【松本うつわ旅】クラフトフェアまつもと&松本民藝館・中町通りをめぐる2日間
こんにちは!
うつわライターのChiakiです。

今回は、松本うつわ旅と題し、クラフトフェアまつもとと
松本の観光名所である、中町通りと松本民藝館をめぐる2日間の旅のレポートをお届けします。
うつわ好きはもちろん、民藝など手仕事の品物や、工芸品が好きな方、
古い街並みなどをめぐるので、歴史に興味がある方にも楽しめるコースになっています。
行った順番通りに紹介するので、
いつかの旅の参考にお読みいただければ嬉しいです!
松本は想像以上に「うつわのまち」でした!
中町通りと松本民藝館で国内外のうつわに出会う1日
今回の旅の目的は、うつわ関連の出展が多い「クラフトフェアまつもと」と、松本民藝館などうつわ関連の施設やお店をめぐること。
ただ、クラフトフェア開催日の天気予報は何度見ても雨…。
もしかしたら、大雨で楽しめないかも…と思い、
日帰りではなく、晴れ予報が出ていた、前日の金曜日に松本を観光し、
うつわ名所を2日間ゆっくりとめぐることにしたのです。
以下、実際にめぐって順にレポートしますね!
「中町通り」はうつわストリート?
民藝からアンティークまでさまざまなうつわに出会えます

まず、松本駅に到着して訪れたのは、「中町通り」。
以前、松本城へ行った帰りに訪れ、また訪れたいと思っていた場所です。
中町通りの魅力は、蔵造りの建物が続く街並みの美しさはもちろん、
うつわなど手仕事を扱うお店が充実していること。
また、どのお店も内装や品ぞろえにこだわりがあり、
うつわ好きなら近所に欲しいと思ってしまう素敵な商店街なのです。
私がおすすめするお店を紹介しますね。
中道通りのおすすめショップ
ちきりや工芸店

松本民藝館を創設した、丸山太郎さんが始めたお店。
そのため、小鹿田焼や砥部焼、琉球ガラスなど民藝のうつわが充実しており、
うつわ好きならテンションが上がること間違いなし!
また、けん玉などの郷土玩具やアジアの布製品まで、幅広く手仕事の品々が並び、とても落ち着く空間です。
私のお気に入りポイントは、グラスが陳列された窓沿いの壁。
日の光を通してカラフルに光る様が美しく、数年前と変わらぬ光景にほっとしました。
松本民芸家具・中央民芸ショールーム

松本民芸家具のショールームでは、
国内外の手工芸品と一緒にうつわも販売。
和洋折衷の重厚なデザインの松本民芸家具と
手仕事の陶器やグラスの相性は抜群で、家具以外も見ごたえがあります。

私が訪れた際は、手しごとの企画展中で、
瀬戸本業焼のうつわを使ったコーディネート展示が行われていました。
季節ごとにさまざまな企画展を開催しているので、近所なら何度でも行きたいお店です。
陶片木 (とうへんぼく)

うつわの品ぞろえが豊富な工芸店。
古い商家を改装した店内は、古家具を活用したディスプレイが魅力。

シンプルでデザイン性もあるうつわは、使いやすそうなものばかり。
また、猫の置物もたくさんあり、猫好きとしては見ているだけで楽しい空間でした。
鳥乃子(とりのこ)

陶器やガラス、木製、漆器など、幅広いジャンルのうつわがそろうお店。
運営しているのは、斉藤漆芸。
木製品や漆器の多くは、店主の齊藤寛達さんが作っているそう。
シンプルですが、デザインに品があり、
ふだん使いからハレの日まで幅広いシーンで使いやすい商品が多いです。
木のまな板など、機能的で美しい調理道具等も販売。
また、ギャラリーを併設しており、作家さんの個展なども開催しています。
グレインノート

机や椅子など家具のほか、木製のうつわや雑貨を販売。
うつわでは、木目を生かしたお皿やマグカップ、カトラリーなど
手になじむ使いやすそうな商品が並んでいます。
比較的リーズナブルなので、お土産にも良さそうです。
https://grain-note.weebly.com/
松本民藝館で民藝に浸るひととき~国内外のていねいな手仕事品に魅了されます

以前から行ってみたいと思っていた松本民藝館。
松本駅よりバスで約15分の住宅街に突如現れる長屋門。
うっそうとした庭の奥にある土蔵造りの建物は、まるでタイムスリップしたかのよう。
かごや壺、郷土玩具など、名もなき職人による国内外の手仕事の品々が陳列。
うつわでは、やちむん、小鹿田焼、モロッコのガラスなどが展示され、
素朴であたたかみのあるうつわはどれも使いやすそう!

松本民藝館の特徴は、説明文が最小限なこと。
難しいこと抜きで、純粋にいいなと思ったものを自分のペースでゆっくり見て回れるのがいいですね。
展示に使われている箪笥なども素敵!館内は天井が高くとても落ち着く空間。
2階の窓からは、北アルプスの山並みが見え、
説明用のビデオなどを見ながら、すっかりくつろいでしまいました。
クラフトフェアまつもとへ!ここだけのユニークなうつわを探しに

