見出し画像

【おはなし】日本むかし話 #3つのお題に空想のひらめきを

企画の『日本むかし話』に挑戦です。
(とりあえず2話のみ…)
※ChatGPTの画像を使用させてもらいました。
        ***

『おひさまと 白い猫』

白い猫が、おひさまを見て言いました。

「おひさま!ボク、おひさまみたいになりたいニャ」

あたたかくて、まぶしくて。

いつもニコニコ笑ってる。

みんなのことも見つめてる。

「そんな猫に、なりたいニャ」


おひさまが、白い猫に言いました。

「もちろんなれます!でも、あなたはあなたのままでいい」

野山を走って、木に登り。

小川で魚とにらめっこ。

時にお花の匂いをかいで、昼寝して。

たくさんの人に愛されて。

みんなの癒しになる、あなた。

「思えているなら大丈夫。今は、あなたのままでいい」


今は白いボクだけど。

おひさまだって白いから。

同じみかん色に染まれる夕方が、今日はなんだか待ち遠しい。


『海を しらない カメ』

むかしむかし……

カメカメという名前のカメがいた。

昨日は不思議な夢を見た。

それは、見渡すかぎり青い場所で、ざわざわ地面がうごめく土地で。

青色の中に、小さな山や雲が生まれては、流れるように動いて、消えていく。


ーーさて、あれはなんだろう?

小さなカメは、『海』を知らない。

海という言葉もわからない。


なんせ、ここは、山奥にある……川もないような小さな里。


カメカメに海の夢を見せたのは……この里の遠い記憶か。

カメカメの中に継がれた、昔の誰かが見たものか。


無河岸無河岸という里の、小さなカメカメの物語り。

それは、いつかたどり着く……そんな未来の夢かもしれない。

いいなと思ったら応援しよう!