は2級に向かおう。
🌟あとがき🌟
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
いま感じていることを大切にしながら、記事にしたいと思います。またここで、お会いできたら嬉しいです。
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おわり