クラフトフェアまつもととは?
毎年5月の下旬に、松本市の「あがたの森公園」で開催されるクラフトフェアです。
出展者は、2025年は約260。
ジャンルはアクセサリーや陶磁など幅広く、選考委員会による審査を通過した方々なので、
クオリティの高い手仕事に出会えます。
なかでも「陶磁」のカテゴリーの出展者が多いのが特徴。
ガラスや金工、木工の作家さんを含めると、うつわ関連の作家さんが半数以上を占めるため、
ずっと行きたいと思っていました。
また、同時期には、会場近くのイオンモール松本前で「クラフトスクエア」、さらに松本市内では「工芸の五月」というイベントを5月中開催しています。
あわせてめぐることで、たくさんの手仕事の品々を見ることができますよ。
【イベント概要】
日時:2025年5月24日(土) - 25日(日) 10:00 ~ 17:00 (2日目は16時まで)
場所:松本市 あがたの森公園
住所:松本市県3丁目2102番15
公式サイト:https://craftsfair.matsumoto-crafts.com/
同時期開催イベント:
・クラフトスクエアhttps://matsumoto-crafts.com/craftssquare-info/
・工芸の五月 https://matsumoto-crafts-month.com/
クラフトフェアまつもとの回り方のポイント

会場まではどう行くの?松本駅からは徒歩20分!お散歩も楽しんで
クラフトフェアまつもとの会場である「あがたの森公園」は、松本駅より徒歩20分。
松本駅からはバスもありますが、小さめのバスの場合1度では乗れないことも。
また、タクシーを使う方法もありますが、会場付近は午前中から渋滞しています。
そのため、松本駅からは歩くのがおすすめです。
私は、松本駅前のホテルから商店街や神社などを散策しながら向かいました。
あがたの森公園手前にある、「イオンモール松本」でも出展ブースがあるので、少し立ち寄ってから会場に向かいました。
出展場所は当日発表~お目当ての作家さんがいるなら注意して!

クラフトフェアまつもとならではの特徴ですが、出展場所が分かるのが当日の朝。
そのため、どうしても欲しい、見たい!作家さんがいる場合は、総合受付付近の掲示板で出展場所をチェックしましょう。
スマホで撮影しておくと安心ですよ。
会場は公園内・ぐるっと1周するだけで全部回れます

会場は公園、敷地はかなり広いですが、1周することですべてのブースが回れます。
入口でマップをもらって、どのように回ればいいか決めると効率的です。
ちなみに、あがたの森公園はとてもよくできた公園。
池や花壇きちんと整備され、お花を見ながら気持ちよく散策できます。
入口にあるあがたの森文化会館(旧松本高等学校)は重要文化財。
建物が美しいので帰りに見学しました。
食事の場所も決めておこう

飲食店は、松本など長野県に縁のあるお店が多いです。
ただ、焼菓子やパンなど持ち帰りに向いているお店や
アイスやコーヒーなど軽食向きのお店が多く、きちんと食事できるお店は少ないです。
ただ、どのお店も人気なので、並ぶ覚悟で行きましょう。
公園内は芝生のスペースやベンチもあり、食事スペースには困りません。
ちなみに、我が家は、朝食が重めだったので、帰りに市内の古民家カフェで休憩しました。
次に私が回ったお店を一部紹介します。
浜中明子 https://www.instagram.com/hamanakaakiko/

白地に青い釉薬がランダムに流れたような唯一無二のデザインが魅力。
以前、笠間の陶炎祭(ひまつり)で購入し、今回は買い足しのため訪れました。
ご本人とも少しお話ができ、クラフトフェアの醍醐味を味わいました!
陶 芦澤 https://kimobigbrasil.wixsite.com/tour/ashizawatougei

カラフルなスリップウェアにひかれて立ち寄りました。
スリップウェアにしては、少し珍しい?ドッド柄や紅白の色使いが素敵。
食事が楽しくなりそうなうつわは、見ているだけで元気になります。
片瀬有美子 https://katase-yumiko.squarespace.com/

水彩画のような、淡い色づかいが魅力のうつわ。
柄は植物や珊瑚のようにも見え、飾っておきたくなる美しさ。
何を盛り付けるか、想像するだけで楽しくなります。

ホワイト、グレー、ブラックなどシックな色使いが特徴。
私が気になったのは、手前の木瓜型のシルバーのうつわ。
メインディッシュからデザートまで色々使えて便利そうですね!
木の生活道具 MWC.WORKSHOP https://www.mwcworkshop.com/

木と金属の異素材を組み合わせた、スタイリッシュなうつわ。
木目を生かしたナチュラルテイストのうつわは、軽くて丈夫。
ふだん使いにはもちろん、アウトドアに持参するのもいいですね。
クラフトフェア後は、松本の街を満喫しました!

クラフトフェアをひととおり見た後は、駅に戻りながら市内を散策。
途中にある松本市美術館では、インパクトのある草間彌生さんデザインの外観を撮影。
ミュージアムショップにも立ち寄りました。

また、歩き疲れたので、古い商店を改装したカフェ「栞日(しおりび)」へ。
2階はブックカフェになっており、自由に読書することができます。
コーヒーとスコーンをいただき、足を休めました。
さらに、松本市内は「工芸の五月」の最中。
イベントに参加しているギャラリーにいくつか立ち寄り、松本駅へ戻りました。

松本は5月に訪れるのもおすすめ!
クラフトフェアまつもと&松本市内の工芸店でうつわ探しが楽しめました

今回は、初めての松本クラフトフェアに加え、
中町通りを中心に松本市内の工芸品店をたくさんめぐりました。
また、5月中は「工芸の五月」などのイベントを開催しているので、
ギャラリーなどでうつわの企画展などを見ることができます。
つまり、5月に松本を訪れることで、
民藝のうつわから現代作家のうつわまで幅広いジャンルのうつわに出会えるのです。
うつわ好きさんは、季候のいい5月に松本を訪れてみてはいかがでしょう。
クラフトフェアまつもとhttps://craftsfair.matsumoto-crafts.com/
