私の人生史上最も長い本を読み終えました😂
ここ数ヶ月で書いた記事の中でちょくちょく言及してた↑の洋書を本日ようやく読み終わりました。2月の上旬に買って現在は5月の上旬なので、雑に考えて読み切るのに3ヶ月くらいかかった計算です。といっても、途中に2ヶ月くらい中断が入り、3ヶ月丸ごと使ったわけではないのですが。
さて、この本はページ数が859ページあって私が今まで読んできた洋書の中でもぶっちぎりで長いです。その上、小説です。私は日本語では小説をほとんど読まないのですが、英語では割と楽しめることに気づいて最近は結構英語の小説を読んでいます。
そんなわけで、日本語ではあんまり読まないジャンルのメチャクチャ長い本を英語で読み切ったという達成感があるのですが、ここで私はあることに思い至ります。
アレ?そもそもワイ日本語ですら900ページ近い本なんて読んだことなくね^p^???
私がこれまでの人生で読んできた日本語で書かれた本の冊数は1000や2000は超えていると思われますが、その中に850ページとかそんなデカイ本があったかと問われると、99.9%くらいの確率でないものと思われます。
これまでに読んできた本の中で今ポンと思い出せた比較的長いものは↑の本なのですが、ページ数を見ると520ページしかありません。他に長い本を読んでいたとしても、これより何百ページも多いということはちょっと考えられません。そんなに長かったら日本語でも読み切るのにかなりの時間がかかりますから、確実に覚えているものと思われます。
そんなわけで、自分でも気づかぬうちに「自分の人生の中で一番長い本を読了した」という予期せぬ新記録を打ち立ててしまいました😂
Up Countryについて
小説なのでただでさえ多彩な表現が出てくる上に、ジョークや皮肉、軍事関連の隠語やスラングに性的な表現から差別用語まで飛び交う中々歯応えのある本でしたが、全然分かんなくて困るみたいなことはほぼなく、終始楽しく読めました。私の受動語彙はまぁまぁな数になっているのではなかろうか。
ベトナムが舞台の物語だったので、ベトナム語はもちろん旧宗主国の言語だったフランス語とか何故か微妙にスペイン語まで結構な頻度で登場するという語学ヲタク的には大変美味しい仕様でもありました😂
Mangez merdeとかいう新しいフランス語表現も一発で覚えました!!! え、意味?知らないほうがいいと思います(白目)
She said something to him in Vietnamese, which is not usually something he wants to hear.
He replied sharply in Vietnamese, and I reminded everyone, "Speak English."
Colonel Mang said to me in good colloquial English, "Shut your fucking mouth."
The situation called for diplomacy, so in French, the international language of diplomacy, I said to him, "Mangez merde."
It took him a second to realize I'd told him to eat shit.
全体で860ページくらいあったのは既に述べたとおりなのですが、後半の400ページくらいはここ4日くらいで一気に読み切ったので、前半部分を何ヶ月もかけてかなりダラダラ読んでたことになります。私が小説を読む場合、後半の物語が結末に向かって動いていくあたりになると集中力が物凄く上がって、前半とは比較にならない速さで読み終わるという変な癖があります😂
背景知識の重要性
今回このやたら長い小説を読むにあたって、非常に重要だったと思われるのが背景知識です。
先程も書いた通り、この小説はベトナム戦争で従軍したアメリカの退役軍人が主役で、舞台はベトナムです。というかベトナムに関するものでなかったら、私はこんな長い本買わなかったと思われます
私は過去にベトナムに三ヶ月間滞在した関係上、ベトナム語もそこそこやり込んだし、ベトナムの歴史や地理、ベトナム戦争に関することなどに関しても色々本を読んだりしてきました。おかげでこの本に登場する地名や人名などのベトナム的要素は最早馴染みの顔みたいなもので、何の抵抗もありませんでした。
アメリカに関しても種々の本を読んだのはもちろん、刑事モノのアメリカドラマを見てたり、戦争映画を見たり、CIAの工作員のドラマを見てたりとかなり内容に馴染みがあったのでこれまた割とすんなり入り込めました。
また、現在某所で行われている戦争の状況を毎日解説しているYoutuberの動画をずっと見ているうちに知らぬ間に覚えていた大量の軍事用語もかなり役立ちました。耳で聞いたことしかなくて綴りを知らなかった用語をこの本で初めて文字として認識したりとか中々面白い体験もできました。(reconnaissanceとか発音から綴り編み出すの無理やろ😇)
何語で本を読むにせよ、その内容に関する前提知識を持っていることも重要です。外国語を学ぶ際は自分にとって興味や必要性がある分野でさっさと実用してしまえと私は常々主張しているのですが、この前提知識に関する話もその根拠となります。自分がある程度知識を持っている分野で外国語をインプットすることで、前提となる文脈を媒介にして多くの語彙や文構造などを関連付けて覚えることができます。文法や単語を参考書でバラバラに覚えるよりそっちの方が定着させるのが簡単なのです。
というより何年も文法や単語だけを延々と勉強し続けるというのは、その間に実践を通して外国語能力と同時に身につけられたはずの様々な知識や経験を放棄しているという点でむしろ損失ではないかと個人的には思っております。
これがベトナムを舞台にした元米兵の話ではなく、アルジェリアを舞台にした元フランス兵の話だったら、私の脳みそが物語についていくのに今回の数倍のエネルギーと時間を要したと思われます。
本文中に出てきた英語表現
何故かは知りませんが、本書の550ページ以降に出てきた表現のうち面白いと思ったものをいくつかノートに記録してきたので、それらをまとめてこの記事の締めにしたいと思います😂
なお、ほとんどの表現は文脈から理解したもので正確な意味を調べたわけではないので、分類が間違っている可能性があります。
軍事に関する表現
reconnaissance
citadel
cauldron
タバコに関する表現
inhale secondhand smoke
exhale a stream of smoke
flip his ash in the ashtray
政治に関する表現
persona non grata
Veep(多分俗語)
a diplomatic laissez-passer
その他の単熟語
joss stick
altar
gargling
bipolar disorder
subpoena
whack
vault
面白かった表現
composedシリーズ
He remained composed.
She looked composed.
The guy got wise to us.
He butted in.
私の中の小学生男子が何故かメモった(真似しちゃいけない)系😂
I'm pissed off at you.
You're lying, double-dealing, devious son of a bitch.
新しく認識した文法
I needed to tie my shoelaces, which I did.
関係代名詞whichが受けるのって別に名詞じゃなくてもいいらしいということに昨日気づきました😂
しかしよくよく思い返してみれば、少し前に見た刑事ドラマ「Instinct」で冒頭で毎回出てくるセリフでも
That's when the New York Police Department reached out to me to help catch him, which I did.
って言ってましたね😇・・・
意味は普通に分かるから文法規則としては全く認識してませんでした。
応用してみた↓😂
I had to read a very long book, which I did.
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